tododesuさんのバイクライフ#04・東北ツーリングのススメ【バイク専用SNS “モトクル”】

掲載日: 2019年12月09日(月) 更新日: 2019年12月06日(金)
この記事は2019年12月9日当時の情報に基づいて制作されています。

バイク専用SNS “モトクル”ユーザーのtododesuさんは、スズキのBANDIT 1250Fとヤマハのセロー250に乗ってバイクで旅をするのが好きなライダーさんです。またツーリングのスタイルはタンデム&キャンプが基本なんだとか。今回はtododesuさんが実際に走って選んだ、東北ツーリングでのおススメを紹介してくれました。東北も素敵な道やみどころがいっぱいです!

道の選定に事欠かない
「東北って何があるの?」周りの人に聞かれたらどうするか、「道がある」そう答えたら良い。道はどこにでもあるだろう何言っているんだと思われるかもしれない、空気が読めないと思われるかもしれない。が、東北の道は格が違う。繋ぎ繋ぎ走れば快走路の連続、絶景路だって酷道だって任せてとけ! バイク乗りにとっては、道こそが最重要なのだ。
ここは、八幡平アスピーテライン、東北の中でもピカイチの道だ。春は雪の回廊〜夏の新緑〜秋の紅葉まで開通期間は景色を変えて楽しめる。冬に走れないことが唯一の欠点か。
いや、もちろん東北の魅力は道だけじゃないのはわかっている。それは、続きの記事を見て欲しい。
紅葉の格の違い
日本全国どこでも紅葉は見れる、家の前でだって木があれば紅葉するだろう。それでも、紅葉を求めて狩りに出るのは、色とりどりの山容を見たいが為であると思う。
どうせ足を運ぶのであれば、東北の紅葉を見に、北に舵を向けてみて欲しい。厳しい寒さを越えるからなのか、山あいの寒暖差が激しいからなのか、とにかく思わず感嘆の声を上げるほどの美しさだ。
これは国道289号線で出会った甲子大橋越しに見た紅葉だ。この後、甲子温泉の混浴湯に入り、奥会津に向かって走った混浴ツーリングの思い出。
こんな景色を見て走る、贅沢な東北紅葉ツーリングに出かけてみよう。
果ての魅力
日本の果てと言って思い浮かぶのはどこだろう、宗谷岬? 佐多岬? どちらも、確かに端っこではあるが、アクセスも良く、観光地として整備されているからか、達成感はあるもののどこか果てしなさを感じない。
ここ尻屋崎を筆頭に、竜飛崎、魹ヶ崎など、東北の岬は果て感の強いところが多い。基本的に自走で行くしか無いのもポイントの1つ。
真夏にも関わらず、やませ(偏東風)の影響か、この時の気温は10℃ほど。雨も滴る中、震えて過ごした思い出。
五能線と走るシーサイドライン‬
秋田市から青森市に至って走る国道101号線。ハイライトは能代市から鯵ヶ沢町のシーサイド区間。
日本海ギリギリを走り、JR五能線と並走している。本数の少ない五能線に出会えたらラッキーだ。道中には、不老ふ死温泉や十二湖、千畳敷、焼きイカなど、ついつい寄りたくなる誘惑も多く、走るだけでなくその地を楽しめる。
中でもお気に入りは、ここ驫木駅。木造の駅舎が日本海に面して佇んでいる。駅の周りには何も無い、地元でも利用者は少ないものと思う、ただただここにあることが大きな意義。
切符売り場も無いとは言え、むやみにホームに入ることは避けたいが、車窓の旅も良いかもな、とついつい思うバイク乗りであった。‬

 

あそこもここも温泉
日本は温泉大国故に沖縄県を除き、どの県にいても温泉に入ることに困ることはない。
中でも、東北では至る所で温泉に入ることができ、泉質はもちろん良好。その上、格安で入れるところが沢山ある。
ここ”滝沢温泉 民宿 松の湯”ではこの見るからに入浴気分を高めてくれる赤褐色の硫酸塩泉に、なんと¥100で入らせて頂けるのだ。
東北各地に野天や無料、格安の外湯が点在しており、とにかく極楽湯が豊富だ。安いだけが良いわけではないが、温泉巡りをする上で、東北ほどに巡りやすいところはないだろう。

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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