【ドゥカティ】新設計の V4エンジンとレーダーシステムを搭載!「ムルティストラーダ V4」の生産開始を発表

掲載日: 2020年10月07日(水) 更新日: 2020年10月07日(水)

ドゥカティ ムルティストラーダ V4 メイン

2020年10月6日(火)、ドゥカティはムルティストラーダシリーズのニューモデル「ムルティストラーダ V4」の生産開始を発表した。

同車両の正式発表については2020年11月4日(イタリア現地時間)に行われる予定だが、現時点で公開されている情報としては、メンテナンスサイクルが大幅に延びた完全新設計の V4エンジンを搭載し、世界初となるレーダーシステム「アドバンスト・ライダー・アシスタンス・システム」を採用するということのみ。

このレーダーシステムは、前方のセンサーがアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)を制御、後方レーダーはブラインド・スポット・ディテクション(BSD)死角検知システムの役割を果たすという。なお、日本仕様の生産開始時期については現在のところ未定となっている。

ドゥカティ、前方用/後方用・レーダー・テクノロジーを搭載した世界初のモーターサイクル、新型ムルティストラーダ V4の生産開始を発表

ドゥカティ ムルティストラーダ V4 記事1

・ムルティストラーダ V4の生産を開始、ドゥカティ史上もっとも成功したモーターサイクルの1つであるムルティストラーダは、累計11万台以上を生産
・このニューモデルには、非常にスムーズなパワーデリバリーを実現し、メインテナンス・インターバルを大幅に延長した、完全に新しい V4エンジンを搭載
・ムルティストラーダV4は、前方用/後方用レーダーセンサーを搭載したアドバンスト・ライダー・アシスタンス・システムをユーザーに提供する世界初のモーターサイクル

2020年10月6日 ボルゴパニガーレ(イタリア、ボローニャ)

ドゥカティは、前方用/後方用レーダー・テクノロジーを搭載した世界初のモーターサイクル、ムルティストラーダ V4の生産をボルゴパニガーレ・ファクトリーで開始しました。ムルティストラーダ V4は、イタリアのボローニャを拠点とするドゥカティにとって非常に重要な節目となるモデルで、11月4日(イタリア現地時間)に正式発表されます。

ドゥカティは、第4世代のムルティストラーダにおいて、スポーティでエモーショナルな走りを犠牲にすることなく、「adventouring」(アドベンツーリング/冒険の旅)のニーズを満たすように設計された、軽量でコンパクトな新しい V4エンジンを開発しました。エンジンを完全に新設計することにより、モーターサイクルの世界では前例を見ない、長期的なメインテナンス・インターバルを達成することが可能になりました。この新しいエンジンに関する詳細は、10月15日(イタリア現地時間)に公開されます。

ドゥカティは、2018年の時点で、量産モーターサイクルにレーダー・システムを搭載することを発表しています。このシステムは、特にロングツーリングにおける快適性とライディング・アシスタンスの面で、まったく新しいレベルの走行体験を提供するもので、モーターサイクルの世界にとって真の革命となるものです。

このレーダーは、高度なアシスタンス・システムとして、モーターサイクル周囲の交通状況を瞬時に検知することにより、ライダーと二輪車の安全性と走行快適性をより向上させることができます。ドゥカティは、ミラノ工科大学のエレクトロニクス、インフォメーション、バイオエンジニアリング学部と協力して、このタイプのシステムの実験を行った2016年から、レーダー・システムの開発に関心を持っていました。

この研究がプロジェクトの最初のステップとなり、その後4年の歳月をかけて、ボッシュをはじめとするドゥカティの最高レベルの技術パートナーと密接に協力して、2つのレーダーを使用したライディング・アシスタンスのコンプリート・パッケージを開発し、新型ムルティストラーダV4に搭載しました。

ドゥカティ ムルティストラーダ V4 記事2

各レーダーセンサーは、コンパクトなサイズ(70x60x28mm、最新のアクションカメラと同様)を特徴とし、重量はわずか190gで、モーターサイクルデザインと完全に一体化されています。

前方に配置されたレーダーセンサーは、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)の作動を制御します。ACCは、30~160km/hの速度で走行中に、前方車両との車間距離(4つのレベルで選択可能)を一定に保つように、アクセルとブレーキを自動的にコントロールします。四輪自動車から派生したこのシステムは、モーターサイクルの挙動および人間工学を考慮に入れて、さらに進化を遂げています。

特に、ライダーがどのような状況でも車両を常にコントロールできるように、減速と加速に関するシステムの介入は、一定のレベルを超えないように制限されています。このシステムは、特に高速道路を利用したロングツーリングにおいて、より快適なライディングを可能にします。

ドゥカティ ムルティストラーダ V4 記事3

一方、後方用レーダーセンサーは、リアビューミラーに映らない、ライダーの死角に来た車両を検知して、ライダーに警告することができます。このブラインド・スポット・ディテクション(BSD)死角検知システムは、後方から高速で接近してくる車両の存在をライダーに通知する事もできます。

ドゥカティのエンジニアと研究者、ミラノ工科大学の学生が共同で実施した研究プロジェクトの技術的/科学的価値を高めるため、このシステムの制御アルゴリズムに関連する特許出願が2017年5月に提出されました。さらに、2017年6月には、米国カリフォルニア州レドンドビーチで開催されたIEEE-インテリジェント・ビークル・シンポジウム(IV)において、科学論文が発表されました。

※本リリースに記述のある新型ムルティストラーダ V4 生産開始情報はヨーロッパ仕様の車両となり、日本仕様の生産開始タイミングは未定です。

お問い合わせ

ドゥカティジャパンお客様窓口
TEL/0120-030-292

リリース = ドゥカティジャパン株式会社(2020年10月6日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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