【ライダー研究】真夏のチョイ乗りはどんなカッコ?

掲載日: 2017年09月02日(土) 更新日: 2017年09月05日(火)
この記事は2017年9月2日当時の情報に基づいて制作されています。

情報元 = バイクブロス・マガジンズ、文=浜瀬将樹(一間堂)

バイク関連のあらゆる事柄をリサーチするバイクブロスの「バイクリサーチ」。今回は「バイクを短時間走らせる場合、どんな格好するのか」を調査した。

暑い! とにかく暑い!やはりこの季節になると悩むのがバイクに乗る時の服装だ。特に「チョイ乗り(1時間から長くて3時間を目安)」する場合は悩みどころである。フル装備すれば安全性は高くなるが汗で不快になるし、薄着で乗れば快適性は感じるが危険である。どちらをとるのかは人それぞれだが(いや、できればフル装備してほしいのだが)……果たして全国のバイク乗りは、短時間走行の場合どのような格好で走るのだろうか? バイクブロスで調査をすると、様々な意見が飛び交った。

バイクブロスアンケートサイト「バイクリサーチ」では、2017年7月19日~8月4日に「真夏のチョイ乗りはどんなカッコ?」というリサーチを実施。バイクブロス会員266人の投票を得た。

最も多かったのが、「チョイ乗りだろうと油断をせずにフル装備!」が146票で(54.9%)約半数の票を獲得。2位は92票で「下は長いの履くけど、上はTシャツで乗っちゃってます」(34.6%)、続いて16票で「暑いときは、チョイ乗りさえしてません」(6%)が3位、12票で「Tシャツ・短パンで乗っちゃってます」(4.5%)が続いた。ここでベスト3に入ったコメントを紹介しよう。

【1位 フル装備】

コメントでは「暑くても転倒すればケガをするので、いつもと同じ装備です」、「いつどんな時も安全で!」、「Tシャツよりメッシュジャケットの方が全然涼しいし、安全です」と多くの人が、自分の身を守るためにも、しっかりとした装備は大切だと訴えた。中には「Tシャツのライダーを多く見かけるようになりました。もらい事故もあります。くれぐれもケガにはお気を付けて」、「皆様にも安全を重視して頂きたい」と他のバイク乗りを気遣う声もあった。

【2位 Tシャツで乗る】

転倒した場合、非常に危険なTシャツでの走行。しかし、この暑さに負けて「通勤・街乗りの時には、半袖ポロシャツとデニムだなぁ」、「往復2時間かけて通勤で乗っていますが、半袖です。暑さで吐き気がしてきますから」とTシャツで乗るというコメントも多くあった。

【3位 暑い時はチョイ乗りさえしていない】

あえて走らないという選択をしている人もいた。走行中、暑さで集中が続かず危険だと判断してのことだそうだ。

多くの意見が集まる中、「10分以内の場合は軽装」、「スクーターで20分以内のチョイ乗りならTシャツ」と走る時間で服装を判断しているバイク乗りが多く、近所で走る程度ならばフル装備でなくても良いだろうと判断しているようだ。しかし、事故はいつ起こるか分からない。走るのが1分だろうか10時間だろうが、プロテクター付きのジャケット&パンツを着用してほしいものだ。

関連記事

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