【ホンダ】実用性とスポーツ性を両立させた新型「CBR650R」が3/15発売へ

掲載日: 2019年01月21日(月) 更新日: 2019年01月21日(月)
この記事は2019年1月21日当時の情報に基づいて制作されています。

ホンダは2019年モデルとして新型ロードスポーツモデル「CBR650R」を2019年3月15日(金)に発売する。「CBR650F」をベースに開発されたCBR650Rは高回転域の出力を向上させたパワーユニットに加え、車体は軽量化とマスの集中化を図り、足回りには倒立フロントフォークや軽量化した新デザインのアルミホイールを採用、さらにアシストスリッパークラッチやHonda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を導入するなど、運動性能を高めつつも扱いやすさと操る楽しさにスポットを当てたモデルとなっている。

カラーはマットバリスティックブラックメタリックとグランプリレッドの全2色を設定、価格はマットバリスティックブラックメタリックが103万6800円、グランプリレッドが106万9200円だ(どちらも税8%込み)。

ロードスポーツモデル「CBR650R」を発売

Hondaは、水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒・648ccエンジンを搭載し、コンパクトなフルカウルを装備したロードスポーツモデル「CBR650R」を、Honda Dreamより3月15日(金)に発売します。

CBR650Rは、扱いやすい車体サイズに低回転域から高回転域まで伸びやかな回転フィーリングを堪能できる直列4気筒エンジンを搭載した従来モデルの「CBR650F」をベースに開発。ワインディングや高速走行などでの、よりスポーティーな走行における“操る楽しみ”に焦点を当て、「エキサイティングな走りの堪能 直4 Middle CBR R」を開発のキーワードに、車体・足回り、パワーユニットの各部を熟成させつつ、スタイリングを一新。名称を従来のCBR650FからCBR650Rへ変更しました。

車体・足回りは、フレームの構成部品や製法を変更するなど剛性バランスを見直すとともに、さらなる軽量化とマスの集中化を図ったほか、新たに倒立フロントフォークや軽量化した新デザインのアルミホイールを採用するなどより運動性能を高め、軽快で上質なライディングフィールを実現しています。

パワーユニットは、扱いやすいトルク特性としながら従来モデルに対して高回転域の出力を向上させています。また、ライダーの疲労軽減や安心感のある走りに寄与する、アシストスリッパークラッチやHonda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)※1を新採用。より扱いやすく快適でスムーズな乗り味を実現し、“操る楽しさ”の向上を図りました。

スタイリングは、新デザインのコンパクトなフルカウルを装備し、ヘッドライト、テールランプなど全灯火器類にLEDを採用しています。
※1 Honda セレクタブル トルク コントロールはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがってHonda セレクタブル トルク コントロールを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。

 

グランプリレッド

 

マットバリスティックブラックメタリック

 

■販売計画台数(国内・年間)/600台
■メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
CBR650R(マットバリスティックブラックメタリック)
103万6800円
CBR650R(グランプリレッド)
106万9200円
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

【CBR650Rの主な特徴】

■車体・足回り
・フレームのピボットプレート部はプレス成型品を組み合わせたボックス構造に変更し、軽量化と高剛性化を高次元で両立させています。
・シートレール下側のパイプがピボットプレートに接合される位置を上方に移動させ、軽快感のあるシルエットにするとともに、シート後端を短縮してマスの集中化に寄与させています。
・ステップ位置を従来モデルに対し上側後方に設定するとともに、セパレートハンドルをトップブリッジ下側に締結しハンドル位置を下げることで、ワインディングなどでの走りをより楽しめるライディングポジションとしています。
・アルミホイールは5本Y字型スポークの新デザインを採用。剛性の最適化を図りながら各部を薄肉化することで軽量化を図りました。
・サスペンションは新たにフロントフォークを倒立式とし上質で軽快なハンドリングに寄与させるとともに、リアサスペンションとスイングアームとの締結部にピロボールを採用して、クッション作動性と路面追従性をより高めています。
・フロントブレーキにはラジアルマウントキャリパーを新たに採用。また、従来モデルと同様にABS※2を標準装備しています。
※2ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナーなどの手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます。

■パワーユニット
・ピーク回転にかけて谷のない回転上昇フィーリングを提供する出力特性に変更し、扱いやすさを高めるとともに、高回転域の出力向上を図っています。
・より高回転型の特性とするため動弁系の諸元を変更し、出力向上とスムーズなトルク特性に寄与させています。
・ピストンは頭部形状を変更し燃焼室形状の最適化を図りました。合わせてイリジウムプラグを採用し混合気をより効率良く燃焼させることで、吹け上がり感と優れたスロットルレスポンスに寄与しています。
・新設計のエアクリーナーには専用のツインラムエアダクトを採用。走行時の風圧(ラム圧)により高速域でのエアクリーナーボックス内の気圧を高めることで燃焼室への吸気充填効率を向上させ、高速域でより鋭いエンジンの吹け上がり感を実現しています。
・新たにアシストスリッパークラッチを採用。アシスト機構により、クラッチレバーの操作荷重を軽減させるとともに、シフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減するスリッパー機構を備えることで、より“操る楽しさ”の向上を図りました。
・新たにHonda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を採用。前後の車輪速度差から算出された値に基づき燃料噴射量を調整することでエンジントルクを最適化し、リアタイヤの駆動力を制御することで後輪スリップを緩和します。左ハンドルのスイッチ操作でON/OFFの切り替えが可能です。

■スタイリング
・LEDデュアルヘッドライトの採用など、CBRシリーズのイメージをより強調したスタイリングに一新。高速走行時のライダー居住性とワインディングなどにおける車体切り返し時の軽快感を両立させた、軽量コンパクトなデザインのフルカウルを装備しています。
・カラーリングは、レーシングイメージのグラフィックを施しスピード感を表現した「グランプリレッド」と、ブラックを基調とした落ち着いた印象の中に高彩度なレッドをアクセントとして取り入れた「マットバリスティックブラックメタリック」の色を採用しています。

■その他の装備
・急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させるエマージェンシーストップシグナルを新たに採用しています。
・新設計のメーターは軽量コンパクト化を図ったフルフラットデザインを採用するとともに、ギアポジションインジケーターなどの機能を新たに追加しています。

[ お問い合わせ ]
本田技研工業株式会社
お客様相談センター
TEL/0120-086-819

>>CBR650Rのカタログページはコチラ

リリース = 本田技研工業株式会社

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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