バイク関連のあらゆる事柄をリサーチするバイクブロスの「バイクリサーチ」。今回は、走るのに欠かせない“あのパーツ”について聞いた。
「タイヤを替えれば、走りや燃費に大きく影響がでる」というのはライダーなら誰もが知っていることだろう。タイヤはいつまでも使えるものではない消耗品だ。経年劣化や摩耗によって定期的に交換せねばならない。長く乗れば乗るほど交換するタイミングはやってくる。では、全国のバイク乗りはタイヤを購入するとき、どんなところにこだわってチョイスしているのだろうか? バイクブロスのアンケートページ「バイクリサーチ」とTwitterで調査した。
久しぶりにアンケートやりまーす!今回はタイヤについて。
走りや燃費に大きく影響するタイヤ。その大切さはライダーなら誰もがお分かりだと思います。では質問です。
タイヤメーカーは色々ありますが、メーカーにこだわりはありますか?
— バイクブロス・マガジンズ (@BikeBrosMagazin) 2018年5月10日
「バイクリサーチ」で44票(全体の54.3%)を獲得したのが「こだわりナシ。性能・デザインで選ぶ」(Twitterでは55%)。この結果から、年代関係なくメーカーにこだわりはないものの、性能やデザイン性の高いタイヤが人気であることが分かった。また、バイクブロス会員のコメントを見てみると「ロングライフ」に重きを置いてタイヤ選びをしているライダーが多いことが判明。「ロングライフ」で選ぶライダーは、ツーリングをよくするとのことで、できるだけ長く履けるものが重宝されているのだろう。
続いて28票(34.6%)で「こだわりアリ。いつも同じメーカーを選ぶ」(Twitterでは21%)がランクイン。タイヤは、シューズやブーツのように簡単に履き替えて使用感を試せるものではない。ショップ店員から特徴を聞いたり、ネットでリリースや評価を見たりしても、やはり使ってみないと分からないので、今まで使っていたメーカーを選ぶという傾向が考えられる。
そして、7票(8.6%)を獲得し3位になったのは「こだわりナシ。価格で選ぶ」(Twitterでは18%)となった。ライダーそれぞれ事情はあるだろうが、もちろん安ければそれに越したことはない。
4位は「こだわりアリ。純正装着タイヤしか履かない」が2票(2.5%)でTwitterでは6%がこの回答を選んだ。このこだわりを持つライダーは「メーカー推奨のタイヤなのだから間違いない」と考えているのだろう。
ちなみに、バイクブロス会員は40代以上が中心で比較的年齢層が高く、Twitterユーザーは10代後半~30代前後が多い。これまではそれぞれでアンケートをとっても違う調査結果になることがほとんどだったのだが、今回は違った。バイクブロス会員とTwitterユーザーの回答がほぼ一緒の割合となったのだ。じつに面白い結果である!
もう梅雨は明ける頃だし、本格的な夏が来る前にタイヤ交換を考えてみては?
情報元 = バイクブロス・マガジンズ、文=浜瀬将樹(一間堂)