ハーレーダビッドソンジャパンは2021年1月20日(水)より全国の正規ディーラーにて2021年モデル全25車種の予約販売を開始した。今回のエポックとなる車両は、ミルウォーキーエイト114を搭載した「ストリートボブ114」および、光沢感のあるクロームに仕上げられた新型「ファットボーイ114」の2台。
また、スポーツスターファミリーは「アイアン1200」「フォーティーエイト」「アイアン883」の3台をラインアップ。ツーリングファミリーは「ストリートグライドスペシャル」「ロードグライドスペシャル」「ロードキングスペシャル」が用意されるほか、CVO ファミリーの一部のモデルにはロックフォード・フォズゲート社製のオーディオが装備される。
ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:野田一夫)は、ハーレーダビッドソン2021年モデル全5ファミリー25車種を発表し、1月20日(水)より全国のハーレーダビッドソン正規ディーラーにて予約販売いたします。
20日未明(日本時間)に、ハーレーダビッドソン初の世界同時公開型バーチャル・イベントで公開されたハーレーダビッドソン2021年モデルのハイライトは、ミルウォーキーエイト114エンジンを搭載した新クルーザー「ストリートボブ114」の登場(写真)と、従来のサテンクローム仕上げから光沢感のあるクローム仕上げに変更され、明るくリスタイリングした新生「ファットボーイ114」の誕生です。
またハーレーダビッドソンの新たな5箇年戦略計画「THE HARDWIRE(ハードワイヤー)」構想に基づき、従来からのモデル最適化を進める中、日本でも人気の高いスポーツスターファミリーも、最新のアップデートを施して「アイアン1200」「フォーティーエイト」「アイアン883」の3モデルをラインナップしています。
ツーリングファミリーでは「ストリートグライドスペシャル」「ロードグライドスペシャル」「ロードキングスペシャル」にパフォーマンスバガーの新しいスタイリングが追加されたのに加え、最高級カスタムコレクションのCVO(TM)ファミリーには、アップデートされた最新安全技術とロックフォード・フォズゲート社製のハーレーダビッドソン・オーディオ(専用設計のスピーカーとアンプ)を初搭載し、モーターサイクルとは思えない最高の音響空間をライダーに提供しています。
当社代表の野田一夫は、「新しい生活様式における新しいライディングシーズンを迎えるにあたり、ハーレーダビッドソンの2021年モデルがお客様のライフスタイルやハーレーダビッドソンへの「憧れ(Desirability)」を大いに刺激してくれるものと確信しています。お近くの正規ディーラーへも是非お立ち寄り頂きたいと思います」とコメントしています。
日本のお客様の多様なニーズに、伝統の鼓動と最新の技術で応える全25モデルの魅力とスペックの詳細については、お近くのハーレーダビッドソン正規ディーラーや公式 WEB サイトでお確かめください。
2021年モデルの新「ストリートボブ114」はミルウォーキーエイト114エンジンを搭載し、排気量をアップグレードしました。また「ファットボーイ114」は光沢感のあるクロームで装いを新たに再構築しています。
両モデルに代表される、2021年モデルのソフテイルファミリーのフレームは、クラシカルなハードテイルの外観を持ちながら、現代的なサスペンションに支えられており、スムーズな乗り心地と優れたハンドリングを実現しています。
フレームとスイングアームの間に配置されたシングルコイルオーバーショックは、シートの下に設計され、剛性を犠牲にすることなく軽量化を実現しています。リジッドマウントされたミルウォーキーエイトVツインエンジンは、フレーム全体の剛性をさらに高め、力強い加速と応答性の高いハンドリング、ブレーキ性能を実現するプラットフォームに貢献しています。
ミルウォーキーエイトVツインエンジンは、45度のシリンダー角を持つデザインで、クラシカルなハーレーダビッドソンのルック、サウンド、フィールを維持しています。フレームに強固にマウントされているため、エンジンにはデュアルカウンターバランサーが装備されており、アイドル時の一次振動をキャンセルしてライダーと同乗者の快適性を向上させています。
4バルブシリンダーヘッド(1ヘッドあたり排気2バルブ、吸気2バルブの計8バルブ)がエンジン内の空気の流れを促進して出力に貢献するとともに、デュアルスパークプラグが完全燃焼を実現し、パワーと効率を最大限に引き出します。先進のシリンダーヘッド設計、デュアルノックセンサー、精密冷却により、10.0:1の圧縮比を実現し、強力なトルク出力と加速を実現しました。
コンパクトなフレームにミッションケース一体型のエンジンを搭載したスポーツスターファミリーは、日本のライダーから今も根強い支持を集め、カスタムベースとしても人気を集めています。2021年モデルでは全モデルにセキュリティシステムが標準装備され、「アイアン1200」「フォーティーエイト」「アイアン883」の3モデルをラインナップし、スポーティな走りを最新のアップグレードで提供しています。
ツーリングファミリーでも人気の高い、「ストリートグライド スペシャル(写真上)」「ロードグライド スペシャル」「ロードキング スペシャル(写真下)」の3モデルは、2021年モデルからパフォーマンスバガーの際立つ新しいスタイリングとなりました。ツーリングフレームの長距離走行能力と、街中での威厳ある存在感を兼ね備え、新時代のツーリングモデルを実感させてくれます。
さらに「ストリートグライドスペシャル」「ロードグライドスペシャル」は、新たにツートンカラーのペイントオプションも追加されています。また、トリムは従来のブラックアウト仕上げに加え、クローム仕上げも追加され、ダークな外観と、鮮やかでトラディショナルな外観を選択可能です。
これらのモデルには、洗浄可能なフィルターエレメントを備えた高性能ベンチレーターエアクリーナーと、新たなエンジンガードも装備されています。
そしてハーレーダビッドソンのスタイルとデザインの頂点である2021年モデルのCVO(TM)(カスタムビークルオペレーション)ファミリーには4車種がラインナップし、それぞれ新しいペイントとグラフィックを採用しています。なかでも「CVO ロードグライド」と「CVO ストリートグライド」には、ロックフォード・フォズゲート社製の特製ハーレーダビッドソン・オーディオが搭載されています。
ステージ2スピーカーは、超クリアな高音域、クリーンなミッドレンジ、そして地面に突き刺さるような低音を提供します。各スピーカーユニットは、電力の150ワットまで処理するために定格されており、高速道路の走行時でも驚くべきサウンドを提供するよう設計されています。
ハーレーダビッドソンの先進安全技術「RDRS Safety Enhancements(旧称/RDRS)」は、予期せぬ状況や悪路走行時のライダー信頼性を高めるために設計された技術の集合体です。加速、減速、ブレーキング時、直線走行時、またはコーナー走行時に、利用可能なトラクションに合わせてモーターサイクルの性能を調整するように設計されたこの技術は、CVO(TM)ファミリーに加え、トライク(「トライグライド ウルトラ」「フリーウィーラー」)にも搭載され、ライダーのセーフティ・ライディングを支援しています。
さらに、日本でも2021年モデルに今後加わる予定なのが、ハーレーダビッドソン初となるアドベンチャーツーリングモデル「Pan America(R)」です。本モデルは、その詳細を米国時間2月22日(火)にオンラインイベントにて世界同時発表いたします。
このイベントにはモーターサイクルを愛する皆様であれば、事前登録のうえどなたでもご参加いただけます。ぜひ、新たなハーレーの魅力をご自宅からお楽しみください。登録は(・URL/http://www.h-d.com/PanAmerica)より承っています。
ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社(2021年1月20日発行)