【ドゥカティ】排気量399ccのスクランブラーSixty2を発表

掲載日: 2015年11月17日(火) 更新日: 2015年11月18日(水)
この記事は 2015年11月17日に書かれたもので、内容が古い可能性があります。

リリース = ドゥカティジャパン株式会社

ドゥカティは、空冷L型2気筒2バルブで排気量399ccのスクランブラーSixty2を発表した。車体色は3色あり、いずれもSixty2専用カラーとなっている。ライト回りのLEDなどは既存のスクランブラーと同じものが採用。また、ABSも標準装備となっている。

2015年11月17日現在の情報では、8%税込み価格が89万9,000円。日本導入は2016年2月頃の予定となっている。

Scrambler Sixty2
以下リリースより

Scrambler「Sixty2」: new pop icon

ドゥカティ スクランブラー「Sixty2」は、新しいドゥカティ ブランドのラインナップをただ単に拡張するだけのモデルではありません。「Sixty2」は、取り回しが容易でランニング・コストが低い、比較的小さな排気量のバイクを求めているものの、スクランブラー独自のエモーショナルで楽しい走りを諦めたくないライダーのために開発されました。ドゥカティは、このモデルによって、新しいモーターサイクルのセグメントを開拓します。

「Sixty2」は、あらゆる面で、スクランブラーの本質を体感できるモデルに仕上がっています。このバイクは、スケートボード、ストリート・フード、ポップ・ミュージックといった若者のストリート・カルチャーからインスピレーションを得ています。そのルーツは、1962年(初代ドゥカティ スクランブラーが登場した年)にアメリカで大流行したポップ・アートにまで遡ることができます。このような理由から、史上もっとも「ポピュラー」なスクランブラーは、「ポップ・アイコン」としての役割を担っています。

ドゥカティ スクランブラーであることを強く主張する「Sixty2」は、専用のグラフィックとロゴが装着されたスチール製タンクによって、見る者に新鮮な印象を与えます。「Sixty2」は、3種類の専用カラー(アトミック・タンジェリン、オーシャン・グレイ、シャイニング・ブラック)によって、容易に他のバージョンと識別可能です。

反骨精神、扱い易さ、そしてバイクの楽しさを表現した「Sixty2」は、ドゥカティ スクランブラーと同様に、伝統とモダンなスタイルを完璧に組み合わせ、2つのホイール、幅広いハンドルバー、シンプルなエンジン、限りない楽しみといった、モーターサイクルの本質を追求しています。

ドゥカティ スタイルとクオリティを犠牲にすることなく、よりユーザー・フレンドリーで手頃な価格を実現したドゥカティ スクランブラー「Sixty2」は、トップクラスの素材を使用した現代的なモーターサイクルです。新しいスチール製のスイングアームには、新しくなったティアードロップ型の燃料タンクやフレームに採用されているものと同じ素材が使われています。この高品質素材が、フロント/リアのLEDライトや液晶メーターといった最新世代のコンポーネントと組み合わされています。

ワイドなハンドルバーとロングシートが、快適でリラックスできるライディング・ポジションを提供します。低い重心と独特のブロック・パターンを持つ新しい160/60×17 インチのリア・タイヤが相まって、素晴らしいハンドリングと路面を問わない走る楽しさが実現しています。言うまでもなく、ブレーキにはABSが標準装備されています。

さらに、非常に広範囲なバイクおよびアパレル・アクセサリーが用意されるドゥカティ スクランブラー「Sixty2」は、無限に近いカスタマイズの可能性と自由な「ライフスタイル」の表現をライダーに提供します。

Scrambler Sixty2
Scrambler Sixty2
Scrambler Sixty2

Scrambler Sixty2:
●Colours
1・アトミック・タンジェリン
2・オーシャン・グレイ
3・シャイニング・ブラック
●Features
・専用デザインが施されたティアードロップ型スチール燃料タンク
・専用ロゴ・ステッカー
・トラディショナルな正立フロント・フォーク
・新デザインのフロントフェンダー
・クラシックなデザインのスチール製スイングアーム
・パイプ・レイアウトとブラック・サイレンサー・カバー等、完全に新しくなったエグゾーストシステム
・リアホイール:160/60×17インチ・タイヤ
・丸型ミラー
・ハイマウント・プレート・ホルダー
・デュアル・チャンネルABSを標準装備

