AELLA × アクティブ のドゥカティ専用パフォーマンスダンパー(R)「スクランブラー/ムルティストラーダ V4S/ディアベル V4/モンスター+」用が発売!

掲載日: 2024年08月22日(木) 更新日: 2024年08月22日(木)
カテゴリー: バイクパーツ  タグ: ,  

AELLA × アクティブ のドゥカティ専用パフォーマンスダンパー(R)「スクランブラー/ムルティストラーダ V4S/ディアベル V4/モンスター+」が発売! メイン

株式会社 AELLA が、アクティブと共同開発したドゥカティ専用のパフォーマンスダンパー(R)を発売した。今回登場したのは、「SCRAMBLER 2G(2023〜)アイコン/フルスロットル/ナイトシフト」「MULTISTRADA V4S(2021〜)」「DIAVEL V4(2022〜)」「MONSTER+(2021〜)」の4タイプ。価格は全て5万3,900円(税10%込み)となる。

京都発のモーターサイクルパーツブランド「AELLA」からドゥカティ専用のパフォーマンスダンパー(R)が続々登場

今回アクティブとAELLAで共同で開発を行い、バイクの性能が上がると評判の高いパフォーマンスダンパー(R)をドゥカティ専用で開発しました。そしてモーターサイクルジャーナリストの小川勤氏に試乗・寄稿いただいたインプレ記事で本製品を紹介。ワンランク上の上質な乗り心地を実現するドゥカティ専用のパフォーマンスダンパー(R)に、ぜひご注目ください。

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※パフォーマンスダンパー(R)は、ヤマハ発動機株式会社により特許取得済み(特許第4627389号)です。
※本製品は、パフォーマンスダンパー(R)を株式会社アクティブが機種専用にセッティングした商品です。

AELLA(アエラ)は1991年にスタートしたモーターサイクルパーツブランドです。プロダクトの完成度を高めるために「走る」「曲がる」「止まる」といった基本機能を徹底的に探求。操作性を高めたポジショニングを追求することで生まれてくる「機能美」を目指しています。

小さなダンパーでドゥカティが変身!エンジンの鼓動感は明確に、車体もしなやかに!
【京都のAELLAからドゥカティ用パフォーマンスダンパー続々登場】

アクティブとAELLA(以下、アエラ)がドゥカティ用のパフォーマンスダンパーを開発すると聞き、ドゥカティ好きとして乗っておかないといけないと思い、試乗のため京都に向かいました。今回はモンスター、ムルティストラーダV4S、ディアベルV4、スクランブラーフルスロットルの4台をテスト。

空冷ツイン、水冷ツイン、V4、それぞれのドゥカティエンジンの美点が伸びており、乗り心地も向上。その様子を、モータージャーナリストの小川 勤がレポートします!(以下は寄稿:小川勤)

小さなダンパーがドゥカティのキャラクターを絶妙に変える

さまざまなドゥカティを乗り比べ、何度もパフォーマンスダンパーを装着したり外したりしてみる。するとパフォーマンスダンパー装着状態の方が明らかに良い。ドゥカティエンジンが上質になり、乗り味はしなやかになる。パフォーマンスダンパーがバイクの印象をガラリと変える。ノーマルに不満があるわけではない。正直、全くない。ただパフォーマンスダンパー付きの方が絶妙に良いのだ。

この不思議な感覚をもっと確かめたく何度もパフォーマンスダンパーを着脱してもらい、モンスター、ムルティストラーダV4S、ディアベルV4、スクランブラーを乗り比べていく。効果の出方がバイクによって少しずつ違うのも面白い。

ヤマハが開発したこのパフォーマンスダンパーは、車体の振動を吸収してそれを熱エネルギーに変換して発散させるパーツ。もちろんヤマハ車用のラインナップはワイズギアから発売され、僕はSR400を筆頭にさまざまなバイクでテストしてきた。最近ではアクティブがステーの位置、素材、ダンパーの種類などを含めて研究&開発しており、ヤマハ以外の車種(カワサキW800やホンダGB350S)でもその効果を感じてきた。そしてドゥカティ用はアクティブとアエラが共同開発をスタートした。

