【MVアグスタ】ネイキッドモデル「ブルターレ 1000 RR」を2020/2に発売予定

掲載日: 2019年12月25日(水) 更新日: 2019年12月25日(水)

MVアグスタはネイキッドモデル「ブルターレ 1000 RR(BRUTALE 1000 RR)」を2020年2月に発売する予定だ。

限定車両「ブルターレ 1000 セリエオロ(BRUTALE 1000 Serie Oro)」のベースとなるこの車両は、998ccの水冷並列4気筒エンジンを搭載しており、その出力は208hp、最大トルクは11.9kgmを発生する。また、セリエオロに追加されているコンポーネントは付属しないが、その一部については純正アクセサリーとして利用可能となっている。

カラーは「アゴレッド/ダークメタリックマットグレイ/マットカーボン」「メタリックアビオグレイ/フルオイエロー/ダークメタリックマットグレイ/マット」の2つ。価格は396万円(税10%込み)となる。

ブルターレ 1000 RR

THE INTENSIVE HYPER NAKED

メタリックアビオグレイ/フルオイエロー/ダークメタリックマットグレイ/マットカーボン

アゴレッド/ダークメタリックマットグレイ/マットカーボン

■モデル名/ブルターレ 1000 RR
■発売予定/2020年2月
■メーカー希望小売価格/396万円(税10%込み)
メーカー希望小売価格(リサイクル料金含む)には保険料、登録に伴う諸費用、重量税は含まれておりません。メーカー希望小売価格は参考価格です。販売価格は各ディーラーが独自に定めていますので、詳しくはMV AGUSTAディーラーにお問い合わせ下さい。価格及び仕様は、予告なく変更する場合があります。

ブルターレ 1000 RR

驚異的な限定車両ブルターレ 1000 セリエオロのベースとなる、ブルターレ 1000 RRは、セリエオロ同様にバランスの取れた美しいスタイリングや高度な技術コンポーネントを搭載し、ダイナミックな走行を可能にしました。

パフォーマンスに影響を与える大胆さは、新型ブルターレ 1000の設計における主な優先事項の1つでした。よりスポーツ志向なモデルの最大出力を絶えず増加し続けることは、ストリートでの使いやすさを求める相対的なニーズとは一致しません。

これは、モーターサイクルの設計者が、技術、スタイル、制御のしやすさなど、可能な限り最高のコンディションをライダーに提供する責任を負うことを意味しています。ブルターレ 1000 RRは、その驚異的なパフォーマンスレベルを考慮して、ライダーの労力を最小限に抑えながら、シャーシ、エンジン、およびエレクトロニクスを最大限に活用することを目標としています。

■設計および詳細
設計はフロントからリアエンドまでの完全に一体化したタイトなラインと形状を描いています。つまり、このバランスは4気筒ブルターレの卓越した特徴であり、最初からF4と共にイタリアブランドの再スタートを特色づけた象徴的なモデルです。ヘッドライト、燃料タンク、テールフェアリングをはじめとする際立った機能は、この新型ブルターレ専用に設計および製造されています。

フルLEDヘッドライトは照明を改良するため、慣性プラットフォームで制御するコーナリングライトを使用しており、実際、光線はバイクの動的ポジションに基づいて方向と角度を変えます。ヘッドライトには内部にX型の色を付けた部分を設け、もう一つの専用機能として、昼間ランニングライトにより強調され、どの角度からでも新型ブルターレを見間違えることがない照明効果を実現するように設計されています。

ブルターレ 1000 RRが提供する感動体験は、セリエオロと同様です。つまり、2つのモデルを実質的に全く同一にする装備を選択することができます。たとえば、1000 RRの上部構造もまた、フレームとエンジンの形状を描き、強調するのに理想的な、精密に設計されたカーボンファイバーパーツを使用しています。ただし、「レッドワイヤ」はセリエオロ専用となります。

その他、追加コンポーネントのフルキットを備えています。GPS追跡機能など、これらの一部は1000 RR用に購入でき、純正アクセサリーとして利用可能です。もう一つの違いは、チタンの代わりスチールで作られたボルトにあります。セリエオロの軽量カーボンファイバーホイールリムは、1000 RRでは鍛造アルミニウムコンポーネントに変更され、最適な乾燥重量186kgを実現する特別なデザインと仕様を備えています。

解像度800×480ピクセルの第2世代5インチTFTディスプレイカラーパネルは、ブルターレ 1000 RRの多くのカスタマイズ設定とライダーとの主なインターフェースとなります。即座に様々なセクションへのアクセスを可能にする、直観的な電子ハンドルバーコントロールにより多数の設定メニューにすぐにアクセスできます。計器システムにより、スマートフォンとBluetoothを接続し、電話の着信やメッセージ、音楽を管理することが可能となります。

クルーズコントロール機能も搭載されており、1000 RR のようなハイパーネイキッドバイクでも非常に使いやすくなっています。ダッシュボードでは、新たな可能性を広げるMV ライドナビゲーションアプリが提供する多くの機能を最適に使用することができます。

例えば、スマートフォンを介してバイクの電子機器を直接カスタマイズしたり、ルートを作成/保存し友人とシェアすることが可能になります。また、MV ライドアプリとダッシュボードのミラーリング機能を使って、非常に便利なナビゲーション機能にもすぐにアクセスできます。

