ブリヂストンがVツインクルーザー向けに専用設計した新商品を発表

掲載日: 2016年11月30日(水) 更新日: 2016年12月01日(木)
この記事は 2016年11月30日に書かれたもので、内容が古い可能性があります。
取材・写真・文=コイ(バイクブロス・マガジンズ編集部)

ブリヂストンが、二輪車用タイヤの新商品発表会を同社グローバル研修センター(東京都港区)で2016年11月30日に実施された。今回発表された新商品は、ハーレーダビッドソンに代表されるVツインエンジン搭載のクルーザー向けに専用設計された新ブランド「BATTLE CRUISE」のチューブレスバイアスタイヤ「BATTLECRUISE H50(バトルクルーズ エイチゴーマル)」で、フロント4サイズ、リア4サイズの計8サイズ展開で販売されるなど力が入った発売となり、その熱意の伝わる発表会となった。

ブリヂストン

BATTLECRUISE H50 フロント

アメリカンV-twinライダーの求める性能を満たし心地よいツーリング空間へ

発表会のMCを務めたのは、ブリヂストン タイヤ事業部長・武田秀幸氏。同商品の紹介とともに、ハーレーダビッドソンを代表とするVツインクルーザー向け商品を手掛けるに至った経緯を語ってくれた。

ブリヂストン

タイヤ事業部長 武田秀幸氏

「市場全体の3割を占めているハーレーダビッドソン。そこはブリヂストンとして押さえておきたいという気持ちが強くあり、一般のハーレーオーナーズクラブの人たちやハーレーの卸の店の人たちの様々な意見を受け止め、他社では厳しいだろうと思われることをブリヂストンがどのような技術で応えられるだろうか、どうようにやれば喜んでもらえるだろうかと試行錯誤した。そしてそれらに応えられるタイヤを作っていこうという思いでやってきた」

ブリヂストン

BATTLECRUISE H50(バトルクルーズ エイチゴーマル)

【主な追及性能】

1.耐摩耗性能
リアに新開発のコンパウンド及び新形状を採用することで耐摩耗性能を追及しています。さらに「ULTIMAT EYE」による解析を活用し、フロントタイヤとリアタイヤの摩耗バランスを均一化することで、摩耗による車両性能変化の最小化を目指しました。

2.ハンドリング性能
「ULTIMAT EYE」による解析を活用し、フロントタイヤに最適な形状、構造を採用することでキャンバー角によらず大きな接地面積と均一な接地圧分布を得ることができ、高いハンドリング性能を追求しています。

3.路面凸凹吸収性能
車重を支える剛性を確保しつつ、路面からの入力エネルギーを吸収するようにタイヤの剛性を最適化することで、路面凸凹吸収性能を追求しています。これにより、ハンドルに伝わる振動が当社品に対比で減少し、スムーズな乗り心地に貢献します。

開発はすべて日本で行われ、一部摩耗ライフに関してはアメリカで生産しているという。

ブリジストン

ショルダー部分には、革製品のステッチのようなダイヤモンドカットが見られる

摩耗ライフ、ハンドリング、乗り心地

新商品のキーパフォーマンスとして、開発を担当したブリヂウトンのタイヤ開発部設計第2ユニット・時任泰史氏から挙げられたのは、「摩耗ライフ、ハンドリング、乗り心地」の3点。従来品を圧倒するロングライフ、コーナリングでの高い操作性能、そして長距離ライディングでの疲労の軽減など、クルーザー乗りの求める性能に応えたものだという。実際、北米で行われた試乗会では「重い車両が軽く感じた」「スッと旋回動作に入れた」「安定性が増した」という評価を得たという。

ブリジストン

タイヤ開発部 設計第2ユニット 時任泰史氏

ブリジストン

目を輝かせながら性能を語る武田氏と時任氏

ブリジストン

BATTLECRUISE H50 フロント

ブリジストン

BATTLECRUISE H50 リア

ブリジストン

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