KTM Japan 株式会社は「KTM 690 SMC R」および「KTM 690 ENDURO R」合計155台のリコール情報(外-3312)を国土交通省に2021年11月1日(月)に届け出た。
上記車両についてはクラッチレリーズシリンダー内部ピストンの組み付けが不適切なため、当該シール部からクラッチ液が漏れ、最悪の場合クラッチ操作が行えず走行不能となるおそれがある。
これについて同社では対象車両のユーザーへダイレクトメールを送付すると共に、 KTM 正規ディーラーにて対策パーツへの交換を行う予定だ。
KTM Japan 株式会社(所在地: 東京都江東区有明、代表取締役社長:オリバー・ゴーリング)は、国土交通省へリコール(回収・無償修理)の届出をいたしましたことをご連絡いたします。
■リコール届出番号/外-3312
■リコール開始日/2021年11月2日(火)
■不具合状況
動力伝達装置において、製造時におけるクラッチレリーズシリンダー内部ピストンの組み付けが不適切なため、当該シール部からクラッチ液が漏れることがある。そのためクラッチ液の漏れにより、クラッチ操作システム内の油圧が低下し、最悪の場合、クラッチ操作が行えず走行不能となるおそれがある。
■改善措置の内容
全車両クラッチレリーズシリンダーを点検し、不具合品を装着している車両は当該シリンダーを対策品と交換する。また、必要に応じてエンジンオイル、オイルフィルターの交換を実施する。
■発見の動機/市場からの情報による。
■車名/KTM
■型式/690SMCLSV47
■通称名/690 SMC R
■リコール対象車の車台番号の範囲及び製作期間
・VBKLSV401KM744960~VBKLSV409LM706152
・平成31年01月17日~令和2年08月13日
■リコール対象車の台数/117台
■車名/KTM
■型式/690ENDLEV47
■通称名/690 ENDURO R
■リコール対象車の車台番号の範囲及び製作期間
・VBKLEV406KM746047~VBKLEV401LM784433
・平成31年01月24日~令和2年01月10日
■リコール対象車の台数/38台
■リコール対象車の台数合計/155台
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車輌が含まれている場合もあります。
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、 KTMJapan 株式会社よりダイレクトメールにてご連絡いたしますので、お近くの KTM 正規ディーラーにご連絡いただき、リコール対策作業(無償)をお受けくださいますようお願い申し上げます。
・皆様へ迅速な対応を行うため、車輌をご入庫の際は事前に作業日時のご予約をお願いいたします。お手数をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
KTM Japan株式会社
TEL/03-3527-8885
ホームページURL/https://www.ktm.com/jp/
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リリース = KTM Japan株式会社(2021年11月1日発行)