先週みなさんに、究極の中型バイク「NSRSR」と「SRNSR」を紹介しました。
開発者の私としてはどちらもかわいい我が子なので優劣をつけられないのですが、試乗した人の多くはSRNSRを高く評価し、NSRSRはかんばしくありませんでした。
みなさんの話を総合するとSRNSRは「低パワーエンジン+豪華なリア足回り」のマッチングがよいそうです。
SRの空冷4サイクルSOHC単気筒エンジンは7,000回転で27馬力を発します。トルクは3.0kg-m/6500rpmです。
かなり非力です。
一方、NSRのリア足回りは、販売された1993年当時、世界最高峰のスイングアームだった「プロアーム」です。
SRのエンジンのパワーを受け止めることなど朝飯前です。
またSRNSRを評価する人のなかには「SRは変わったカスタムがたくさん出ているからSRNSRをみてもあまり違和感を持たなかった」という方もいました。
一方のNSRSR(頭がNSR)は、NSRの40馬力のエンジンをSRの古い設計のリアサスで受けているので、「乗り心地が最悪」という人もいました。
さて、この2台を市販化させるとき、メーカー名をどうするか悩みました。ホンダとヤマハから技術供与を受けているので、2社をリスペクトした社名にしたいわけです。
そこで2社の名前を足して「ヤマダ」とすることにしました。
したがって2台の正式名称は「ヤマダNSRSR250R」と「ヤマダSRNSR400」となります。
というわけで、これからこの2台を売ってくれる販売店を探したいと思います。
販売先が見つかったらまたこちらで報告しますね。