Scrambler Sixty2
Scrambler Sixty2
Scrambler Sixty2

Old school is the new school
80年代風のロゴ(スター・アイコン)は、モトクロスやオールドスクールBMX と呼ばれるアメリカン・カルチャーからインスピレーションを得ています。このようなスター・アイコンは、スタイルやパフォーマンスの証であり、最高のオールドスクールBMXライダーに与えられるエンブレムでもありました。4つのスターから構成されるこのロゴは、エンジンの排気量(400cc)を表しています。

このロゴは、単にそのデザインの良さで採用されたのではなく、モーターサイクルのアイデンティティと密接に関係しています。実際、ドゥカティ スクランブラーは、モーターサイクルや自由なスタイルにおける伝統と革新を巧みに融合しています。

ドゥカティ スクランブラー800が、ライディングに現実からの脱却を求めるより大人のライダーをターゲットとしているのに対し、「Sixty2」は、モーターサイクルに憧れるより若いライダーにアピールします。「Sixty2」は、初代ドゥカティ スクランブラーが登場した70年代、80年代、そして90年代に代表される自由なスタイル、ストリート・アート、スケートボード、そしてポップ・カルチャーをイメージしています。事実、BMXという新しいジャンルを切り拓いたカリフォルニアの若者グループは、彼らが憧れるモーターサイクルのヒーローをまねて、20インチの自転車を改造して、まったく新しいクロスオーバー・スポーツを製作したのです。

Scrambler Sixty2

Bart & Betty
「Bart & Betty」の物語は、スケートボード場における若い2人の激しいぶつかり合いによって展開します。Bartは、バイクとスケートボードをこよなく愛しています。彼は、夜明けと共に、ヤシの木に囲まれたオアシスのようなスケートボード場に出かけまることを日課としています。静寂に包まれたこの場所で、涼しい海の風に吹かれながら、新しいトリックの練習に励んでいます。Bartは、ビーチを見下ろす傾斜台の上に立ち、この場所こそがまさに自分の居場所であると感じています。そんな彼の“スケボーと自由”に明け暮れる毎日は、Bettyとの出会いによって一変します。

スケートボード場に訪れるすべての人々を「トリック・ショー」で喜ばせてきた彼は、これまで数週間練習してきたマックツイストを披露しようと決意します。観客の拍手に後押しされ、栄光を勝ち取るために素晴らしい540°ターンを決めようとしたまさにその瞬間、彼の行く手をBMX バイクが横切ったため、彼はそのままパイプの底に転落してゆきます。そのライダーが思いの外美しい女の子であったため、Bart の怒りはすぐに収まります。Betty と名乗ったその女の子は、生意気でウェットに富み、気まずい雰囲気を打開するため、彼に挑戦を挑みます。

スケートボード場のアイドルであることを再確認する絶好のチャンスを得たBart は、それを証明して、彼のドゥカティ スクランブラー「Sixty2」のタンデムシートにBetty を乗せてスケートボード場を後にします。彼は、もっとも幸運なライダーであることも証明したのです。

Scrambler Sixty2
Scrambler Sixty2
Scrambler Sixty2


Premium essential style

「Sixty2」には、数多くのプレミアムな素材が使われています。スクランブラーの考え抜かれたティアードロップ・デザインの燃料タンクは、「Sixty2」バージョンの特徴的なロゴが描かれたデカール付きのサイドパネルによって、バイク本来の楽しさをさらに追求しています。

パラボラ形状のガラスを採用したヘッドライトと、その周りを取り囲むLED ライトガイド(ポジション・ライトとして機能)は、他のスクランブラー バージョンに装備されているものと同じです。ドゥカティ スクランブラー「Sixty2」のデザインは、L型2気筒エンジンの外観をより引き立てるエグゾースト・パイプのレイアウト、丸型ミラー、そして高い位置に設置されたナンバープレート・ホルダーによって強調されています。さらに、マットブラックのサイレンサー・カバーが、新しいスイングアーム・デザインのアクセントとなり、オリジナリティ溢れるタッチが追加されています。

