情報元 = バイクブロス・マガジンズ、文=浜瀬将樹(一間堂)
バイク関連のあらゆる事柄をリサーチするバイクブロスの「バイクリサーチ」。今回は突然雨に遭遇した場合ライダーはどうするのか?を調査した。
ちょっとした買い物やツーリングなど、こちらはルンルン気分で走っているのに、急な雨が水を差してきた(雨だけに!)……誰しもこんな経験があるだろう。そんな時、カッパを着るのか、雨宿りをするのか、はたまた諦めるのか?ライダーがどのように行動するのかがバイクブロスの調査で明らかになったで!!
同社アンケートサイト「バイクリサーチ」では、2017年3月27日~4月13日に「走行中、突然雨が……。どうする?」というリサーチを実施。バイクブロス会員173人の投票を得た。
最も多かった回答は80票で「どこかでカッパを着て(または買って)再び走る」(46.2%)。僅差の2位になったのは63票を獲得した「やむと信じてそのまま走る」(36.4%)で、3位が30票の「すぐに雨宿りして、やむまで待つ」(17.3%)となった。
このように「対策をする」と「そのまま走る」で意見が割れたが、コメントを見ると雨の強さによって行動が変わるため、ケースバイケースのようだ。普段ならカッパを着るが「近場だから」、「小雨程度なら」とそのまま走るというライダーも多く、急な大雨に降られ「びしょ濡れになったらカッパは諦める」というコメントもあった。
ほとんどのライダーが雨具や防水性の高いギアを持っているだろうが、そもそも常備していなかったり、天気予報が大外れするパターンだってある。カッパを着る派は、量販店やコンビニで「家に帰ればあるのに……」と下唇を噛み締めながら購入したという思い出もあるだろう(笑)。
夕立や天気雨なら雨宿りをしても良いが、1時間待っても止まないことだって往々にしてある。そんな時は「エイヤ!」っと気合を入れて帰らなければならないが、一度折れた心はなかなか修復されない……。やはり、雨との勝負は出発前から始まっているのだ。ライダーの意見を見ても、そもそも「降りそうなら走らない」という人や、天気予報や空の状況を見て「先にカッパを着用する」というコメント、さらに「雨雲レーダーアプリを確認する」と先手を打って雨を回避する意見が多かった。
最後にワイルドな投稿をご紹介。
「やむと信じてというよりは、カッパを着ないので、信じなくても降り続いてもそのまま走る」
風邪を引かないことを願います……。