スズキの MotoGP 撤退によりその去就が話題となっていたジョアン・ミルがHRCとの2年契約に合意した。これによりジョアン・ミルは、2023シーズンよりマルク・マルケスのチームメイトとしてホンダワークスからMotoGPクラスに参戦する事となった。
株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)は、2020年FIM(※1)ロードレース世界選手権MotoGPクラスチャンピオンのジョアン・ミル(Joan Mir)選手(スペイン24歳)と2023年からの2年契約に合意したことを発表しました。
ジョアン・ミル選手は、2016年にFIMロードレース世界選手権Moto3クラスにフル参戦すると、翌2017年は年間10勝をあげて同クラスのチャンピオンを獲得しています。2018年にはMoto2クラスに昇格、続いて2019年に最高峰のMotoGPクラスに昇格すると、その翌年には同クラスでチャンピオンを獲得しています。
ジョアン・ミル選手は、これまでに(※2)グランプリ通算12勝と33回の表彰台を獲得しており、2023年からマルク・マルケス選手のチームメイトとしてワークスチーム(※3)より、ワークスマシンHonda RC213Vで参戦します。
(※1)FIMとは、Federation Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
(※2)2022年 第13戦オーストリアGP終了時点
(※3)ワークスチームとは、マシンを製造しているメーカーが運営しているチーム。HondaではHRCが運営するチーム
本田技研工業株式会社(2022年8月30日発行)