スクランブラーは、フラット・トラック・レースの世界にヒントを得た、クロス・スポーク・デザインのアロイホイールをはじめ、細部に至るまで、考え抜かれてデザインされています。「born free ‐ 1962」と刻まれたフィラーキャップは、70年代に流行したクロージャーシステムに刺激を受けたものです。同様に、ヘッドライトユニット上に設置されたイグニッション・スイッチは、オリジナル スクランブラーのライトスイッチを連想させます。シート下のモールディングも70年代風デザインです。

Instrumentation
ドゥカティ スクランブラー「Sixty2」の丸型シングル・メーターは、ヘッドライトの右上に設置されています。このメーターはフルデジタルですが、タコメーターのレイアウトは、(メーターパネルの下部に配置されていた)70年代のスピードメーターを連想させます。エンジンの回転数が上がってゆくと、時計回り(右から左)に光が点灯してゆきます。ドゥカティ スクランブラーのメーターパネルには、ツイン・トリップメーター、オドメーター、燃料インジケーター、外気温ディスプレイ、メインテナンス警告、時計、リザーブタンク容量、ABS 警告灯なども含まれます。また、油圧警告灯、ハイビーム、ニュートラル、方向指示の各表示灯、イモビライザー、オーバーレブ警告灯なども設置されています。

Controls
ドゥカティ スクランブラー独自のスタイルは、スイッチ類にも見て取ることができます。幅広いハンドルバーには、クラシックなワイヤー式のツイストグリップ・スロットルと、アキシャルポンプ式フロント・ブレーキレバーが装着されます。ドゥカティ スクランブラーのミニマルなスタイルに合わせて、クラッチレバーもケーブル式です。スイッチの特徴は、いまや標準となったドゥカティ独自の「トリガーキャッチ」です。キルスイッチをオンにすると、スターターボタンをカバーするようにスライドします。これは、すべてのドゥカティに搭載されているもので、ハイテクなデザインがスクランブラー独自のスタイルを強調しています。ブラックに塗装されたダイカスト・アルミニウム製のフットレスト・プレートは、シフトペダルとオフロードスタイルのリアブレーキ・ペダルを支えています。

Engine
ドゥカティ スクランブラーには、空冷L型2気筒、2バルブ、399ccのエンジンが搭載されます。スクランブラー アイコンをベースにしたこのエンジンのボア×ストロークは、72mm×49mmです。ドゥカティ スクランブラー用のデスモドゥエ・エンジンは、クラッチやオルタネータカバーにも、機械加工による軽量なアルミニウム製カバーを採用しました。

800ccバージョンと同様、スクランブラー「Sixty2」のL型2気筒エンジンは、50mm径のシングル・スロットルボディを採用し、2本のインジェクターを搭載しました。このソリューションにより、なめらかなパワーデリバリーと、シリンダーに噴射される燃料の精密な制御が実現しています。

Euro4の認証を取得したスクランブラー「Sixty2」のLツインは、バルブ・リセスが機械加工された鋳造ピストンを採用し、クランクシャフトはシングル・ピース・タイプとなっています。アルミカバー・サイレンサー付き2‐in‐1エグゾーストは、ドゥカティ スクランブラー「Sixty2」専用デザインで、エグゾースト・パイプは“ロー・スラング”ルックとなっています。

ドゥカティ スクランブラーのミニマリストなキャラクターに合わせ、ギアボックスは6速でケーブル作動のクラッチが組み合わされています。

ドゥカティ スクランブラー「Sixty2」に搭載される2気筒のデスモドゥエ・エンジンは、全回転域でのスムーズな回転となめらかな加速を優先して設計されました。最高出力は41hp/8,750rpm、最大トルクは34.3Nm/7,750rpmです。シンプルで身近なバイクとして設計された「Sixty2」のメインテナンス間隔は、他のスクランブラーと同様、12,000km毎に設定されています。

Scrambler Sixty2

Desmo delight
ドゥカティ スクランブラーは、モーターサイクルのアイコン的存在ですが、世界にドゥカティの名を知らしめたエンジン・バルブ制御機構であるドゥカティ・デスモもまた同様です。このシステムによって、バルブを開く時とまったく同じように、高い精度で機械的にインテーク/エグゾースト・バルブを閉じることができます。デスモドロミックという名称は、ギリシア語の desmos(接続する)およびdromos(ストローク)を合わせた造語で、構造的には一方向(引上)の動きと反対方向(押下)の動きを別々にコントロールする機構を指します。

