リリース = ヤマハ発動機株式会社
ヤマハは、インド市場向けのモデルとして、排気量113ccのBluCoreエンジンを搭載した「Cygnus Ray ZR(シグナス レイ ジーアール)」を発表した。リリースでは、インドの二輪車市場について「2018年は1900万台規模への伸長が見込まれ」「4分の1がスクーターである」とし、現行の「Cygnus Ray Z」は、発売から2年9ヵ月で約27万台が販売されたとしている。
伸長続くインドスクーター市場に向けたスタイリッシュな新製品
若い男性向けスクーター「Cygnus Ray ZR」を発売
ヤマハ発動機株式会社は、スタイリッシュなボディに排気量113cm3の“Blue Core”エンジンを搭載したスクーターの新製品「Cygnus Ray ZR(シグナス レイ ジーアール)」を2016年4月下旬からインド市場で発売します。
「Cygnus Ray ZR」は、10代から20代の男性を中心に人気の現行「Cygnus Ray Z」の次世代モデルとして、≪Next Generation “REAL” Boys Scooter≫をコンセプトに開発しました。
インドの二輪車市場は2015年、約1,600万台の需要があり2018年は1,900万台規模へと伸長が見込まれています。この中でスクーターの占有率は約4分の1です。その多くはボディが比較的ゆったりしたファミリー向けモデルでしたが、「Cygnus Ray Z」はコンパクトかつスポーティな外観が人気を集め、累計販売台数は発売2年9ヵ月で約27万台となります。(2016年2月現在)
「Cygnus Ray ZR」は、現行モデルのコンセプトを受け継ぎながら、トレンドに敏感な若者のニーズに応えるスタイリングが特色です。彫が深く力強いフロントマスク、レイヤー感漂う直線ライン、スピーディさと抑揚感あるテールまわりなどをバランスさせ、“REAL Boys Scooter”を具現化するデザインとしました。また余裕あるシート下トランクやクッション厚を増やしたタンデムシートなど、実用性と快適性を考慮しています。標準モデルに加え、1)アルミ製ホイール、2)ディスクブレーキ、3)ダウンフェンダー、を装備する上級モデルの2仕様を設定しています。
当社はこれまで、インドスクーター市場において、女性向け「Cygnus Ray」、若い男性向け「CygnusRay Z」、ファミリー向け「Cygnus α」、プレミアムファッションスクーター「Fascino」を順次発売し、多様なユーザー層に呼応すべく、ラインナップを拡充してきました。今後も伸長の見込まれる同市場において、さらなる販売拡大を目指します。
■名称/Cygnus Ray ZR
■発売日/2016年4月下旬
■メーカー希望小売価格/
標準モデル:52,000インド・ルピー
上級モデル:54,500インド・ルピー
(デリー店頭小売価格)
■販売計画/13万台(2仕様合計/発売から1年間、インド国内)