ドゥカティの ストリートファイターV4ランボルギーニ・スペチアーレ・クリエンティをベースにしたアート作品「チェンタウロ(Centauro)」がイタリアで公開された。同作品はフィンガーペイントの技法を用いるイタリアのアーティスト、パオロ・トロイロ氏によって制作されたものとなっており、2021年に同氏が制作したランボルギーニ・ウラカンEVOをベースに描いた「ミノタウロ」に続く作品。この作品は「ミノタウロ」とともにボローニャの高級ショッピングモールに展示された。
・63台限定で生産されるリミテッド・エディション、ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ・スペチアーレ・クリエンティをベースにした芸術作品、「チェンタウロ」(Centauro)を、ボローニャの高級ショッピングモール、ガッレリア・カヴェールで開催したイベントで発表
・「チェンタウロ」は、2021年にパオロ・トロイロがランボルギーニ・ウラカンEVOをベースにして製作した「ミノタウロ」(Minotauro)に続く作品
・ダイナミズム、パワー、エモーションを組み合わせた両ブランドの象徴的なデザインが、アートの世界と見事に融合
・「チェンタウロ」は、アートの街ボローニャを紹介するプログラム、「ART CITY Bologna」の一環として初公開され、ランボルギーニ「ミノタウロ」とともに2月5日まで展示、ドゥカティはボローニャで開催される国際的な近現代アートフェア、「アルテ・フィエラ」(Arte Fiera)にも出展
ドゥカティとアウトモビリ・ランボルギーニは、芸術というテーマの下、イタリアのボローニャにある高級ショッピングモール、ガッレリア・カヴェールのエレガントな空間で「Art of Creating Myths」(神話を創造する芸術)と題されたイベントを開催しました。
このイベントでは、イタリアのアーティスト、パオロ・トロイロによって制作された芸術作品、「チェンタウロ」が初公開されました。この作品は、63台限定で生産されるリミテッド・エディション、ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニ・スペチアーレ・クリエンティをベースにしており、2021年にトロイロがランボルギーニ・ウラカンEVOをベースに描いた作品、「ミノタウロ」に続く作品として制作されました。
イタリアの都市、ターラントで1972年に生まれたパオロ・トロイロは、ユニークなフィンガー・ペイントによる非常にリアルなワンオフ作品を生み出しているアーティストです。トロイロは、「チェンタウロ」を制作するにあたり、このフィンガー・ペイントの技法を使用して、ストリートファイターV4ランボルギーニ・スペチアーレ・クリエンティの両サイドに、アクセルを捻った男性の腕を比喩的に表現しています。さらに、残りの部分にも、同様の手法で抽象的な幾何学模様を描きました。この芸術作品は神話の世界と現実世界を組み合わせ、ストリートファイターV4の形状およびボリューム感を最大限に活用しながら、超人的な強さを表現することにより、人間に秘められた力と無限の感覚を見る者に訴えかけます。
今回のイベントの名称となった「Art of Creating Myths」というアイデアは、ディアベル1260ランボルギーニに続く両社のコラボレーションの第2弾として、2022年9月に発表されたドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニとともに誕生しました。
ドゥカティ・ストリートファイターV4ランボルギーニは、スポーティかつエクスクルーシブな魅力を融合し、シトレアグリーンのベースカラーに鮮やかなダックオレンジのカラーを組み合わせたシリアルナンバー付きのリミテッド・エディションで、630台が限定生産されました。
しかし、このプロジェクトでは、さらにユニークで特別なモデルも同時に発表されました。ドゥカティとアウトモビリ・ランボルギーニは、スペチアーレ・クリエンティと呼ばれる、わずか63台限定の非常にエクスクルーシブなモデルも発表しました。このモデルは、ランボルギーニを所有しているお客様限定に販売され、お客様がチェントロスティーレ・ドゥカティ(ドゥカティ・スタイルセンター)のスタッフと直接やり取りすることによって、所有しているランボルギーニと同じカラー、ボディワーク、ホイールなどをストリートファイターV4ランボルギーニに反映させることができます。
この63人のお客様の中に、「ミノタウロ」のオーナーも含まれていました。そのため、このお客様は、ドゥカティ、アウトモビリ・ランボルギーニ、そしてアーティストのトロイロに、「ミノタウロ」と同じコンセプトの芸術作品、「チェンタウロ」の制作を依頼しました。
ドゥカティおよびランボルギーニのゲスト200名が招待された「Art of Creating Myths」イベントには、ドゥカティCEOのクラウディオ・ドメニカーリとアウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファン・ヴィンケルマンも参加しました。彼らは、このイベントの中で、モーターバレーの歴史を刻み続け、数多くのプロジェクトで素晴らしい相乗効果を生み出しているドゥカティとランボルギーニの緊密なコラボレーションを今後も継続することを強調しました。
「チェンタウロ」と「ミノタウロ」は、それぞれのブランドを象徴するデザインで世界的に認められている2つのブランドのパートナーシップから生まれた芸術作品の完璧な例と言えるでしょう。両ブランドのアイコンモデルに、国際的に有名なアーティストの才能が加わることにより、ユニークかつ唯一無二のプロジェクトが誕生し、ダイナミズム、パワー、エモーションを組み合わせたアートの世界との強い絆が創出されました。
2月1日(木)に行われたこのイベントは、「ART CITY Bologna」と呼ばれる地域プログラムに組み込まれ、ドゥカティとアウトモビリ・ランボルギーニの協力により開催されました。さらに、イタリアのボローニャを本拠地とするドゥカティは、ボローニャで開催される国際的な近現代アートフェア、「アルテ・フィエラ」にも出展することを発表しました。
ドゥカティは、このアートフェアで、絵を描くという共通のテーマを通じて複数のギャラリーを結ぶツアー、ペルコルソ(Percorso)をサポートすると同時に、もっとも優秀な作品に与えられるオフィチーナ・アルテ・ドゥカティ賞(Officina Arte Ducati Award)を主催しています。また、「アルテ・フィエラ」の開幕期間中(2月2日~4日)、ドゥカティはホール25と26に、パニガーレを模して製作された大理石の彫刻作品「Fortitudo Mea in Levitate」を展示します。
「チェンタウロ」と「ミノタウロ」は、ガッレリア・カヴェールで、2024年2月5日まで一般公開されます。
ドゥカティの公式YouTubeチャンネルには、「チェンタウロ」誕生のきっかけとなった作品の動画が公開されています。このユニークなモーターサイクルの画像は、ドゥカティ・メディア・ハウスから入手可能です。
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ドゥカティジャパン株式会社(2024年2月5日発行)