デスモドロミックのコンセプト自体は、それほど新しいものではなく、以前もモーターサイクルや自動車のエンジンに活用されてきました。20世紀の初頭には、すでに多様な形で登場しています。1956年、ドゥカティをデスモドロミックの道へと導いたのは、有名なエンジニアのファビオ・タリオーニです。このソリューションを採用した初のドゥカティは、Grand Prix 125と名づけられ、垂直に伸びるシャフトとベベルギヤによって駆動される3 本のオーバーヘッド・カムシャフトを備えていました。それ以来、デスモドロミックの歴史はドゥカティだけのものとなり、1968年にはMark 3 Desmo 350で、このタイミングシステムを市販車に初搭載しました。モーターサイクルの歴史におけるマイルストーンとなったこのモデルは、ドゥカティ スクランブラーに搭載されているユニットを始めとする現行の2 バルブ2 気筒エンジンと同じタイミングシステムを採用していました。このことからも、このコンセプトの素晴らしさが歴史によって証明されていると言えるでしょう。すべてのドゥカティ モデルに搭載されるデスモドロミック・システムは、ドゥカティ コルセが製造するスーパーバイク、およびMotoGPに投入されるデスモセディチにも採用されています。


Chassis

フレーム
ドゥカティ スクランブラーは、ツイン・アッパー・スパーを備えるスチール製トレリスフレームも特徴としています。エレガントなこのフレームは、エンジンを包み込み、シート下まで伸びてドゥカティならではの剛性を提供します。24度のキャスター角と112mmのトレールにより、市街地でもワインディング・ロードでも優れたハンドリングを実現しています。幅の広いハンドルバーにより、都会の雑踏を走り抜けるのも得意です。1,460mmのホイールベースは高速安定性に寄与しています。スクランブラー「Sixty2」は、完全に新設計されたスチール製トレリス・スイングアームを装着しています。

一目でスクランブラーと分かるティアードロップ型のスチール製燃料タンクの容量は、14リットルです。優れたフレーム、傑出したシャシのジオメトリにより、ドゥカティ スクランブラーはより手軽に楽しく、そしてリラックスしたライディングを可能にしています。ユーザー・フレンドリーで俊敏なドゥカティ スクランブラーは、都会のストリートでも郊外の道でも、限りない満足をもたらしてくれることでしょう。

サスペンション
スクランブラー「Sixty2」は、トラディショナルはショーワ製41mm正立・フォークを装着しています(非調整式)。一方で、リア・サスペンションには、スプリング・プリロードを調整可能なカヤバ製モノショックが採用されています。いずれもホイールトラベルは150mmと長く、これによって、ストリートからオフロードまで地形を問わず、タイヤは路面をよくグリップします。ドゥカティ スクランブラーの特徴は、快適性とパフォーマンスを融合したことです。どこを走っていても、ライダーは心ゆくまで思い通りの走りをすることができます。

ホイールとタイヤ
ドゥカティ スクランブラーに標準装備されるのは、フラット・トラック・レースに起源を持つことがひと目でわかる、アルミニウム製10本スポークホイールです。このデザインは、ホイールハブから細いスポークが伸びていた時代へのオマージュです。フロント・ホイールは3.0×18インチ、リアは4.5×17インチで、軽量性を念頭に設計され、ピレリ製の新しいエンデューロタイプ・タイヤであるMT60 RS 110/80 R18をフロントに、160/60 R17をリアに装着します。大胆な太いトレッドパターンを特徴とするこのタイヤは、ドゥカティ スクランブラー専用に開発されたものです。このタイヤにより、スクランブラーは、どのような路面でも傑出した性能を発揮します。

ブレンボ製デュアル・チャンネルABS
ドゥカティ スクランブラーは、内部圧力センサを備えたボッシュ製9.1 MP ABSシステムを組み合わせたブレンボ製ブレーキを採用しています。最大の制動力をミニマルなスタイルで実現するため、フロント・ホイールには320 mm径シングル・ディスクを採用し、2ピストンのフローティング・キャリパーを組み合わせました。リアには、245mm径のディスクと、32mm径ピストンのキャリパーが装着されます。
*リリース本文内の諸元値ならびに装備内容は全てイタリア本国仕様


[ お問い合わせ ]

ドゥカティジャパンお客様窓口
TEL/0120-030-292

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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