リリース = トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社
トライアンフは、大阪・東京MCSで2016年5月中旬発売予定の新型タイガーエクスプローラーXRXを展示公開する。5つのモデルで成るタイガーエクスプローラーシリーズのうち、日本で発売されるのはXR、XRX(low seat仕様)、XCX、XCAの4車種。
XR
新型タイガーエクスプローラー日本上陸!
このたび、トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社では、フルモデルチェンジにより、革新的な進化を遂げた、アドベンチャークラスの最高峰である新型タイガーエクスプローラーを日本での発売に先駆けいち早くその姿を日本でお披露目をするべく、大阪と東京のモーターサイクルショーに展示をいたします。
ALL NEW Tiger Explorer
「5つのニューモデルで構成する、新型 TIGER EXPLORERファミリー」
*日本への導入は XR、XRX(low seat仕様)、XCX、XCAの4車種となる予定です。
*5月中旬発売開始予定 大阪モーターサイクルショー(3月19日~21日インテックス大阪) 東京モーターサイクルショー(3月25日~27日東京ビッグサイト) で日本《初お披露目》展示をします!(EXPLORER XRX)
さらなるトルク、パワーそしてパフォーマンス。
・138PS 1215cc 3気筒エンジンを搭載
・123Nmの太いトルクを全回転域で発揮
・アドベンチャーセグメントのなかでも最もパワフルなシャフトドライブエンジン
・燃費は5%向上
ライダーに焦点を合わせた最先端テクノロジー
・最新のチューニングが施されたABS及びトラクションコントロール
・連動式ABS及び、新しく設定されたヒルホールドファンクション
・ライダー自身でプログラム可能なものを含め、5種類のライディングモードを搭載
素晴らしさが体感できるライディングパフォーマンス
・進化したシャーシ及びWP製トライアンフ・セミアクティブ・サスペンション(TSAS) リアプリロード自動調整機構付き (XCX、XCA、XRX、XRT models)
・トルクアシストクラッチ
特徴的で独特な美しさを増したスタイリング
・進化したエアロプロテクション性能
・さらに現代的で、特徴的な独特のスタイル
・ディテールのこだわった仕上げの美しさ
・ローシートのバリエーションによって、より乗り易く
ニューTIGER EXPLORERファミリーの特徴は、5つのニューモデルと、より一層乗り易くなったローシートのバリエーションです。究極のアドベンチャーを求めるライダーにとって、究極の大陸横断的アドベンチャーモーターサイクルになりえることでしょう。「例えそれが日々の通勤であっても、人生に一度きりの旅であっても」アドベンチャーセグメントでスタンダードとなる各要素「パワー、パフォーマンス、テクノロジーとスタイリング」それぞれの水準を、ライダー達が最適なモデルを選択し、それぞれの要求に合わせてセットアップすることが可能なようにファミリーを用意しています。
アドベンチャーカテゴリではユニークな3気筒エンジン
このセグメントでは特徴的な3気筒エンジンがパワーを生み出します。「12バルブ、1215cc、並列3気筒」が9,300rpmで138PSを創出、そして6,200rpmで123Nmものトルクを供給します。パワーを最大限に活かすために、新しいTiger Explorerは油圧式トルクアシストクラッチを採用することで、レバー操作の労力を抑え、長時間におけるライダーの疲労を軽減します。全モデルが6速ギアボックスを採用し、トップギアは長距離クルーズをより簡単にし、そして燃費向上を実現しています。
また、どれもがローメンテナンスタイプのファイナルシャフトドライブを装備しています。また、新型のエグゾーストシステムを採用し、エンジンパフォーマンスを支えるだけでなく、排出ガス規制Euro4のコンプライアンスに適合しつつ、このファミリーに固有の、ライダーが笑顔になりえる洗練された独特のエグゾーストノートを用意します。さらに、新開発エンジンは、先代モデルのExplorerと比較して5%の燃費向上をしています。
ダイナミックなシャーシデザイン
5つのモデルで採用されたシャーシは、アドベンチャーライドに新たな躍動を加えるよう設計をされています。リバウンド/コンプレッションダンピング調整機構付きの48mm WP製フォークは快適さと制御性の高次元でのバランスを実現。ブレーキング時にそのハイレベルなコントロールを最大限発揮するために、全車がフロントには305mmのダブルフローティングディスクにBrembo製モノブロック4ピストンラジアルキャリパーを、リアには282mmのシングルディスク2ピストンブレーキを装備しています。
すべてのTiger Explorerにアジャスタブル高性能WPサスペンションが装備され、さらに中級~上級モデルのXRX、XRT、XCX、XCAモデルには、WPサスペンションを積極的にコントロールしてゆく革命的な技術であるTSAS、「トライアンフ・電子制御・セミアクティブ・サスペンションシステム」を搭載。
TSASシステムは、自動的に路面状況、速度、ライダーの体重、そして積載量や地形に反応してダンピングとプリロードセッティングを積極的に制御することにより、走行時に継続してサスペンションのセッティングを調整し、最善の制御性、快適さ、ライディングを実現します。ライダーが自分の走りに求めるサスペンションの特徴を選択することができます。
