皆さんこんにちわ、日刊バイクブロスの石井です。前回更新(7月9日)はつまらない記事ですいませんでした!自分でもつまんないと感じながら書いていたのですが、それもこれも今回のため……、つまらない記事のお陰で石井が県道とか市道とか、人気がない変化球の様な道が好きだとわかってくれたことと思います。(面白かったよ!という方はお世辞が上手い人か、石井と笑いの嗜好が合わない人かもしれませんね)。
さて今回は、準・廃道ネタ。
皆さんは近隣に行きやすい(通いやすい)、お気に入りの峠やワインディングロードってありますか? 石井のお気に入りは山梨県の松姫峠。いい感じに人気がなくて、いい感じにクネクネしていて、とても秘境感溢れる道として大好きだったのですが、怪我で2年以上バイクから離れていた間に峠は通行止めとなっていました。
でっかいトンネルが開通したことで、わざわざ峠を通る必要がなくなったのでしょう。”そういえば以前走った時もトンネル工事をしてたなぁ”なんてこと思い出して感傷に浸っていたら懐かしくなってきてしまい、松姫峠の”今”を見るためにバイクを走らせていました。
青看板には松姫峠の表示が残ったままで、大月方面へは出られないと立て看板が置かれています。ということは峠の麓は通行止めではないわけで、一体どこから通行止めなのだろうと気になってきてしまうワケ。残りの燃料を確認して通行止めのゲートを拝みに出発です。
道中の路面は終始こんな感じ。路面の状態はヒビ等もなく良好なのですが、車通りが減ったからか汚れ気味。苔に覆われている箇所も一部あり、滑らないよう慎重に進みます。
木々をかき分けるように抜けていく峠道。杉林が広がっていて、初めて来た時には「杉姫峠じゃん!」と心の中で突っ込んだのを今でも覚えています。
小菅村側の峠道を走りきると「通行止め」のゲートとやっと対面できました。大月市側の松姫峠は走ることができないようです。
市と村の堺は見晴らしがよく、バス停も設置されています。紅葉のシーズンにはハイカー達で賑わうのでしょうか。
峠の復路ではニホンカモシカに遭遇しました。人があまり立ち寄らなくなった分、代わりに動物たちがよく遊びに来ているのでしょうか。それでは今回はこの辺で、ばいばーい!