【リコール】シグナスXとマジェスティS 計74,617台

掲載日: 2014年11月18日(火) 更新日: 2014年11月18日(火)
この記事は2014年11月18日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 国土交通省

国土交通省では、ヤマハ発動機株式会社が2014年11月18日に届け出たシグナスX XC125、シグナスX XC125SR、マジェスティS XC155、計74,617台のリコール情報(3467)を掲載している。

ヤマハリコール
以下WEBサイトより
2014年11月18日
(※編集部注= テキストでは①を(1)と表記しています)

■リコール届出番号/3467
■リコール開始日/平成26年11月19日
■届出者の氏名又は名称/ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長 柳 弘之
(問い合わせ先:お客様相談室0120-090-819)
■不具合の部位(部品名)/
(1)電気装置(方向指示器の電気配線)
(2)速度計(車速センサー)
(3)走行装置(後輪ホイール)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)方向指示器のリレーの固定方法が不適切なため、当該リレーに接続する電気配線が走行中の振動により屈曲することがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該電気配線が屈曲を繰り返すことで断線し、方向指示器が不灯となるおそれがある。
(2)前輪車軸部に装着されている車速センサーの構造が不適切なため、走行時にローターが傾くことにより内径摺動部の潤滑用グリスが押し出され、不足することがある。そのため、ローターが回転するときの摺動抵抗が増大し、ローター爪部に過大な負荷がかかり、そのまま使用を続けると、最悪の場合、ローター爪部が破損し速度計が作動しなくなるおそれがある。
(3)後輪ホイールにおいて、製造時のリム部の仕上げ加工が不適切なものがある。そのため、タイヤとの密着性が悪く、リム部とタイヤビード部の間から空気が漏れ、最悪の場合、走行安定性を損ない転倒するおそれがある。
■改善措置の内容
(1)全車両、方向指示器のリレーを取り付けるゴムブラケットを対策品へ変更する。また、電気配線に対策用のサブハーネスを取り付けるとともに、クランプを追加し電気配線を固定する。
(2)全車両、車速センサーを対策品に交換する。
(3)全車両、後輪ホイールアッセンブリを対策品と交換する。但し、改善措置用部品の準備に時間を要することから、部品の供給ができるまでの暫定措置として、後輪タイヤのビード部に空気漏れ防止剤を塗布し、部品の準備ができ次第、対策品と交換する。
■不具合件数
(1)130件
(2)149件
(3)183件
■事故の有無
(1)なし
(2)なし
(3)人身1件
■発見の動機
(1)市場からの情報による。
(2)市場からの情報による。
(3)市場からの情報及び国土交通省からの指摘による
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールで通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、車わく(車台番号打刻位置付近)にNo.3467のステッカーを貼付する。

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>>国土交通省のリコール詳細情報はコチラ

[ お問い合わせ ]
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42354)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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