【ヤマハ】「TRACER9 GT ABS」2025年モデルを4/15に発売!

掲載日: 2025年03月12日(水) 更新日: 2025年03月12日(水)

TRACER9 GT ABS メイン

ヤマハはスポーツツーリングモデル「TRACER9 GT ABS」を2025年4月15日(火)に発売する。今回のモデルではマトリクスLEDヘッドランプや電子制御サスペンションなどを新たに搭載するほか、電動スクリーンやスマートキー、7.0インチフルカラーTFTディスプレイなどを採用しツアラーとしての快適性・利便性を向上させている。カラーは「マットライトグレー」「マットダークグレー」の2色を用意。価格は159万5,000円(税10%込み)となる。

スポーツツアラー「TRACER9 GT ABS」2025年モデル発売

~走行性能を進化させながら機能・装備を充実し、ツアラーとしての快適性・利便性向上~

ヤマハ発動機販売株式会社は、”クロスプレーン・コンセプト(※1)”に基づく直列3気筒888cm3エンジンを軽量アルミフレームに搭載し、高いスポーツ性と実用機能を備えたスポーツツーリングモデル「TRACER9 GT ABS」の装備を充実し、2025年モデルとして4月15日に発売します。

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「TRACER9 GT ABS」マットライトグレー

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「TRACER9 GT ABS」マットダークグレー

2025年モデルでは、”The matured Multirole fighter of the motorcycle”をコンセプトに、市街地からツーリングまで多用途でスポーティかつ快適な走りを楽しめ、幅広いニーズに応える多目的なスポーツツアラーとして、さらなる熟成と進化を図りました。

主な変更点は、1)先行車と対向車など周囲の状況にあわせて部分的に点灯・消灯・照射を自動制御する「マトリクスLEDヘッドランプ」やメインキーをONにした際、30秒間減衰力を低下させて車両の取り回しを支援する電子制御サスペンションなど、ライダーをサポートする新技術の搭載、2)フレームの最適化などによる良好な操縦性と安定性の実現、3)電動スクリーン採用をはじめ、居住性やウインドプロテクションの見直しによる快適性向上、4)スマートキー、USB Type-A端子対応ソケット内蔵のストレージコンパートメント、スマホと”つながる”機能(※2)を備えた7.0インチフルカラーTFTディスプレイなど機能・装備の充実です。

(※1)クロスプレーン・コンセプトは、慣性トルクが少なく、燃焼室のみで生み出される燃焼トルクだけを効率良く引き出す設計思想。
(※2)専用アプリ「Y-Connect (Yamaha Motorcycle Connect)」をインストールしたスマホと車両を接続し、手元でYRCのセッティングを行ったり、さまざまな情報や画像をメーターに表示できます。さらに「Garmin Motorise」アプリをスマホにインストールし、車両とペアリングすることによって、メーター画面上でナビゲーション機能も使用できます。

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「TRACER9 GT ABS」マットライトグレー

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「TRACER9 GT ABS」マットダークグレー

■名称/TRACER9 GT ABS
■カラー
・マットライトグレーメタリック4(マットライトグレー/新色)
・マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー/新色)
■発売日/2025年4月15日(火)
■メーカー希望小売価格/159万5,000円(税10%込み)
■販売計画/350 台(年間、国内)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
※本モデルはデジタル化推進および、環境配慮の観点から紙のカタログを製作しておりません。製品情報は下記Web サイトよりご確認ください。
■TRACER9 GT製品サイト
・URL/https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tracer9/new window

「TRACER9 GT」の新しい特徴

1)ライダーの走行を支援する最新技術の搭載
◎周囲の状況にあわせて点灯・消灯・照射を自動制御する
「マトリクスLEDヘッドライト」を二輪用として世界初(※)採用

TRACER9 GT ABS 記事3

複数のLoビーム用LEDとHiビーム用LEDからなるヘッドライトシステムです。上部に組み込まれたカメラと連動して、周囲の交通状況を判断し、自動的に点灯、もしくは消灯し照射エリアを調整します。
また、車体のバンク角に応じて配光が変化するコーナリングライトとしての機能も有しています。
(※)ヤマハ発動機販売調べ2025年2月現在

