1988年に発売されたXV250Virago(ビラーゴ250)は、750、400に続いてアメリカンのビラーゴシリーズ第3弾として登場したクォーター(250cc)クラスクルーザー。搭載された新開発のVツインエンジンはその後、トラディショナルVツインスポーツのSRV250(1992)やカフェレーサースタイルのRenaissa(ルネッサ、1996年)にも搭載されました。そこで今回は兄弟車とも言えるその3台に注目です。
新開発エンジンは、60度挟み角V型2気筒、内径(シリンダーボア)49mm 、行程(ストローク)66mmのロングストロークタイプ。Vツインの鼓動とトルク特性に優れたエンジンはビラーゴ250の走りも快適で、燃費も良く人気を博し、国内では1997年、海外では北米向けに2018年モデルもラインナップされていました。
また血筋の良いそのエンジンは、SR400のようなトラディショナルスタイルのVツインスポーツとして、SRV250に採用されネイキッドブームのなか、1992年に登場。絶対性能ではなく控えめな馬力でしたが、ロングストロークから生み出されるトルク感とマッチしたキャラクターでした。また4年後の1996年には見た目の全く違うイタリアンテイストのカフェレーサースタイルをまとい、Renaissa(ルネッサ)として登場。スポーティかつクラシカルなデザインで記憶に残るモデルでした。ビラーゴ250の後継モデルとなるドラッグスター250が2000年に登場しましたが、ルネッサは1997年モデルで販売を終了。Vツインスポーツのその後の進化も見てみたかった、なくなるには惜しいモデルでした。
人気の現れか、中古車市場ではビラーゴ250の球数はまだありますが、SRV250、ルネッサともに少なめです。とはいえ価格はかなりこなれた感じなので、この機会にチェックしてみるのもありです。ロングストロークVツインならではのトルク感に魅了されてるオーナーのみなさんは、かっこいい愛車の姿を一枚撮って、ぜひ投稿してみてくださいね!
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■キュレーター/モトクルオフィシャル
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インスタで知り合って同じ市内に住んでるのは知ってたけど、お会いするのは初めて🤩
全く同じバイクが2台並んでるってなかなか凄いよね👏
一緒に写真を撮ってくれたハーレー乗りのお兄さん、ありがとうございました
■投稿者/Hiromiさん
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