【ライターコラム】40代リターンライダー「NSR250R」を買う/その13.5「NSRSRとSRNSRの試乗インプレッション」

掲載日: 2018年11月29日(木) 更新日: 2019年01月16日(水)
この記事は2018年11月29日当時の情報に基づいて制作されています。

先週みなさんに、究極の中型バイク「NSRSR」と「SRNSR」を紹介しました。

開発者の私としてはどちらもかわいい我が子なので優劣をつけられないのですが、試乗した人の多くはSRNSRを高く評価し、NSRSRはかんばしくありませんでした。

みなさんの話を総合するとSRNSRは「低パワーエンジン+豪華なリア足回り」のマッチングがよいそうです。

SRNSRに使ったSRのエンジン。「ザ鉄」なのが人気だったようです。

評価が高かったSRNSRです。

SRの空冷4サイクルSOHC単気筒エンジンは7,000回転で27馬力を発します。トルクは3.0kg-m/6500rpmです。
かなり非力です。

一方、NSRのリア足回りは、販売された1993年当時、世界最高峰のスイングアームだった「プロアーム」です。
SRのエンジンのパワーを受け止めることなど朝飯前です。

またSRNSRを評価する人のなかには「SRは変わったカスタムがたくさん出ているからSRNSRをみてもあまり違和感を持たなかった」という方もいました。

SRは変幻自在。この2台の元のバイクが同じというのはすごい(写真提供:バイクブロス)。

一方のNSRSR(頭がNSR)は、NSRの40馬力のエンジンをSRの古い設計のリアサスで受けているので、「乗り心地が最悪」という人もいました。

評判が悪かったNSRSR。私は嫌いじゃないですけどね。

さて、この2台を市販化させるとき、メーカー名をどうするか悩みました。ホンダとヤマハから技術供与を受けているので、2社をリスペクトした社名にしたいわけです。
そこで2社の名前を足して「ヤマダ」とすることにしました。
したがって2台の正式名称は「ヤマダNSRSR250R」と「ヤマダSRNSR400」となります。

というわけで、これからこの2台を売ってくれる販売店を探したいと思います。
販売先が見つかったらまたこちらで報告しますね。

ホンダNSR250Rの当時のカタログを見る

ヤマハSR400のモデルカタログを見る

(ライター アサオカミツヒサ)

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