リリース = ヤマハ発動機株式会社
ヤマハは、アルゼンチンでの二輪車販売拡大を目的として同国内に新工場を建設。2014年7月15日に開所式を行なった。年間の生産能力は15万台で6車種を生産し同国内で販売するとのこと。
アルゼンチンに二輪車生産の新工場が完成・稼動
ヤマハ発動機株式会社は、2013年8月からアルゼンチン・ブエノスアイレス市郊外のヘネラル・ロドリゲス市に建設していたヤマハモーターアルゼンチン(以下YMARG)の二輪車新工場を完成させ、当社代表取締役社長の柳 弘之、YMARG社長のP.Hlebszevitsch(レブセヴィッチ)など関係者出席のもと、現地時間の7月15日に開所式を行いました。
このたび完成・稼動した新工場は、アルゼンチン二輪車市場での販売拡大を目的に、旧工場から西に20キロメートルの場所に、敷地面積約10万平方メートル、建屋延床面積1万6,520平方メートルで建設、稼動時の従業員数は約300人、生産能力は年産15万台です。
新工場では、アルゼンチン国内で販売するCrypton(クリプトン)やYBR125、XTZ125E、FZ16、YBR250、XTZ250の6車種を旧工場から引き継いで生産します。
アルゼンチンでは、2012年からの二輪完成車輸入規制により、メーカー各社で現地生産を増加させる傾向にあります。2014年の二輪車総需要は1月末に発生したアルゼンチン・ショックの影響により前年を下回る見込みですが、経済成長や若年層の増加によって市場は順調に成長してきた経緯があり、長期的には需要の伸長が期待できます。