【カワサキ・東京モーターショー2019】噂のスーパーチャージドエンジン搭載バイク「Z H2」を発表

掲載日: 2019年10月23日(水) 更新日: 2019年10月23日(水)
この記事は2019年10月23日当時の情報に基づいて制作されています。

2019年10月24日(木)~11月4日(月)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第46回東京モーターショー2019」。カワサキは10月23日(水)に一般公開に先駆けて行われたメディア向けのプレスカンファレンスにおいて「Z H2」を発表した。

世界初公開となるこの車両は、新設計のトレリスフレームに軽快なハンドリングと高い剛性を併せ持つフロントサスペンション「SFF-BP(Separate Function Fork-Big Piston)」を装備。搭載される998ccの水冷並列4気筒バランス型スーパーチャージドエンジンは最高出力200馬力、最大トルク14.0キロを叩き出す。また、ボディワークはZシリーズで採用される「Sugomi」デザインを踏襲しながらも、アシンメトリーに設計されたエアインテークやフレームマウントされたヘッドライトにより既存シリーズとの差別化を図っている。なお、現在のところ発売予定日や価格の発表はない。

モデル名: Z H2 (ワールドプレミア/参考出品)

スーパーネイキッドZシリーズの新たなフラッグシップモデル。高出力と強烈な加速力、日常の走行シーンでの扱いやすさと優れた燃費性能を発揮する998cm3水冷並列4気筒バランス型スーパーチャージドエンジンを搭載し、Z H2専用のエンジンセッティングを施すことで、低中速回転域におけるスムーズな加速感を実現しています。

また、新設計のトレリスフレームや、先進的なフロントサスペンションシステム「SFF-BP」(※1)を採用した車体は、スーパーネイキッドに求められる軽快なハンドリング性能と、スーパーチャージドエンジンのパワーを受け止める高い剛性を両立しています。スタイリング面では、Zシリーズが持つ「Sugomi」デザイン(※2)を体現しながらも、スーパーチャージャーのエアインテークダクトを活かした左右非対称デザイン、フレームマウントのヘッドライトを採用し、これまでのZシリーズのモデルとは一線を画す斬新なイメージとしています。

さらに、インテグレーテッドライディングモード(※3)をはじめとした先進的な電子制御技術に加え、フルカラーTFT 液晶のインストゥルメントパネル、スマートフォン接続機能など、多数のライダーサポートシステムを搭載しています。

(※1)SFF-BP/Separate Function Fork-Big Piston
(※2)スーパーネイキッドZシリーズ共通のデザインコンセプト。獲物を狙う猛獣の背中のように盛り上がった燃料タンクと低く構えたヘッドランプが生み出すクラウチングフォルムや、大胆に跳ね上がったテールセクションなどが生み出す、絶対的な力感を内包した迫力あるデザインのこと。
(※3)KTRC(カワサキトラクションコントロールシステム)、パワーモードと連携する包括的なシステムで、トラクションコントロールと出力特性を、特定の走行条件に合わせて設定できる。

主要諸元

■エンジン種類・弁方式/水冷4ストローク並列4気筒 DOHC 4バルブ
■総排気量/998cm3
■内径×行程/76.0mm×55.0mm
■最高出力/147.1kW(200PS)/11,000min-1
■最大トルク/137.0N.m(14.0kgf.m)/ 8,500min-1
■全長×全幅×全高/2,085mm×770mm×1,130mm
■シート高/830mm
■車両重量/239kg
■燃料タンク容量/19リットル
■フレーム/トレリス、ハイテンスチール
■電子制御
・インテグレーテッドライディングモード
・IMU (慣性計測装置)
・KTRC (カワサキトラクションコントロール)
・パワーモード
・KCMF (カワサキコーナリングマネージメントファンクション)
・KIBS (カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)
・KLCM (カワサキローンチコントロールモード)
・KQS (カワサキクイックシフター)
・エレクトロニッククルーズコントロール
・スマートフォン接続機能
■カラー/メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー×ミラーコートスパークブラック
※車両重量は燃料・潤滑油・冷却水・バッテリーを含む重量です。
※仕様および諸元は予告なく変更することがあります。

お問い合わせ

カワサキモータースジャパン
お客様相談室
TEL/0120-400819

Z H2のカタログページはこちら>>

リリース = 株式会社カワサキモータースジャパン(2019年10月11日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