TRICKSTAR は2020年度のレース活動体制について”Team SRC Kawasaki France “と共に「Webike SRC Kawasaki France TRICKSTAR」としてEWC(FIM世界耐久選手権)に参戦すると発表した。
今回結成されたこのチームでは、作シーズンのEWCでシリーズチャンピオンを獲得した”Team SRC Kawasaki France “より、ジル・スタフナーが総監督に就任。TRICKSTAR からは鶴田竜二がスーパーバイザーに。ライダーはジェレミー・グァルノーニ、エルワン・ニゴン、ダビド・チェカの3名。参戦車両にはTRICKSTAR のエグゾースト「IKAZUCHI(イカヅチ)」が装着される。なお、同チームは現在スポンサー企業を募集中だ。
この度 TRICKSTAR は2020年からTeam SRCとジョイントし、EWC 世界耐久選手権シリーズを共に戦って参ります。昨年 EWC 2018-2019 シリーズのチャンビオンに輝いた Team SRC Kawasaki France は EWC 2019-2020 シリーズを TRICKSTAR とジョイントし Webike SRC Kawasaki France TRICKSTAR としてエントリーします。
そして、チームは昨シーズンに続きシリーズタイトル連覇をを目指します。
■チーム名/Webike SRC Kawasaki France TRICKSTAR
■マシン/Kawasaki Ninja ZX-10RR
■ライダー/ジェレミー・グァルノーニ、エルワン・ニゴン、ダビド・チェカ
■監督/ジル・スタフナー
■スーパーバイザー/鶴田竜二
ライダーは昨シーズン同様、ジェレミー・グァルノーニ、ダビド・チェカ、そして TRICKSTAR でも長年参戦経験を持つエルワン・ニゴンが次戦のルマン24時間耐久レースとドイツのオッシャースレーベン8時間耐久レースを戦い、最終戦鈴鹿8時間耐久レースを迎えるチームオーダーとなる。
※鈴鹿8時間耐久レースでは日本人ライダーを加えるオプションも設けており、目下調整中である。総監督としてジル・スタフナー、鶴田竜二はスーパーバイザーとしてチームを率います。
【Team Introduction】
■Team SRC
ジル・スタフナー監督率いる Team SRC は、フランスに拠点を置くプライベートチームてあり、今ではTeam Kawasaki Franceの名を背負い2019年、遂に念願の世界チャンピオンを獲得した名門チームである。
もともとTeam SRCは主にフランス国内を中心にレース活動を行っていた。それまでの優秀な功績が認められ、2004年からKawasaki Franceのサポートを受け、Team SRC Kawasaki France としてヨーロッパのKawasaki チームのエース的なポジションでEWC参戦を続けてきている。
ルマン24時間耐久レースやボルドール24時間耐久レースでの勝率は高く、常勝チームと異名を持つ程とても強く優秀なチームなのだ。
■TRICKSTAR
鶴田竜二監督率いる TRICKSTAR は2000年発足し、2004年より鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦をはじめ2013年から、世界耐久シリーズのタイトルを目指し活動を続けて来ている。
2013年にはルマン24時間耐久レースにオール日本人チームとして初参戦し9位完走を果たし、2016年にはボルドール24時間耐久レースでは日本人チーム初の表彰台となる3位入賞を果たす。また2009年には鈴鹿8時間耐久ロードレースで2位を獲得するなど、プライベートチームながらEWCタイトルに向け積極的に参戦をしてきている。
両チームはあくまでもプライベートチームである為、耐久シリーズとして海外を転戦するには予算的にみてもかなり厳しい面がありました。しかしお互い同じ志を持つ Kawasaki コンストラクターとして互いにコラボすることでシリーズを戦い続ける選択にたどり着きました。
EWC 世界耐久選手権シリーズヘタイトル連覇と言う互いに高みを目指して挑む Kawasaki のフランスチーム,SRCと、Kawasaki の日本のチーム TRICKSTAR を応援よろしくお願い致します。
2020年からは TeamSRC Kawasaki France は TRICKSTAR が誇るIKAZUCHI(イカヅチ)エキゾーストを使用し、世界チャンピオンを目指す。
日本のチームが世界に挑み世界一になると言う壮大な目標を一緒に叶えて下さい。私達は世界一になると言う喜びを一緒に分かち合えるパートナーを募集しています。
今シーズンも皆様の熱いご声援、ご協力よろしくお願い致します。
TRICK STAR(2020年2月24日発行)