株式会社ストリーモが北九州市による「東田・未来都市プロジェクト」の一部として、電動マイクロモビリティ「Striemo」による実証実験を開始した。今回の実験では北九州市立響灘緑地で働く職員の移動手段として Striemo を運用するという。
職員の敷地内移動手段として業務の効率化・生産性向上へ
ユーザーの「安心感」を第一とした電動マイクロモビリティを開発する株式会社ストリーモ(本社:東京都墨田区、代表取締役:森 庸太朗、以下「当社」)は、2022年度の北九州市「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(事業化支援事業)」(※1)に採択されました。併せて、「東田・未来都市プロジェクト」(※2)に参画し2023年3月7日より北九州市立響灘緑地(グリーンパーク)(以下、グリーンパーク)において、職員の敷地内移動手段としての業務の効率化・生産性向上を検証する実証実験を行います。
グリーンパークは、4万m2の美しい芝生公園を中心に、ひびき動物ワールド、サイクリングコース、熱帯生態園等を持つ北九州市最大の都市公園です。今回の実証では職員の方々のパーク内の移動手段として活用いただきます。
当社は2022年に北九州市の「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(事業化支援事業)」に採択され、さらに「東田・未来都市プロジェクト」に参画し、北九州市からの支援を受けグリーンパークでの実証フィールド及びパーク内での移動の課題を抽出いただきました。Striemoの特徴である、極低速から快適な速度まで安心して走行できることを活かし、業務の効率化・生産性向上に関する効果を測定いたします。
■実証期間/2023年3月3日~6月6日
■実証場所/響灘緑地 グリーンパーク(北九州市若松区大字竹並1006番地)
(※1)「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(事業化支援事業)」/北九州市を拠点に事業成長を目指すスタートアップ企業に対して、最大で2,000万円の補助金交付に加え、産学官が連携して支援を行う事業です。
(※2)「東田・未来都市プロジェクト」/2022年8月に始動し、北九州市におけるデジタル技術を活用した環境・経済・社会の好循環によるSDGsの加速化、脱炭素社会の実現に向けて、八幡東区東田地区を中心に、2030年の未来社会の先行実現を目指すものです。
北九州市立響灘緑地(グリーンパーク)は、「水・緑・そして動物たちとのふれあい」をテーマとした北九州市内最大の公園で、平成26年4月1日より「グリーンパーク活性化共同事業体」が管理・運営しています。リアス式海岸を思わせる複雑な水際線をもつ広大な頓田貯水池を中心に、公園施設であるグリーンパークのほか、山林、原野、海浜など変化に富んだ自然景観が広がっています。
株式会社ストリーモはユーザーの「安心感」を第一に、立乗り三輪電動マイクロモビリティを開発しています。独自のバランスアシストシステムにより歩く速度でも、自転車のような速度でも安心して自分のペースで移動を楽しむことができます。
「静止時でも足をつかずに、極低速から快適な速度まで安心して走行」 – 人がもつ自然な反応を活かした独自の「バランスアシストシステム」により、停止時も自立し、極低速から快適な速度まで転びづらく安定した走行を可能にします。20kgの荷物を乗せた場合でもバランスを保持しての走行が可能です。
「バランス取りも容易」 – 石畳や轍(わだち)、傾斜でも進路や姿勢を乱されにくく、ユーザーは走行時に容易にバランス取ることができるので、快適な走行が楽しめます。「人や他の交通手段との親和性」 – 低速でもふらつきにくく、足をつくことなく停止できるため、車道の走行速度だけでなく、歩行速度での移動でも歩行者・他の車両とも互いに安心して走行できます。
株式会社ストリーモ(2023年3月6日発行)