リリース = 国土交通省
国土交通省では、ホンダが2015年12月3日に届け出たVFR1200FとVFR1200Xの2車種、計1,852台のリコール情報(3709)を掲載している。
■リコール届出番号/3709
■リコール開始日/平成27年12月4日
■届出者の氏名又は名称/
本田技研工業株式会社
取締役社長 八郷 隆弘
(問い合せ先:お客様相談センター 0120-086819)
■不具合の部位(部品名)/動力伝達装置(プロペラシャフト)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因/
プロペラシャフトのヨークジョイント部において、ベアリング抜け防止のかしめ圧及びベアリングを保持するハウジングの形状が不適切なため、走行時の摩擦による熱や高い負荷によりベアリング内部が磨耗するものがある。そのため、そのままの状態で走行を続けると、ヨークジョイント部が破損して、最悪の場合、走行不能となったり、プロペラシャフトがスイングアームと干渉し、リヤホイールがロックするおそれがある。
■改善措置の内容/
全車両、プロペラシャフトを対策品に交換する。ただし、対策品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として、全車両、プロペラシャフトを点検し、ヨークジョイント部の作動不良が確認されたものについては、プロペラシャフトを新品に交換する。
■不具合件数/1件
■事故の有無/無し
■発見の動機/市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置/
●使用者:ダイレクトメール等で通知する。
●自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
●改善実施済車には、車台番号付近にNo.3709のステッカーを貼付する。
[ お問い合わせ ]
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42354)