TSASによりライダーは「オンロード」と「オフロード」から選ぶことができ、それぞれのライディング状況に応じて異なったプリロードとダンピングのセッティングを用意。さらに、各セッティングはフロントとリアのダンピングセッティングを9段階で「コンフォート」から「スポーツ」までのレンジから簡単に選ぶことができます。
新しいライダーモードによって、異なったライディングコンディションにバイクが合うようにメニューから簡単に選ぶことができます。これらのライダーモードは、最大限の制御性、快適性そしてライダーがバイクと一体感を得られるよう、TSAS 、ABS、トラクションコントロールやスロットルマップの異なったセッティングを含んでいます。各ライディングモードのTSASセッティングは、そのモード専用の設定になっており、ライダーの好みに適合するようサスペンションのダンピングをさらに調整するオプションがあります。
コントロールを最適にするテクノロジー
新型の慣性測定ユニット(IMU)は連続的にバイクの姿勢や動作を、バイクのピッチ、ヨーイング、ロールの量、そして縦方向、横方向と垂直方向の加速度から測定します。この情報は、セントラルコントロールユニット(CCU)で計算処理され、実際的なデータをTSASシステムに供給し、リアサスペンションのセッティングを連続的に最適化します。いかなるバンク角でも最高のブレーキングとトラクションコントロールを実現するために、IMUのデータはコーナリングに最適化されたABSとトラクションコントロールシステムに活用されています。
IMU は以下を検知します
・ピッチ量
・垂直方向の加速度
・ヨーイング量
・横方向の加速度
・ロール量
・縦方向の加速度
ライダーのための、アクティブセーフティに重点を置いたテクノロジー
正確なハンドリングとアクティブセーフティは、ライダーのためのテクノロジーの中心にあり、TIGER EXPLORERファミリーへ搭載されます。エントリーレベルのTiger Explorer XRにマルチチャンネルABSとトラクションコントロールが搭載され、その一方では、その他のモデルにはオプティマイズドコーナリングABSとトラクションコントロールが採用され、コーナリング時にバンク角を絶えず監視し、必要な時に最高のブレーキフォースとABSを発揮します。
そのため、最もタイトなコーナーと格闘する際にも、素晴らしい安定性とコントロールを提供します。Tiger Explorer XRTとTiger Explorer XCAには革新的なヒルホールドコントロールというセーフティも装備され、最大積載時でも容易に坂道発進することが可能となり、予期しない後退の心配やリスクを避けることができます。
ライディングモード
新しいTiger Explorerファミリーは、モデルによって最大で5種類のライディングモードの選択肢があり、トライアンフの特徴的なライディングモードテクノロジーをフルに活用することができます。この選択肢によって、ライダーが相対する路面や天候の状況に適合するよう設定された幾つかの重要なパフォーマンスパラメーターを備えたモードを選ぶことができます。
こういった選択は、走行中でも簡単に、かつ速やかに行うことができます。各ライディングモードは、エンジンマップ、ABSのレベル、トラクションコントロール、そしてTSASシステムを採用している場合は、そのダンピング設定を変更します。
さらに高いレベルに進化した美しいスタイリング
2011年に登場した初代Tiger Explorerの、鋭い車体のラインや仕上げにこだわったディテール、頑丈でアグレッシブな印象の独特なスタイリングを失うことなく、新型Tiger Explorerファミリーはアドベンチャーバイクを定義づけるスタンダードを、現代的な美しさと逞しさによって高いレベルへ引き上げました。独特のシルエットを、新しいルックスのパネルやラジエーターカウルが鋭い印象を与えています。
ヘッドライトは、新しい電動調整可能なスクリーンを固定するために用意された、洗練された美しさを持つコックピットパネルによって丁寧に囲まれています(Tiger Explorer XRT及びXCA)。コックピットパネルはアッパーフロントマッドガードまでを全体的デザインとしてに統合し、新鮮でモダンなアスレチックなルックスをバイクに与えています。全体の外見は、艶ありペイントが施されたエンジンカバーとブラックのエンジンケースの対比で、さらに上質化されています。
そして、新しいファミリーのスタイリングは、ただ外見を美しく飾るためだけのものでは全くありません。それはバイクにはパフォーマンスを、ライダーには快適さを、より一層提供するように考慮されています。例として、コックピットパネルは燃費向上と、ライダーとパッセンジャーをより快適にするために空力性能を向上させています。電子調整可能なスクリーンも同様です。燃料タンクパネル内とラジエーターカウルで熱気をライダーから遠ざける役割を担っているダクトもまた、快適さを上乗せしています。
さらには、着座位置とフットペグの位置は、長距離ライディングでのシッティングポジションの時も、また、オフロードを難なく切り抜けるためのスタンディングポジションの時も、ライダーの快適さを最大限にする事を可能にしているのです。
■日本発売時期/全国トライアンフ正規販売店にて、5月中旬発売開始予定
XRX(low seat仕様)
XCX
XCA
[ お問い合わせ ]
トライアンフコール
TEL/03-6809-5233