鈴鹿サーキットのレーシングシアターで展示車両リニューアル

掲載日: 2016年02月19日(金) 更新日: 2016年02月23日(火)
この記事は2016年2月19日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 株式会社モビリティランド

モビリティランドは、2016年2月19日に鈴鹿サーキットのレーシングシアターで展示されるマシンのリニューアルすると発表した。「レジェンドオブ鈴鹿」「エントランスホール」におけるマシンを入れ替える。またRC211VやRVF750を期間限定でカウルを外した上体で展示する。

レーシングシアター外観

以下リリースより
2016年2月18日

鈴鹿サーキット レーシングシアター
展示マシンリニューアルのご案内

F1、MotoGP、鈴鹿8耐マシンの期間限定カウルレス展示決定

鈴鹿サーキットは2016年2月19日(金)、レーシングシアターの展示マシンをリニューアルいたします。鈴鹿サーキットで生まれた伝説のレースやそのエピソードを映像とともに紹介するエリア「レジェンドオブ鈴鹿」、および過去の2輪レースで活躍したマシンなどを展示する「エントランスホール」のマシンを入れ替えます。また、マクラーレン・ホンダMP4/5B、Honda RC211V、Honda RVF750は期間限定でカウルを外した状態で展示いたします。

レジェンドオブ鈴鹿
新テーマ:「勝利へ導いたテクノロジー」 ~レースマシンの機能美~

期間限定でカウルレス展示今回のテーマは「勝利へ導いたテクノロジー」~レースマシンの機能美~。常に独自の発想と技術でチャレンジを続けるHondaのレーシングスピリットが実を結び、大きな勝利を現実のものとしたマシンを展示します。その後のマシン造りにも大きな影響を与えた「見た目」にも「技術的」にも美しいマシンをご堪能いただけます。また一部マシンは期間限定展示としてカウルレス化し、普段見ることのできない、レースマシンならではの「機能美」も披露します。

「勝利へ導いたテクノロジー」 ~レースマシンの機能美~ 開催概要
■開催期間/2016年2月19日(金)~2017年2月中旬(予定)
※カウルレス展示は2016年2月19日(金)~2016年中頃までを予定
■場所/鈴鹿サーキット レーシングシアター内「レジェンドオブ鈴鹿」
※レーシングシアター内「レジェンドオブ鈴鹿」のご利用にはお一人様800円またはゆうえんちモートピアパスポートが必要となります。

【展示マシン】
■マクラーレン・ホンダ MP4/5B (1990年)

マクラーレン・ホンダ MP4/5B (1990年)

1989年ターボエンジンが禁止されるとHondaは革新的なV型10気筒3500ccエンジン「RA109E」を開発。マクラーレンもニューマシンMP4/5を投入しライバルを圧倒。ドライバーズ、コンストラクターズのダブルタイトルを獲得した。1990年、Hondaはさらにパワーアップしたエンジン「RA100E」を投入。マクラーレンもMP4/5の進化型MP4/5Bを投入し、アイルトン・セナが鈴鹿サーキットの日本グランプリでドライバーズチャンピオンに輝くとともに、マクラーレン・ホンダは3年連続のコンストラクターズチャンピオンを獲得した。

■Honda HSV-010 GT(2010年)

Honda HSV-010 GT(2010年)

GTシリーズ。HondaはミッドシップエンジンのNSXに代わるHSV-010 GTを開発。ハイパワーのV型8気筒3400ccエンジンをフロントに搭載したマシンは2010年にデビューすると、鈴鹿サーキットの開幕戦で小暮卓史/ロイック・デュバル組がいきなりポール・ポジションを獲得し、第2戦で優勝するとシリーズをリードしドライバーズチャンピオンを獲得。チームチャンピオンも獲得し、HSV-010 GTはデビューイヤーでダブルタイトルを手にした。

■Honda RC211V(2003年)

Honda RC211V(2003年)

2002年、GP500クラスからMotoGPクラスへ、500cc2ストロークから990cc 4ストロークへと大きな変革を迎えたロードレース世界選手権。Hondaは誰も挑んだことのない革新的なV型5気筒エンジンを開発しRC211Vを投入。デビュー戦となった鈴鹿サーキット日本グランプリでバレンティーノ・ロッシがいきなりポール・トゥ・ウィンを飾ると、その後もライバルを圧倒してチャンピオンを獲得。RC211Vは参戦した5年間で5回のマニュファクチャラーズタイトル、3回のライダーズチャンピオンを獲得。世界選手権の歴史に大きな足跡を残した。

■Honda RVF750(1990年)

Honda RVF750(1990年)

世界の耐久レースを席巻したHondaは、1984年にエンジン排気量が1000ccから750ccに変更されるとV型4気筒エンジンのRS750を投入。世界耐久選手権を制覇し?コカ・コーラ”鈴鹿8耐でも優勝。翌1985年、さら進化を遂げたRVF750を投入するとライバルを圧倒。その後もワイン・ガードナーが4勝を飾り、1997年には伊藤真一/宇川徹組が史上初の日本人ペア優勝を遂げるなど圧倒的な強さ、速さで駆け抜け、RVFは参戦した15年の間に鈴鹿8耐で10勝を記録。最強マシンとして今も語り継がれている。


エントランスホール


エントランスホールにも数々の名車を展示

レーシングシアターでは2階の「レジェンドオブ鈴鹿」以外にも、1階のエントランスホールで様々なマシンを展示しています。2輪レースに参戦する様々なマシンを紹介する他、海外の歴史的バイクを展示。先人たちのモータースポーツにかける思いが伝わってきます。

※エントランスホールは無料でご覧いただけます。

【主な展示車両】

・Honda CBR954RR(2003年)
・Honda CBR1000RR(2004年)
・Honda RC212V(2007年)
・Honda CBR1000RRK(2006年)
・Honda CBR1000RR(2010年)
・AJS 7R3A (1954年)
・BMW RS レンスポルト(1954年)
・マチレスG45(1955年)
・モンディアル 125GP(1956年)
・アエルマッキ・ハーレーダビッドソン アラドーロS(1965年)

Honda RC212V(2007年)

Honda RC212V(2007年)

Honda CBR1000RR(2010年)

Honda CBR1000RR(2010年)

※写真はイメージです。

レーシングシアターとは
各エリアを体験しながら、段階的にモータースポーツのスピード、迫力、興奮を体感できる施設です。迫力の大画面映像に加え、音と振動により全身でモータースポーツを体感できる「メインシアター」や、ペダルやハンドル操作、判断能力や動体視力など、レーシングドライバーやライダーに欠かせない能力を実際に体験できるエリア「ディスカバーモータースポーツ」、鈴鹿サーキットで生まれた伝説のレースや、エピソードを紹介するエリア「レジェンドオブ鈴鹿」など、それぞれのエリアでご家族揃ってモータースポーツを存分に体感していただけます。

レーシングシアター

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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