住友ゴム工業株式会社は、ダンロップブランドのビッグスクーター用タイヤ「SCOOTSMART2」を2022年3月1日(火)より発売する。同製品は、トレッドパターンの見直しやシリカコンパウンドの採用により従来品の「SCOOTSMART」を上回るウェット性能とロングライフを実現するという。ラインナップは、フロント9サイズ・リア5サイズ。価格はオープンプライスとなる。
住友ゴム工業(株)は、ビッグスクーター向けプレミアムタイヤDUNLOP(ダンロップ)「SCOOTSMART2(スクートスマートツー)」を3月1日から発売します。発売サイズはフロント9サイズ、リア5サイズで、価格はオープン価格です。
「SCOOTSMART2」は、雨の日でも安心して走行できるよう、グリップ性能と乗り心地を追求したスクーター用タイヤです。スクーター用タイヤは、天候に関わらず、通勤、通学、買い物、ツーリングまでさまざまな用途で使用されます。毎日が楽しく、安心して走行できるタイヤを目指し、新パターンやシリカコンパウンドなどを採用することで、従来品(※SCOOTSMART)からウエット性能、ライフ性能、乗り心地性能を向上させました。
【ウエット性能を向上させながらロングライフを実現】
■新パターンの採用
摩耗シミュレーションによってグルーブの配置を最適化することで、ロングライフを実現しています。フロントではセンターからショルダーまで貫く太くて長いロングラテラルグルーブとセンターグルーブを設け、効率的に排水することでウエット性能を向上しています。また、フレックスサイプを配置することでトレッド剛性を最適化し、旋回時の接地感を向上させました。
■シリカコンパウンドの採用
当社で初めて、スクーター用タイヤにシリカコンパウンドを採用。微粒子シリカ配合により細かい路面の凹凸に追従することで、ウエットブレーキ性能を向上しています。また、ロングライフの実現にも寄与しています。
【ツーリングでも疲れにくいハンドリングを実現】
トレッド断面の曲率半径が均一なシングルRプロファイルを採用することで、車体のバンク角が変化しても接地面の形状変化を抑制し、スムーズな旋回特性を実現。リアでは前後のロールバランスを最適化することで、素直なハンドリングを実現しています。
【快適な乗り心地を実現】
トレッドよりもやわらかいサイドウォール専用コンパウンドを採用することで、サイド部のたわみを最適化し、特に旋回時の乗り心地を向上させました。また、強くてしなやかなポリエステルカーカスを採用することで、スムーズなハンドリングを実現しています。
また、これらの技術採用によって、より少ない力でタイヤ交換の作業が可能になり、従来品より作業性も向上しています。当社グループのパーパスである「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる。」の基、製品を使用するお客様だけでなく、タイヤ交換作業を行う販売店の皆様にも喜びを提供できるタイヤを目指しました。
住友ゴム工業株式会社(2022年1月6日発行)