◎車両の取り回しを支援する電子制御サスペンション
メインキーをONにした際、30秒間減衰力を低下させて車両の取り回しを支援する制御をKYB社と共同開発による電子制御サスペンション「KADS(R)※」に盛り込みました。
※ 「KADS(R)」はKYB株式会社の登録商標

◎街中の扱いやすさに貢献する可変スピードリミッター
YVSL(Yamaha Variable Speed Limiter:ヤマハバリアブルスピードリミッター)
ライダーが設定した任意の速度を超過しないよう、エンジン出力を制限します。速度調整をアシストし、スロットル操作の負担を軽減。システムの作動・調整・解除は、クルーズコントロールの操作スイッチを介して行う他、解除は、スロットルを全閉方向へ押し込むことによっても停止できます。設定の下限スピードは50km/hです。

2)フレームの最適化などによる走行性の進化
従来モデルのメインフレームを踏襲しつつ、ヘッドパイプ後部のステーとリアサスペンション上部のクロスチューブを最適化。操縦安定性及び、リアサスペンションの作動性に貢献しています。
また、ライダーとタンデムライダーの居住性向上のため、長さを50mm延長(2021年モデル比)した新作のリヤフレームを採用。パイプ径と補強部材を最適化し、従来比で、約150gの軽量化と良好な操縦安定性を実現しました。

3)電動スクリーン採用、居住性やウインドプロテクションの見直しによる快適性向上
新たに無段階100mm可動する電動スクリーンを採用しました。ウインドプロテクション効果による快適性を高めるため、風洞実験とCFD(数値流体力学)解析を繰り返し、フロントのカウリングやスクリーン形状を見直したものです。

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またシートは、内部のクッションを増量し、燃料タンクへ繋がる前部を徹底的にスリム化、快適性と足つき性を向上しています。

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さらにハンドルの切れ角を2021年モデルの32度から35度へ増大し、取り回しや方向転換の容易化を図りました。
加えてヒップポイント、ハンドルバーの垂れ角と絞り角もそれぞれ見直しました。長距離走行や高速巡航でも、より快適なライディングポジションを実現し、疲労軽減を図っています。

4)機能・装備を充実
多目的なスポーツツアラーとして、以下のような利便性・快適性を充実させる装備を採用しました。
・走行モード切替は、4種のモードを選べる現行の「D-MODE」から、今回新たに「YRC(Yamaha Ride Control)」へと進化させました。走行フィーリングの選択だけでなく、各種電子制御の介入度も選べるようになりました。プリセットの3種(SPORT/STREET/RAIN)の他、2 種のカスタマイズ枠(CUSTOM1/2)を設けています。
・3種類の表示パターンから選べる7.0インチフルカラーTFTディスプレイ。専用アプリ「Y-Connect(Yamaha Motorcycle Connect)」をインストールしたスマートフォンと車両を接続し、スマートフォン上でのYRCセッティングや、電話・メール着信・音楽再生機能などをディスプレイに表示することが可能
・車両のメインスイッチを押し回すことで電源ONとハンドルロックの解除が可能なスマートキーシステム
・USB Type-A端子対応ソケット内蔵のストレージコンパートメント
・操作のしやすさと情報のわかりやすさを優先した新作ハンドルスイッチ
・「ESS(エマージェンシーストップシグナル)」「二段階フラッシャー機能」「消し忘れ機能」を搭載したフラッシャー
・搭載燃料の計測精度が向上した燃料ポンプとインジケーター

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5)ツアラーのフラッグシップモデルとしてTRACERらしい新デザイン
“Mind Tracking Partner”をコンセプトに新たなデザインを採用しました。旅へ誘う頼れるパートナーとしてベースモデル「MT-09」の俊敏さを継承しつつ、必要最小限のカウリングでスポーツ性と快適性を両立した新TRACER。車両軸に沿って、適材適所に配置された導風デバイスは、風を”活かす”この車両独特のアローシルエットを表現しています。所有感を満たす意匠の灯火器やコクピット周りに、視覚的なノイズにならないよう作り込まれた補器類やケーブル類など、細部まで質感に配慮しながら、無駄を省いた質実剛健が、見る者を旅への衝動に掻き立てます。

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カラーバリエーションは、熟成を感じさせる上質感のある”マットライトグレー”と、艶消し色を組み合わせ、コントラストをつけた落ち着きある”マットダークグレー”の2色です。

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リリース

ヤマハ発動機株式会社(2025年3月12日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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