ダカールラリーでKTMが大活躍

掲載日: 2010年01月26日(火) 更新日: 2013年12月12日(木)
この記事は 2010年1月26日に書かれたもので、内容が古い可能性があります。

バイクブロス×マガジンズ編集部 ムラヤマ=文/KTM=写真提供

KTM大活躍

30年以上の歴史を持ち、「世界で最も過酷レース」として有名なダカールラリーはご存知だろうか。元々はフランスのパリからスペインのバルセロナを経由し、北アフリカにあるセネガルのダカールまでを走り抜ける冒険的競技だったが、近年は通過国の政情不安などによって(実際競技中に武装組織に襲われることも発生している)ルートが変更されており、2010年は名称こそ“ダカール”ではあるものの、南アメリカに舞台を移して開催された。ブエノスアイレスからはじまるこのレースは、アルゼンチンとチリで17日に渡って戦い続け、その走行距離はなんと9000km近くになるというのだから、レースの過酷さも想像できるというものだろう。

KTMが圧倒的な強さを見せつける 2010年ダカールラリー

http://www.ktm-japan.co.jp/2010/race/dakar_rally/20100120_dakar.html

さて、この激しいレースにおいて圧倒的な強さを見せつけているメーカーといえばKTMである。日本のオフロード系レースシーンにおいてもオレンジ色のマシンが高いパフォーマンスを発揮しているが、ことダカールラリーにおいてはまさに独壇場とも言える強さだ。日本のメーカーも過去多くの栄冠を手にしているがすでにワークス活動を撤退しており、2001年以降KTMは一度もタイトルを落としていない。しかし、2009年に突如発表されたレギュレーション変更によって、車輌排気量が450cc以下に制限されたためワークスでの参加撤退を表明。砂漠の覇者であるオレンジがどうなるのかという懸念があったが、暫定処置として排気制限を690ccマシンにすることで多くのライダーがKTMを駆って参戦することとなった。その結果、優勝はもちろん10位までに6台のKTMが入賞する大活躍を見せ、見事“READY TO RACE”というキーワードが本物であることを証明した。ちなみに、2輪クラスには161名のエントリーがあったが、そのうちKTMを選んだのは83名とのこと。1990年代までは日本のメーカーが速さを見せていたレースだけに、いつかはこのオーストリアの最強ラリーマシンとの戦いが再び見られることを期待したい。

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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