アプリリアのスーパースポーツモデル「RSV4」をベースとするストリートファイター「トゥオーノ V4」の最新モデルが同社の本国サイトにて公開された。
この車両には同時公開された新型 RSV4より小ぶりなタイプのフェアリングと独自のライディングポジションが与えられているほか、最高出力は RSV4の217馬力に対し175馬力に抑えられている。なお、同車両の日本導入時期など詳細については後日発表される予定だ。
APRILIA.COMで大幅に刷新されたハイパーネイキッドが公開
新しいスタイリング、ウィングレット、一層進化した電子制御デバイス、MOTO GP スタイルの新型スイングアームを採用。このカテゴリーで常にトップクラスを走ってきた独自の175馬力 V4エンジンを搭載。エルゴノミクスが改善され、快適性が向上。ツーリングにもサーキットでの走行も対応可能な超高速ストリートバイクとしての地位を確立しています。
■新型トゥオーノ V4 オフィシャルサイト(英語)
・URL/https://www.aprilia.com/en_EN/aprilia-world/news-aprilia/v4-range/
アプリリア トゥオーノ V4はストリートやサーキットでも、機能と快適性という点からハイパーネイキッドカテゴリーのベンチマークとなっています。
トゥオーノ V4 はアプリリアが長年トップレベルのレースに参戦することで得た経験、そしてスーパースポーツバイクを起源とし、ストリートやサーキットでも非常に楽しいライディングを提供するハイパーネイキッドカテゴリーのパイオニアとして、高いレベルのパフォーマンスと洗練性を実現しました。
APRILIA.COMで世界に公開された新しいトゥオーノ V4 ファクトリーは、ライダーのアドレナリンを高めるマシンであり、サーキットでの強く純粋なスポーツマインドと、ストリートでの楽しさを両立させます。Ohlins 製Smart EC 2.0セミアクティブサスペンションシステムを標準装備し、本物志向のユーザーにも満足いただける1台です。
トゥオーノ V4のスタイリングは、全く新しく登場したアプリリア RS660のエアロダイナミクスを踏襲した革新的なダブルフェアリングコンセプトを採用しています。
トゥオーノ V4の伝統に習い、RSV4からフェアリングの表面積を減らしたデザインが特徴的であり、トップフェアリングには「コーナリングライト」機能を有する DRL を搭載した新型のトリプル LED ヘッドライトを装備しています。RSV4の影響を強く受けたトゥオーノV4は、新しく洗練されたエルゴノミクスの恩恵も受けており、新しい燃料タンクとテールフェアリングの形状によってよりスペースが広くなり、ライダーの快適性が向上しています。
電子制御デバイスもより機能的かつ直感的な操作が可能となっており、新型のカラー TFT メーターはより大きくなっています。新型 Marelli 製11 MP ECU の高い演算速度と、6軸慣性プラットフォームにより、ライド・バイ・ワイヤ電子制御スロットルをはじめとする電子制御が向上し、APRC 機能が洗練されています。
また、そのパフォーマンスと技術の先進性という観点から、常にトップクラスを走ってきたアプリリア独自の電子制御デバイスは、調整可能な新しいエンジンブレーキコントロールの導入によってさらに強化されました。6つあるライディングモードには、サーキット向けに3つ(2つはカスタマイズ可能)と、ロード向けに3つ(1つはカスタマイズ可能)から選択が可能で、ライダーの好みのライディングモードを選択するだけで、最適なトラクションコントロール、ウィリーコントロール、エンジンブレーキ、コーナリング ABS そしてその他のパラメータが総合的に制御されます。
機能性とフィーリングという点から既に高い評価のシャーシは、低く配置された補強用ブレースを採用し、より軽量化を実現したアルミニウム製の新型スイングアームによって大幅に進化しました。この新型のスイングアームは WSBK の舞台で活躍し、MotoGP マシン用に開発されたバイクで既に見られる形状を採用しています。このスイングアームは重量を削減し、加速時におけるリアエンドの安定性を向上させる設計となっています。
トゥオーノ V4は独自のコンセプトを持った65°V4エンジンを搭載する唯一のスポーツネイキッドです。イタリア ヴェネト州で開発された1,077cc V4エンジンの高いパフォーマンスに変りはなく、最高出力175馬力と121Nmの最大トルクを発生します。このカテゴリーでは類を見ないほど高いレベルでセッティングされたシャーシと電子制御パッケージによって生み出されるバランスのおかげで、パワーだけを見れば数値を上回っているライバルが数多く存在するハイパーネイキッドカテゴリーでも群を抜いています。ユーロ5規制をクリアし、新型のエキゾーストシステムの搭載により、ユーザーと批評家の両方から愛されるサウンドと個性は健在です。
※当リリースの内容はイタリア本国仕様です。日本仕様は異なる場合があります。
※日本仕様の導入内容につきましては改めてご案内いたします。
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リリース = ピアッジオグループジャパン株式会社(2021年1月22日発行)