取材協力 = 株式会社エム・エス・エル
取材・写真・文 = 野岸“ねぎ”泰之
バイク販売店MSLゼファー(東京・練馬)を運営する株式会社エム・エス・エル(代表 藤木修次)は、同社が販売する排気量125ccから200ccまでのクラスを「軽軽二輪」と名づけ、バイクユーザーに向けての認知拡大・普及を行っている。このほど同クラスの試乗モデルを集め、9月16日(金)に二輪メディア向けのツーリング試乗会を行なった。
コースは東京練馬区のMSLゼファーを出発後、関越自動車道を使用して高崎インターまで高速道路を走行。その後一般道で榛名湖を目指し、伊香保温泉で温泉に入った後、意見交換を兼ねた食事を行い、再び関越自動車道で帰路につく、というもので、高速から市街地、ワインディングも走るバランスのいいルート。
試乗車は2ストロークエンジンも含むスポーツモデルをはじめ、スクーター、トレールモデルなどタイやインドネシアで生産されたマシンを中心に14台。各メディアは休憩ごとに乗り換え、帰路までの間にすべてのモデルに試乗し、その感想をアンケートに記入した。
株式会社エム・エス・エルでは、年内に20車種以上をラインナップし、若者や女性、初心者、リターンライダーなど幅広い層に向けて、軽くて乗りやすく、高速道路も利用できる軽軽二輪の魅力をアピールしていくとのこと。
そんな軽軽二輪にもっと興味を持ってもらうため、MSLゼファーでは店頭にて試乗車を用意し、ユーザーの来店を歓迎している。また10月30日(日)には一般ユーザーを対象に、今回とほぼ同じ車種で軽軽二輪の伊香保温泉ツーリングを開催予定とのこと(20名限定)。また、12月にはサーキットでの有料試乗会も開催予定だという。詳しくはMSL公式サイトをチェックしてほしい。
「軽軽二輪」は排気量が125~200ccだが、高速道路を法定速度で走るには十分の安定性とパワーを感じる。
CBR150Rは高速道路でも非常に乗りやすい。「なかなかやるな150cc!」と驚かせてくれた。
榛名神社から榛名湖へと向かって快走。登りも軽快だ。時おり雨に降られるという生憎の天気だったが、バイク雑誌を中心とする各メディア関係者は、軽軽二輪の魅力を十分に実感できた様子だった。
今回のツーリングに使用した14台。タイ、インドネシア、インドなど製造国は様々で、個性豊かなモデルが揃っていた。乗り比べると各マシンの違いがわかって興味深い。
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株式会社エム・エス・エル
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