関東圏などからの九州ツーリングの際に利用することが多いであろうフェリー「さんふらわあ」の大阪~別府航路。2020年末から2023年前半にかけ、このルートに「さんふらわあ くれない」および「さんふらわあ むらさき」の新造船就航が決定した。
日本初のLNG燃料(液化天然ガス)フェリーとなるこの2隻は、窒素酸化物と二酸化炭素の排出を大幅に削減。硫黄酸化物はほぼ排出しない環境に配慮された船舶となる。また、船内にある大浴場は現行船の2倍、レストランの席数は1.5倍、定員一人あたりの内装面積は6.9m2から10.9m2に拡大。ライダーにとってフェリーは長旅の疲れを癒すだけでなく、出会いやコミュニケーションの場でもあるので、このような進化は歓迎したいところだ。
2022年末から2023年前半にかけ、大阪/別府航路に、日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」「さんふらわあ むらさき」(※)が就航します。
カジュアルクルーズとクリーンエネルギーが融合した新造船に、ご期待ください。
(※)船名については変更になる可能性があります。
(1)移動手段としてのフェリーに客船(クルーズ)の要素を取り入れることで、船旅そのものを楽しむことができる“初めての経験 わくわくドキドキ さんふらわあのカジュアルクルーズ”をさらに進化させます。
(2)貨物スペースを現行船の1.5倍に拡大し、物流を支えます。
(3)日本初のLNG燃料フェリー。LNG(液化天然ガス)を燃料とすることで、硫黄酸化物(SOx)をほぼ排出せず、窒素酸化物(NOx)と二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に削減します。
(1)世代を超えて家族が船に集い、船旅を楽しむといった家族のつながり=きずな(KIZUNA)を再認識する場を提供します。3世代が”きずな(KIZUNA)”を深める、長距離フェリー初となる「コネクティングルーム」もご用意しております。
(2)本船が就航する大阪/別府航路は、1912年(明治45年)、大阪商船(現在の商船三井)が開設した、伝統ある航路です。その際に就航した初代「紅(くれない)丸」、その後1960年(昭和35年)に登場し豪華な内装から”瀬戸内海の女王”の愛称で親しまれた3代目「くれない丸」。また姉妹船「むらさき丸」も、別府観光の歴史とともに歩んでまいりました。そしてこのたび、カジュアルクルーズ船として、「くれない」・「むらさき」が復活します。
(1)2018年就航船「さんふらわあ さつま・きりしま」の内装デザインや、客船「にっぽん丸」改装時の内装デザインを手がけた渡辺友之氏(有限会社フラックス・デザイン代表)を起用。カジュアルクルーズの空間を創造します。
(2)長距離フェリー初となるコネクティングルームを設置。和室と洋室をコネクトすることで、3世代でご乗船のお客様に大変便利な空間をご提供します。
(3)大浴場とレストランを拡大。大浴場面積は現行船の2倍、レストランの席数は1.5倍となり、より快適にお過ごしいただけます。
(4)トラック積載台数が、現行船92台から、136台へと増加。モーダルシフトに対応します。
(5)定員一人当たりの面積が6.9m<sup>2</sup>から10.9m<sup>2</sup>へと拡大(1人あたりの内装面積)し、ゆったりとした空間をご提供します。
(6)最先端の技術やこだわりの設計により、静粛性を向上します。
もちろん、「さんふらわあ さつま・きりしま」で好評をいただいている、最上等級「スイート」、3層吹き抜けのアトリウムやプロジェクションマッピング、ペットと一緒に過ごせる「ウィズペットルーム」「ドッグラン」などを、ひきつづきご用意します。
(1)新造船の概要(2019年11月20日現在)
(※)船名については変更になる可能性があります。
(2)新造船の等級(2019年11月20日現在)
「さんふらわあ くれない(※)」のイメージ。日本初のLNG燃料フェリー。
3世代の”きずな”(KIZUNA)を深めるコネクティングルーム(イメージ)。
瀬戸内海の3大架橋や島々の景色を楽しめる、専用バルコニー付き「スイート」。
レストランは、現行船の1.5倍に拡大。
「さんふらわあ さつま・きりしま」で大好評のプロジェクションマッピングは、引き続き設置。
(※)船名については変更になる可能性があります。
コールさんふらわあ
TEl/0120-56-3268
受付時間/(平日)9:00~20:00(土日祝)9:00~17:00
リリース = 株式会社フェリーさんふらわあ