ロイヤルエンフィールドは、アドベンチャー・クロスオーバー「Scram 411(スクラム411)」を公開した。同車両はアドベンチャーモデル「Himalayan(ヒマラヤ)」をベースとしたバリエーションモデルとなっており、フロントタイヤはフロントが19インチ、リアが17インチという構成になっている。
スクラム411はインドでの発売を皮切りに、2022年半ばにはアジア太平洋地域や北米、中南米地域で販売される予定となる。なお、日本への導入等詳細については現在不明となる。
インドでの販売を皮切りに、2022年半ばに他アジア太平洋地域に展開
現存する世界最古のモーターサイクルブランドであり、中間排気量モーターサイクルセグメントにおけるリーディングブランドのRoyal Enfield(以下、ロイヤルエンフィールド)は、ブランド初となるアドベンチャー・クロスオーバー「Scram 411」をグローバルで発表しました。Scram 411は先ずインドで販売が開始され、2022年半ば頃を目安に他アジア太平洋地域、その後北米や中南米地域に展開される予定です。
個性的な外観とデザイン、遊び心のあるカラーリング、親しみやすいライディングという特徴を持つScram 411は、最高のラフロード性能をアーバンライディングにもたらしたモデルであり、都市環境向けに最適なアドベンチャー・クロスオーバーです。
新しいScram411は、親しみやすい高性能なストリートスクランブラーでありながら、アドベンチャーモーターサイクルの要素を備えています。実績あるロイヤルエンフィールドのLS-410エンジンプラットフォームとハリスパフォーマンスのシャシーをベースに開発されており、市街地での活発な動きと、ラフロードでの高い走破性を兼ね備えたモデルです。ライディング形状と人間工学に焦点を当てた開発により、都市部でのライディングだけでなく、道路ではない予測不可能なオフロードにも理想的なモーターサイクルとなっています。
Scram 411は、ロイヤルエンフィールドが常に追求している、探検を可能にし、あらゆる冒険の完璧な味方となるモーターサイクルを作るという姿勢を受け継いでいます。そのようなモーターサイクルの一つが、ロイヤルエンフィールド初のアドベンチャーツアラー、Himalayanです。Scram 411は、真のスクランブラーのバイブスを持ち、強いアドベンチャーDNAを内蔵した新しい種のモーターサイクルです。都市部の道路では遊び心にあふれた機敏さを感じさせながらも、どんな状況にも対応できる高い能力を備えています。
アイシャー・モーターズ社の最高経営責任者、Siddhartha Lalは、Scram 411の流動性と多用途性を高く評価しています。
「ロンドンでも、ニューデリーでも、東京でも、現代の都市生活の輪郭は刻々と変化しており、私たちの世界のペースは益々速度が上がっています。都市部での生活は、平日の喧騒と週末の逃避行、そしてその間にあるものが全てとなりました。私たちは、このような状況を難なく乗りこなし、現代の若いライダーにとって完璧な味方となるモーターサイクルを作りたいと思いました。現代のために作られたScram 411は、いつでもどんな変化にも向き合う準備ができているモーターサイクルなのです。」
ロイヤルエンフィールド、アジア太平洋地域責任者のAnuj Duaは、Scram 411の発表に関して次のように述べています。
「交通の便が良く、効率的に移動できるモーターサイクルは、アジア太平洋地域で最も人気のある交通手段になっています。アジア太平洋地域のライダーは、通勤や冒険のための手段としてモーターサイクルを深く支持しています。私たちは、新しいScram 411が中型モーターサイクルセグメントにおけるスイートスポットを見出だすであろうと感じています。
Himalayanの多用途性と性能は世界的に高く評価されており、私たちはこのモーターサイクルをより若く、現代的で都会的な文脈で再構築することを思いつきました。街中を楽しく魅力的に走ることができ、かつ逞しさを併せ持ったモーターサイクルを好むアジア太平洋地域の若者ライダーにとって、Scram 411は完璧なクロスオーバーとなることでしょう。他のモーターサイクル同様、Scram 411は世界中のライダーのために作られ、世界クラスのエンジニアリングによって製造されています。非常にエキサイティングで活気に満ちた新しいモーターサイクルであり、世界中のライダーが新型Scram 411を好きになってくれるものと自負しています。」
Eicher Motors Limited(2022年3月16日発行)