2018年3月23日(金)〜3月25日(日)にかけて開催された第45回東京モーターサイクルショーでのTERAMOTOブースの模様をレポート。二輪・四輪部門共にクランクケースの内圧コントロールバルブ「T-REV」を開発している寺本自動車商会。今年はこの「T-REV」の他にも、ソロライディングに特化せたサスペンションリンク「EZ-LINK」や、今後製品化
される予定の「EZ-SHIFTER」など、多くの新製品を発表していた。
TRAMOTOのブースでは、巨大模型のT-REVが目立っていた。テラモト・レーシング・エコ・バルブというシステムに、今注目が集まっている。
スタンダードのパーツは、ブローバイガス輩出ホースに取り付けるタイプ。リードバルブ方式の画期的なワンウェイバルブ方式なのである。
ドゥカティ専用のパーツはスタンダードと違い、クランクケースに直接マウントするタイプもあるのだ。役割はスタンダードと同じである。
ハーレーのスポーツスターに取り付けて、具体的な作用を視覚的にもイメージしやすい展示が行われていた。
内蔵するワンウェイバルブの構造も、手に取ってみることができる。繊細なリードバルブ構造で、ハイレスポンス。効果の高い内圧コントロールバルブなのだ。
内部のOリングや、リードバルブのみの交換オーバーホール用キットも販売されている。定期的な消耗パーツ交換が効果を長続きさせるコツなのである。
「EZ-LINK」は、通常のサスペンションリンクから交換することにより、ソロでのライディングに特化したサスペンション特性を得られるパーツ。