■エンジンとエレクトロニクス
ブルターレ 1000 セリエオロと同様、1000 RRのエンジンはMV AGUSTAが設計した並列4気筒の最新の進化を象徴しています。この新モデルは、最高級の素材を使用しており、また旧モデルと比較して大幅に改善された電子マネジメントパラメーターの完璧な見直しなど、あらゆる範囲に及ぶ重要な再設計が際立っています。これら全てが、このハイパーネイキッドバイクをそのセグメントにおいて、世界で最もパワフルなバイクへと導いています。実際、出力およびトルク値は、13,450rpmで208hp、116.5Nmという新記録を樹立しています。

ラジアルバルブタイミングやセントラルタイミングチェーン、最新のMV AGUSTA 4気筒エンジンの全てを特徴づけた技術選択は、F1やMoto GPのテクノロジーに触発され、大幅に再設計した後このモデルに搭載しています。具体的には、燃焼室のラジアルバルブにはF1テクノロジーを採用し、更にMotoGP車両の典型であるチタン製ピストンロッドによりエンジンの質量、負荷および慣性の低減を実現しています。

セントラルタイミングチェーンもMotoGPからヒントを得たコンポーネントであり、高回転時のカムシャフトのねじれの影響を緩和することができます。さらに、吸気側と排気側の双方でかつてない新たなタイミングを採用した新しいバルブガイドとカムシャフトを搭載。ピストンはアッソ社製の低摩擦ピストンリングを採用し、低回転時の振動を制限するためにバランスが取れた新しいクランクシャフトを搭載しています。

ファクトリーレースにおける MV AGUSTA の直接的な経験に基づいて、可動機械部品からオイルを分離できる新たなスプリッター潤滑システムを開発しました。セミドライサンプ潤滑は、バンク角が深い場合やウィーリー走行時など極端な走行状況下でも機械類を保護することを可能にし、更に摩擦レベルの低減に関して一切妥協することなく、非常に低い状態を維持します。

設計や開発作業の大部分は摩擦レベルを低減することに焦点を合わせ、更にトランスミッションに関しては、摩擦と全体的なノイズの両方を低減するギアを採用し、改良しました。ノイズを部分的に吸収するトーンホイールとクラッチカバーにより、目標を達成しています。

吸気システムの完全な見直しにより、エアボックスの再設計が完成しました。エンジン効率、出力、およびトルクを最大化するために、異なる長さのダクトを搭載しています。現在の構造は、シリンダー毎に2つのインジェクターを装備しており、下部4つがミクニ社製、上部4つがマニエティ・マレリ社製のシャワーヘッドインジェクターで、容量が大きく、吸気ダクトの上に配置しています。アロー社製エキゾーストシステムは4-1-4のレイアウトを採用し、スロットルバルブは低い回転数での最大トルクを実現します。

この4気筒プラットフォーム専用の新しいEM2.0コントロールユニットを開発したエルドー社との共同開発により、電子エンジンマネジメントも進化を遂げました。また、このバイクにはIMU慣性プラットフォームを搭載したフル・ライドバイワイヤ・マルチマップシステム(スポーツ、レース、レイン、カスタム)を装備しており、スリップ対策(8段階設定と無効化オプション)によってトラクションコントロールを管理し、IMUが提供するバンク角データに基づいて介入を調節します。

アンチウィリーシステムの進化版であるフロントリフトコントロールでは、有効化及び無効化を選択することができます。ローンチコントロールは、発進時の速度に基づいてエンジン回転数とトルクに反応する始動を実現するために装備されており、またEAS 2.1電子式アップ&ダウン・ギアボックスは、快適さと使いやすさの両方を実現しています。

■シャーシ、サスペンション、ブレーキ
MV AGUSTAの伝統において、新型ブルターレに搭載されているフレームは、スチールトレリスとアルミニウムサイドプレートによる高度に進化した「混合構造」を採用し、エンジン性能に加え、瞬時にそして簡単に反応するスポーティーなライディングスタイルの必要条件を兼ね備えています。ライディングポジションは、最適な車両制御と快適性を維持するため、人間工学に基づいた慎重な分析の上で決定されています。

ハンドルバーのセミクリップは、バイクのスポーティーな反応を顕わにします。最大速度300km/h以上に達することが可能なバイクの基本となる空気力学に関して特筆すべき点は、ラジエーターの横に配置されたスポイラーから明らかであり、ダウンフォースを改善し、フロントエンドに負荷を加え、高速での揚力を制限します。この効果は200km/h以上ではっきりと感じられ、MV AGUSTAのバイクを代表するステアリング精度を保証します。

シャーシの寸法はセリエオロと同一の、97mmのフロントホイールトレイルを備えた1,415mmのコンパクトなホイールベースとなります。TIN表面処理を施したオーリンズ社製 Nix ECフォークは、使用時と解除時に油圧ブレーキを電子調整します。スプリングのプリロードの調整は手動となります。アルミニウム製シングルサイド・スイングアームに固定されたオーリンズ社製TTXリアショックアブソーバーは、バイクの速度に基づいて絶えず調整し、また新型ブルターレ用に特別設計した支柱に固定されたオーリンズ社製EC電子ステアリングダンパーにより、同じ電子マネジメントが装備されています。

ブレーキシステムはセリエオロと同じで、名門のブレンボ社製 Stylema フロントキャリパー、ラジアルキャリパー、直径320mmのフローティングディスクを搭載しています。リアディスクは220mm、デュアルピストンキャリパーと組み合わされています。電子マネジメントは、特に軽量で効果的なレースモードを備えたBosch 9 Plus ABSシステムを搭載しています。

BRUTALE 1000 RR 諸元

お問い合わせ

MV AGUSTA JAPAN
TEL/0538-23-0861

BRUTALE 1000 RRのカタログページはこちら>>
その他MVアグスタ製品に関する記事はこちら>>

リリース = 株式会社 MV AGUSTA JAPAN(2019年12月24日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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