2023年8月6日(日)に開催されたMotoGP 第9戦イギリスGPにおいて、アプリリアのファクトリーチームであるアプリリアレーシングのアレイシ・エスパルガロ選手が今期初優勝を飾った。また、同日に決勝レースが行われた第44回 鈴鹿8耐では、NSTKクラスに参戦したチーム TATARA aprilia がクラス3位を獲得。ライダー3人(新庄雅浩選手・和田瑠香選手・サミュエレ・カヴァリエリ選手)が表彰台に立ち、総合でも19位に入る結果となった。
アレイシ選手の見事なテクニックと戦略でレースを制し、オリベイラ選手が4位、ビニャーレス選手が5位、ラウル・フェルナンデス選手が10位でRS-GPの4台全てがトップ10入り
2023年8月6日の決勝レースが行われた第9戦イギリスGPにおいて、アプリリア・レーシングのアレイシ・エスパルガロ選手が今期初優勝を飾り、アプリリアがシーズン前半に何度も示した高いポテンシャルを具体的に証明しました。
金曜日のドライコンディションでは、シルバーストーンでのアプリリアのポテンシャルを垣間見せたアレイシ選手が、好調な走りで日曜日の決勝レースはほぼ完璧なレースを見せました。
スターティンググリッド12番手から 序盤はアグレッシブに動き、安定した速いラップを刻んでトップグループを猛追。ベッツェッキ選手のクラッシュにより、バニャイア選手との一騎打ちの戦いが始まったが、わずかながらの雨が降り始め、細心の注意と冷静な判断が必要な激しい戦いへ。この時点でアレイシ選手は勝利に向けた戦略を実行し、激しくプッシュ。
トップとは僅差でのバトルでは、無駄なリスクを負うことなく、RS-GPの優れたトラクション性能を生かして最終ラップで決定的なオーバーテイクを果たし、1位でチェッカーフラッグを受けました。
アレイシ選手の勝利に加えて、サテライトチームであるRNFチームのミゲール・オリベイラ選手が後方からの驚異の追い上げを見せ、レースの大部分で表彰台争いを繰り広げていた・ビニャーレス選手を抑えて4位でフィニッシュし、同じくRNFチームの ラウル・フェルナンデス選手がトップ10入りを果たすなど、アプリリア全体で高いパフォーマンス性が証明されたレースとなりました。
■アレイシ・エスパルガロ選手
「今日はうまくやれるとすぐに悟ったね。ここではアプリリアに高いトラクション性能があったし、いくつかのコーナーではバニャイアに対してある程度のマージンがあることはわかっていたから、最終ラップまで待つことを選択したんだ。雨で非常に滑りやすい箇所がいくつかあり、ミスをしやすかった。それに、ペッコがタイヤをいたわる走りをしていることに気づいたから、決勝で負けたくないと強く思ったよ。だから今日はとても満足だね。」
同じく2023年8月6日の決勝レースが行われた第44回 鈴鹿8時間耐久レースにおいて、NSTKクラスに参戦したチームTATARA apriliaのRSV4 がクラス3位を獲得。ライダー3人(新庄雅浩選手・和田瑠香選手・サミュエレ・カヴァリエリ選手)が表彰台に立ち、総合でも19位に入る健闘を見せました。
市販車をベースにした車両で行われるレースの中でも、多くのモディファイが許されたEWCクラスとは異なり、市販モデルの性能と密接に関連したNSTKクラスのレース結果は、そのバイクのパフォーマンスを確認することが出来ます。
予選順位は2人のベストライダーの平均タイムに基づいて行われ、和田選手とイタリアのサミュエレ・カヴァリエリ選手が出したタイムが反映された。カヴァリエリ選手はイタリアスーパーバイク選手権の元アプリリアライダーだが、耐久レースは初めての経験の中、クラス4位(全体26位)のグリッドからスタートした3人のライダーは、特に小雨が戦略を狂わせる中、一貫性を重視して8時間のレースに臨んだ。
ピットイン時はライダーが交代するたびに燃料を補給するが、タイヤは 2 スティントごとに交換する戦略を採用が功を奏し、ミスを避け、トラブルフリーで乗り切ったレースは、2位からわずか約18秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、同チーム初参戦での快挙となった。
鈴鹿 8 時間耐久レースのような厳しいレースでの表彰台は注目に値する結果であり、アプリリア RSV4 の卓越した性能をさらに裏付ける結果となりました。スーパーバイクで 7 つの世界タイトルを獲得し、さまざまなカテゴリーで無数のトロフィーを獲得したイタリアを代表するこのスーパースポーツバイクは、いまなおロードレースの歴史に名を刻み続けています。
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