【編集部コラム】少しだけ無理をする

掲載日: 2018年07月26日(木) 更新日: 2018年07月25日(水)
この記事は 2018年7月26日に書かれたもので、内容が古い可能性があります。

──突然ですが、バイクのポジションついて考えてみる。いや、そこはもっと限定的に僕のカスタムハーレーのポジションついて考えてみることにしよう。もしかしたら逆説的にそこからなにか学べるものがあるかもしれないし、少しばかりの教訓のようなものが得られるかもしれない。

バイクのポジションにはかなりこだわった。もちろんマシンのスタイリングやディテイル、そして機能性においてもこだわらなかった点はないというくらい、隅から隅まで作り込んだのだが、とくにポジションについては徹底的にこだわった。ハンドル形状にいたっては、それこそミリ単位で何度も微調整を施し決めていった。

乗り手が加わってこそカスタムマシンは完成する。

僕のこだわりはこの一点に尽きる。バイクと人のバランス。つまりポジションがマシンの完成度を大きく左右するという考えのもとハンドル、シート、ステップ位置などを調整していった。

コンセプトはこうだ。少し無理するくらいのタイトなポジション。この「少し無理をする」というところが極めて重要で、大きく無理をしたポジションではそもそも危険だし、楽なポジションでは緊張感がなくマシンとの一体感も望めない。そこで少し無理をすることで生まれるほどよい緊張感とマシンとの一体感を高めるタイトなポジションを理想に掲げて各部を調整し、今のポジションにいたった。

少しだけ無理をする。これは日々の生活においてもとても重要で、大きな無理では長く続かないし、体を壊してしまうかもしれない。しかし楽をしていては人として成長することなんてできないだろう。自分の可能性を信じ、日々成長していくためには無理をすることも必要だ。しかし少しだけ、少しだけ。

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(バイクブロス編集部 narita)

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