ナップスが行う SDGs 活動「Naps +E」の一環として行われたヘルメットドネーションの寄贈式がカンボジアで行われた。今回の式典ではカンボジアの公共事業運輸省大臣など21名の長官・委員と、在カンボジア日本大使が参列。今回寄贈されたドネーションヘルメット200個はNaps +E のパートナー企業である株式会社ウインズジャパンによるものとなる。
オートバイ用品店の小売・開発を行う株式会社ナップス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:望月 真裕 以下、NAPS)が、「Naps +E」のパートナー企業の皆様と進めてまいりましたSDGs活動の5本の柱の1つである「国際的な支援SDGs」として、2023年2月にMPWT(カンボジア王国 公共事業運輸省)との間で締結されていたヘルメットドネーションに関する覚書に基づき、「Naps +E」パートナーである、ヘルメットメーカー「株式会社ウインズジャパン」(石川県金沢市横川3丁目20)からのドネーションヘルメット200個が5月上旬にカンボジアに到着した事を受けて、2023年6月14日に現地カンボジアにてヘルメット寄贈式典が挙行されましたので、ご報告をさせていただきます。
式典には、カンボジアの公共事業運輸省大臣 Sun Chanthol 様、公共事業運輸省長官 Mean Manavy様、公共事業運輸省副長官 Pen Boran 様、他21名の長官・委員と、日本からは在カンボジア日本大使館の植野 篤志 大使も参列されました。
式典の冒頭に、Sun Chanthol 大臣から「公共事業と交通の分野において、日本政府と民間企業が連携してカンボジアを継続的に支援してくれることに深く感謝している。」と、ご挨拶が行われました。
また、カンボジアにおける深刻な交通事情も言及され、「25年前、カンボジア国内では約20万台であったオートバイは、2023年の今現在では約600万台にまで増加の一途を辿り、交通事故の状況については、1日で平均5人の死者と約10人の負傷者が出ており、それらの死者総数の75%がオートバイに関わる事故が占めており、ヘルメットの未装着や不適切な乗り方が原因になっているのが現状。」
「かかる状況を打開する目的で、2030年には交通事故数の50%削減を目標として、カンボジア政府が今後ともヘルメットの普及に力を入れていく方針である。」との説明も行われました。
NAPSは、「オートバイと共にある持続可能な社会の創造」に向けて、「For sustainable Riders」を理念としたプロジェクトである「Naps +E」を推進する中で、国際的支援SDGsを持続可能な取り組みとするためにも、全国のNAPS店舗にはヘルメットドネーションのための「ヘルメットリサイクル回収BOX」を設置しています。
その結果として、2023年6月25日現在、既に180個のヘルメットが集まっており、カンボジアへのヘルメットドネーション第二弾として、年内発送に向けた準備を鋭意進めております。引き続き、皆さまのご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
■NAPS
・URL/https://naps.co.jp/
■MPWT
・URL/https://www.mpwt.gov.kh/en/home
■ReNet Japan(Cambodia)Co.,Ltd.(現地協力)
・URL/https://corp.renet.jp/business/cambodia.html
■株式会社ウインズジャパン(ヘルメット提供)
・URL/https://www.wins-japan.com/
株式会社ナップス(2023年6月29日発行)