2018TMCSでTY-Eによるパフォーマンスを披露する黒山健一選手
ヤマハは、フランスAuron(オロン)とベルギーComblain au Pont(コンブレン オー ポン)で行なわれる「2018FIM トライアル世界選手権 TRIAL Eクラス」に、電動トライアルバイク『TY-E』で初参戦することを発表した。参戦にあたり、全日本トライアル選手権IAスーパークラスで活躍中の黒山健一選手がYAMAHA FACTORY RACING TEAMからエントリーする。開催日時は、フランスAuron(オロン)が2018年7月14・15 日(土・日)、ベルギー、Comblain au Pont(コンブレンオーポン)が2018年7月21・22日(土・日)。
今回、参戦するにあたって開発された電動トライアルバイク『TY-E』は、力強い低速トルクに伸びのある加速を両立し高い走破性を実現する高回転型の小型高出力モーターを搭載。また、新設計の小型高出力電池パックでは高出力・小型軽量を実現、フレームは剛性と電池格納スペースは確保しつつも軽量化するなど、一歩先をいく競技用トライアルモデルとして確立しているのが特徴だ。
ヤマハ発動機株式会社は、電動ならではの特長を活かした電動トライアルバイク「TY-E」を開発し、7月14-15日(フランス、Auron)、7月21-22日(ベルギー、Comblain au Pont)で行われる“2018FIM トライアル世界選手権 TRIAL Eクラス”へ初参戦します。参戦にあたっては、全日本トライアル選手権IAスーパークラスで活躍中の黒山健一選手がYAMAHA FACTORY RACING TEAMからエントリーします。
TY-E
今回の「TY-E」は、当社“Evolving R&D(エボルビング R&D)”活動から生まれた先行的な開発車両です。“Evolving R&D”活動は、研究開発統括部にて行われる業務時間の5%を利用し、個人の裁量のもと、イノベーション創出のために従来の枠にとらわれない自発的・自律的な活動ができる機会を提供する活動です。この活動の中で、EV開発の課題である「コンポーネントの高出力小型軽量化」「意のままに操れる運転のし易さ」を克服すべく、競技用トライアルモデルに着目し、開発に取り組みました。
「TY-E」の主な特徴は、1)力強い低速トルクと伸びやかな加速を両立し高い走破性を実現する高回転型の小型高出力モーターの搭載、2)極低速から高速域まで優れたレスポンス、パワーフィーリングを実現するモーター制御技術、3)優れたトラクション性能を実現する電動モーターと最適化されたフライホイール、瞬発力とコントロール性を確保するメカニカルクラッチなどを搭載したパワーユニット、4)新設計した小型高出力電池パックなどの高出力・小型軽量のコンポーネント、5)最適な剛性と電池格納スペースを確保しながら軽量化を突き詰めたCFRPモノコックフレーム、6)ダイナミックなライダーアクションを妨げない限界まで突き詰めたスリムなスタイリング などです。
[ お問い合わせ ]
カスタマーコミュニケーションセンター
TEL/0120-090-819
リリース = ヤマハ発動機株式会社