メリットは全車に共通している。未装着で走り出すと当然いつものバイクの印象だが、装着するとエンジンの振動がマイルドになり、全体的に高級感が出る。特にコストのかかっていないサスペンションを装着したバイクは、しっとり感がより強まるような気がする。

DUCATI SCRAMBLER 2G(2023〜)アイコン/フルスロットル/ナイトシフト

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■適合車種/DUCATI SCRAMBLER 2G(2023〜) アイコン/フルスロットル/ナイトシフト
■価格/5万3,900円(税10%込み)
・URL/https://shop.aella.jp/item/IS00159N11532.html

スクランブラーアイコンは車体左側のフレームを繋ぐようにパフォーマンスダンパーを装着。パフォーマンスダンパーは装着場所やステーやボルトの種類にまでこだわって設計されている。「スクランブラーフルスロットルは空冷エンジンらしい気持ちの良いフィーリングに磨きがかかり、ハンドリングの変化もわかりやすかった」

DUCATI MULTISTRADA V4S(2021〜)

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■適合車種/DUCATI MULTISTRADA V4S(2021〜)
■価格/5万3,900円(税10%込み)
・URL/https://shop.aella.jp/item/IS00159N11548.html

ムルティストラーダV4Sは、車体の右側にマウント。シャシーとV4エンジンを繋ぐようにパフォーマンスダンパーを装着する。「今回試乗した中でパフォーマンスダンパーの効果や意味を最も必要だと思ったのはムルティストラーダV4S。車体全体がまろやかな感じになり、長距離ツーリングでもメリットが大きそうだ」

DUCATI DIAVEL V4(2022〜)

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■適合車種/DUCATI DIAVEL V4(2022〜)
■価格/5万3,900円(税10%込み)
・URL/https://shop.aella.jp/item/IS00159N11542.html

ディアベルV4は車体左側の下側にパフォーマンスダンパーを装着。サイドスタンド付近からエンジンを結ぶように装着する。「大柄な車体のディアベルV4は、向きを変える際の落ち着きが印象的。安定感が出るため、曲がりやすさも感じたし、エンジンもマイルドに」

DUCATI MONSTER+(2021〜)

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■適合車種/DUCATI MONSTER+(2021〜)
■価格/5万3,900円(税10%込み)
・URL/https://shop.aella.jp/item/IS00159N11516.html

「個人的にはモンスターでの効果は薄く感じたが、アエラのスタッフの中にはモンスターの変化を感じている方も多数。乗り方やキャリア、使い方によって効果の感じ方はそれぞれなのだと思う。ステーが長く、そのため少し効果が薄く感じたのかもしれない」。モンスターは車体の右側に装着。

ツーリングにもスポーツにも効く!ドゥカティの新たなるセットアップパーツとしてパフォーマンスダンパーを楽しもう!

パフォーマンスダンパーを装着しているとエンジンの中の雑味が消え、鼓動が明確になる。だからスロットルを開けるのが、とても気持ちいい。特にドゥカティのLツイン(搭載角度によってはVツイン)やV4エンジンはその雑味がなくなると、気持ちよさがグンと増す。さらに車体からも雑味が消えるため、コーナーへのアプローチもしやすく、旋回中のしっとり感も向上。それが全体的な安定感にもつながっていて、ライダーの操作がよりリニアにバイクに伝わるような感覚があるのだ。切り返しもタイムラグなく決まり、車体からのオツリがこない感じ。このダイレクト感もいい。

もちろんしばらく乗っていると慣れてしまうし、車体ごとに個性の出方に傾向はあるものの、僕はやはり装着している方が好きだ。サーキットなどではその安定感の強さから好みが分かれることもあるというが、一般道において、僕はネガティブな面を感じることは一度もなかった。

パフォーマンスダンパーの走行中のダンパー作動量は1mmにも満たない。もちろん単品を持って手で動かそうと思ってもまるで動かないが、わずかなフレームのシナリやエンジンの振動を減衰することで、大きなメリットをもたらしてくれる。ロングツーリングなら確実に疲労軽減に直結するだろう。
これまでになかった、ドゥカティの新たなるセットアップパーツとしてパフォーマンスダンパーを楽しんでいただきたい。

リリース

株式会社AELLA(2024年8月21日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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