ニュージーランドからやってきた電動コミューター「Yike Bike」

掲載日: 2011年01月07日(金) 更新日: 2013年12月11日(水)
カテゴリー: トピックス  タグ: , ,  
この記事は2011年1月7日当時の情報に基づいて制作されています。

バイクブロス×マガジンズ編集部 =文

※国内の法規上、ナンバー取得はできないので、登録および公道での走行は不可。

電動自転車やバイクと聞いて、どんなカタチを思い浮かべるだろうか?日本でも普及著しい電動アシスト自転車だろうか?あるいは電動モーターサイクルだろうか?恐らく、この「ヤイクバイク」は、そのどちらにも当てはまらないだろう。ニュージーランドで企画・設計された、この近未来型電動スクーター。まるで一輪車にハンドルをつけただけのような独特のスタイルをしており、そのライディングスタイルも特徴的だ。だが、その利点は優れたフォールディング(折りたたみ)性能にある。二輪車でありながら駆動輪は大きなタイヤ一つと、補助タイヤが申し訳程度に付くだけである。よって、他の折りたたみサイクルのような、小さなタイヤによって乗り心地が犠牲になることはない。さらに持ち運びにも総重量という点で有利だ。

さらに特筆する点としては、車体全体を覆うカーボン素材。樹脂製と比べると強度、軽さもさることながら、そのルックスだ。折りたたんだ状態での持ち運びに専用肩掛けベルトが用意されており、事実、取材時に持ち運びをしたときの注目度は相当なものであった。前後に被視認性を高める灯火類まで備え、重量は10kgほど。担いで街を歩けばオシャレなアイテムとして、組み立てれば軽快で静かなコミューターとなる。ただ惜しむらくは、この乗り物が活躍できる時代が、日本にはまだ来ていないことだろうか。

■Yike Bike

右グリップ部のスイッチを握り込むとアクセル、反対側がブレーキ。アクセル側の根本のボタンがメインスイッチとなっている。また、ヘッドランプにあたる部分がグリップエンドのライトで、その他にホーン、方向指示器のスイッチも装備している。

最高速度:25 km/h

走続可能距離:約10 km

重量:約10 kg

体重制限:100 kg

身長制限:163~193cm

フレーム:カーボンファイバーコンポジット

駆動方法:電動チェーンレス

バッテリー:リチウムイオンバッテリー

充電時間:40分

折りたたみ時容量: 43 リットル

ライト:内蔵LED

http://www.yikebike.com/

■取扱店情報

LIRIKA YOKOHAMA

神奈川県横浜市栄区田谷町639-5

TEL 045-852-1220

営業時間 10:00~19:00

定休日 毎週木曜日

http://www.lirica.co.jp/

神奈川2店舗、東京1店舗を構えるリリカ。国内4メーカー、逆輸入車、海外仕様車、BMWモトラッド等ビッグバイクを得意とするバイクショップ。ヤイクバイクは国内において販売されていないが、先駆けて取り扱いを開始。

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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