チームカガヤマが鉄フレームのハヤブサで T.O.T に挑む!「鐵隼(テツブサ)応援プロジェクト」がクラファンで始動

掲載日: 2022年04月25日(月) 更新日: 2022年04月25日(月)
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この記事は2022年4月25日当時の情報に基づいて制作されています。

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内外出版社が運営するクラウドファンディングサイトにて「鐵隼(テツブサ)応援プロジェクト」が立ち上げられた。このプロジェクトは、T.O.T(テイストオブツクバ)に挑む加賀山 就臣(かがやま ゆきお)氏率いる「チームカガヤマ」を支援するというもの。

今回チームカガヤマが参戦するクラスは「ハーキュリーズ」となっており、戦える車両は鉄フレームのバイクのみ。同チームはここに鉄フレームに初期型ハヤブサのエンジンを搭載したした車両「鐵隼(テツブサ)」を投入する。応援メニューなど詳細についてはプロジェクトサイトをチェックしよう。

壮大な”悪ふざけ”を皆で楽しみたい!”チームカガヤマ”チャレンジ「鐵隼」応援プロジェクト/鉄フレームのハヤブサでテイストオブツクバ参戦!

株式会社内外出版社(東京・上野:代表取締役社長:清田名人)は、2022年4月22日、二輪市場(内外出版社がお届けする、バイク専門のクラウドファンディングサイト)内にて、「鐵隼応援プロジェクト」を受付開始しました。

全日本選手権をはじめ、ワールドスーパーバイクや鈴鹿8耐などで活躍した名ライダー・加賀山就臣氏が代表を務める「チームカガヤマ」が、鉄フレームのハヤブサ(=鐵隼/テツブサ)を製作し、’22年5月のテイストオブツクバに参戦!! ヤングマシンがその応援プロジェクトを立ち上げました。

■応援プロジェクト詳細
・URL/https://market.young-machine.com/projects/tetsubusa

ハヤブサでレースに出るには…これしかなかった!?

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KATANA 1000R

2013年にはケビン・シュワンツを招聘して鈴鹿8耐で3位入賞し、ここ数年はGSX-Rエンジンの「KATANA 1000R」でテイストオブツクバ(T.O.T)を沸かせるなど、常に何かを仕掛けてモータースポーツファンを沸かせてきた「チームカガヤマ」。そんな彼らが新たなチャレンジをぶち上げた。なんと鉄フレームのハヤブサを製作し、T.O.Tの最速クラス・ハーキュリーズで勝ちに行くのだという!

「KATANA 1000Rで3年間、T.O.Tに参戦してきましたが、’21年秋のレースではキャブレター&リア2本サスという仕様でハーキュリーズに参戦し、コースレコードも出して優勝できました。すごくいいストーリーを作れたと思うし、自分の中でカタナはこれで完結したと感じています。なので、改めて次のステージに行こうと考えたんです」(加賀山氏)

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KATANA 1000R

鉄フレーム車しか参戦できないというユニークな規定で人気を集めるT.O.Tのハーキュリーズだが、参戦するライダーのレベルは非常に高く、世界で戦ってきた加賀山氏でもそう簡単には勝てない。ちなみに’21年秋のT.O.T予選で加賀山氏+KATANA 1000Rがマークしたコースレコード=57秒786という筑波サーキットのタイムは、最新のCBR1000RR-RやYZF-R1のSTD車で競われるST1000クラスでもポイント圏内に食い込めるほどなのだ。

そんなハーキュリーズを戦ったKATANA 1000Rは、当初はFIだった燃料供給を途中でキャブレター化し、さらにはリンク式モノショックをわざわざ2本サスに改めるなど、あえて旧態然とした構成へと作り変えていった。これは旧車レースであるT.O.Tの主旨を踏まえたものだが、もちろん性能的には退化でしかない。しかし、そんなマシンで激戦のハーキュリーズを戦い、タイムを更新していく加賀山氏の姿を見て、レースに興味のなかったカタナ乗りたちがチーム加賀山を目当てにT.O.Tに集うようになった。

壮大な”悪ふざけ”を皆で楽しみたい

「それを今度はスズキのフラッグシップ=ハヤブサでやりたいんです。僕もハヤブサオーナーですし、モータースポーツに飢えているハヤブサ乗りをサーキットに連れて行きたい。ハヤブサってフルカウルなのに、出られるレースが何もないんですよ。それが逆に面白いと思って。筑波サーキットに確認したら「ハーキュリーズはフレームが鉄なら何でも出られますよ」と。じゃあやるしかない!」

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もともとサーキット向けではないハヤブサだから、エンジン性能はともかく、最初のうちは苦労するだろうと語る加賀山氏。’22年はヨシムラとタッグを組み、渡辺一樹選手を全日本JSB1000で走らせるチーム監督としての顔も持つが「全日本をガッチリやるのはもちろん大切。でも、僕自身がそうなんですが、少し変わったバイク乗りが熱くなれるような、そんな話題を提供していくことだって面白い」すでにハヤブサのオーナーズクラブでは、このネタで大いに盛り上がっているのだという。

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「鉄フレームのハヤブサ、名付けて「鐵隼(テツブサ)」です。鋼をイメージして、あえて画数の多い字を当てています。そもそもアルミフレームをわざわざ鉄にしちゃうなんて、壮大な悪ふざけですよ(笑)。でも、チーム加賀山のメカニックも含めてそれを楽しんでいるし、同じように感じるバイク乗りがサーキットに足を運んで、我々を応援してくれたら嬉しい。応援するバイクやライダーがいれば、レース観戦って本当に楽しいですから」

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世界の4大メーカーが集う日本で、レースが昔のように盛り上がっていないことが許せないと語る加賀山氏。だからこそ、日本のレース界に育ててもらった自分がひと肌脱ぎ、モータースポーツに興味のないライダーをサーキットに引き寄せたいと考えている。そのための新たな仕掛けである”鐵隼”。’22年5月15日、筑波サーキットにてその勇姿がデビューする。

チームカガヤマの”鐵隼”チャレンジを応援したい!!

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「鉄フレームのハヤブサ=”鐵隼”を仕立て上げ、テイストオブツクバに挑戦する」というチームカガヤマの今回のチャレンジ。ヤングマシンではその挑戦をサポートすべく、この応援プロジェクトを立ち上げました。皆様からご支援いただいた資金は、レース車両の開発費用およびチームの運営費用等として充てられます。様々な応援メニューをご用意しましたので、加賀山氏およびチームカガヤマのバイクレースに賭ける情熱を共有し、その意志にご賛同いただける方々に、ぜひともご協力いただければと存じます。

プロジェクト募集期間は、T.O.Tの本番(5/14-15)を挟む5/20までと、時間的に限られてしまっていますが、何卒よろしくお願いいたします。

■プロジェクト詳細
・URL/https://market.young-machine.com/projects/tetsubusa

リリース

株式会社 内外出版社(2022年4月22日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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