2022年4月7日(木)、Suzuki India が250ccの新型アドベンチャーモデル「Vストローム SX」を公開した。この車両最大の特徴は「ジクサー250/SF」にも搭載される油冷単気筒(SOHC 4バルブ)エンジンを搭載していることだ。
現在日本国内で販売されている「Vストローム250」に搭載される水冷2気筒(SOHC 2バルブ)はロングストロークによる豊かな低速トルクと扱いやすさが身上。これに対し「SX」に搭載される油冷エンジンはショートストロークとなっており、ピーキーかつエキサイティングなフィーリングが持ち味。
また、車重は Vストローム250が189kgに対し、SX は167kgと圧倒的に軽量。タイヤも前後17インチの Vストローム250に対し、SX はフロント19・リア17インチが採用されており、ダートでのスポーツ性能という点では SX に軍配が上がるだろう。
電子装備面では Bluetooth によるスマートフォン連動や、ターンバイナビゲーションなどの機能を搭載するモノクロディスプレイが採用されている。なお、気になる現地価格は21万1,600ルピー(約34万5,000円)となっているが、日本国内への導入など詳細については現在のところ情報は無い。
Suzuki India(2022年4月7日発行)