写真/バイクブロス・マガジンズ編集部
2017年11月6日からイタリア・ミラノでスタートしたEICMA2017(ミラノショー)。東京モーターショーでZ900RSをローンチして世界の注目を集めたカワサキだったが、ここミラノでも驚愕のニューモデルH2 SXをワールドプレミアし、会場は熱気に包まれた。また、Z900RSの派生モデルとして、70年代スタイルのビキニカウルを備えたZ900RSカフェを発表。スポーツヘリテイジシーンにさらなる一石を投じた。
プレスカンファレンスで壇上に立つのはカワサキ欧州マネージャーのマーティン・ランバート氏。2018年半ばに欧州向けとしてニンジャ125&Z125をリリースするとのサプライズ発表も!
車両お披露目に先立ち、SBK(ワールドスーパーバイク)のカワサキワークスチームの両エースが壇上に! 右は2013年度チャンピオンのトム・サイクス。左は2015年・2016年・2017年と前人未到のSBK3連覇を果たしたジョナサン・レイ。
日本で発表されたニンジャ250&400の欧州初お披露目のあとにローンチされたのがZX-10R SE。
続いてローンチされたのは、東京モーターショーで衝撃のデビューを果たしたZ900RSのカフェレーサーバージョン、Z900RSカフェ!
ビキニカウルをまとった王道の4発カフェスタイルの登場に会場は一気に沸き立つ!
そして最後にローンチされたのは……
ニンジャH2をベースにしたスーパーチャージャー付きツアラーモデル、ニンジャH2 SX! この瞬間、会場の熱気は最高潮に達した。
新世代ツアラーとして姿を現したニンジャH2 SX。カウルには大きな3本のフィンが入る専用設計。
リアからの眺め。パニアケースは超高速域でのツーリングを想定してか、比較的小ぶり。
フロントマスクもニンジャH2のデザインを踏襲しながらも専用のデザイン。
カウル両サイドには大型の3連LEDライトを備えている。
テールランプは2眼式のLEDを採用。
メーターは指針式のタコメーターの脇に液晶パネルをセット。多彩なインフォメーション表示機能を持つ。
左側のハンドルスイッチにはモード切り替えやクルーズコントロールなどのボタンを配置。
前代未聞、スーパーチャージャー付きツアラーの登場だ!
続いてZ900RSカフェ。ライムグリーンのカラーリングが鮮やか。
マフラーはスタンダード。ホイールのリムステッカーがアクセント。
薄型のテールカウルにうまく溶け込んだホワイトの縁取りつきライン。
小ぶりなビキニカウルが70’Sカフェを思わせる。
シングルシート風のタックロールシート。
非常に均整の取れたプロポーションのZ900RSカフェ。人気が出そうな1台だ。
ニンジャZX−10R SE。エンジンやサスペンションなど電子制御を中心に手が入った。
KH500風のカスタマイズが施されたバルカン。ウインカーも当時風。
欧州初お披露目となったZ900RS。奥には900 Super Fourの姿も。
ER-6(ニンジャ650)シリーズのエンジンを積んだフラットトラックカスタムのコンセプトバイク。かなりキマっていた!