リリース = 本田技研工業株式会社
ホンダは、水冷2気筒400ccエンジンを搭載した「CBR400R」「CB400F」「400X」の3モデルのそれぞれの発売時期を発表した。3モデルとも同一エンジンを搭載しながら、CBR400Rはスポーツ、CB400Fはネイキッド、400Xはクロスオーバーと、それぞれのコンセプトに基づいてデザインされている。なお、3モデルともABSモデルも設定されている。
スポーツモデル「CBR400R」「CB400F」「400X」を新発売
Hondaは、新開発の水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒400ccエンジンを搭載したスポーツモデル「CBR400R」「CB400F」「400X」を発売します。CBR400Rは4月23日(火)に、CB400Fは5月23日(木)に、400Xは6月7日(金)に、それぞれ発売します。
この3車種の開発にあたっては、市街地走行からツーリングまで幅広いシチュエーションでの扱いやすさを追求するとともに、最新のデザイントレンドを採用しています。3車種ともに、新開発のエンジンとフレームを共用しながらも、それぞれが個性際立つスタイリングを実現しています。
エンジンは、低・中回転域から高回転に至るまで、スムーズで扱いやすい出力特性とすることで、軽快かつスポーティーな走りに対応しています。また、低フリクション技術や燃焼効率の追求により、39.7km/L(60km/h定地走行テスト値)の優れた燃費性能を実現しています。
車体には、しなやかで剛性に優れた新設計のダイヤモンドフレームを採用。マスの集中化を図るとともに、高い路面追従性を発揮する前・後サスペンションなどの採用で、スポーティーな走りを楽しむことができます。
スタイリングは、3車種それぞれが異なったデザインコンセプトに基づいています。上質感と躍動感にあふれた個性的なデザインの採用によって、所有感を高めています。
=新開発エンジンの主な特長= 【3車種共通】
水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒400ccエンジンは、エントリーユーザーからベテランライダーまで幅広い層の方が扱いやすく軽快でスポーティーな走行を楽しめることを目標において開発しました。また、力強い出力特性の実現にあたっては、吸気と排気の高効率化を目指し、吸・排気バルブの大径化を図るとともに、エアクリーナーから吸気ポートまでをストレート化しています。優れた燃費性能の実現にあたっては、ローラーロッカーアームを採用するなど、低フリクション技術を多岐にわたって採用しています。さらに、高品位なエンジンを目指し、プライマリーおよびバランサーギアには、ギアノイズ低減のためにセラシギアを採用。また、180度クランクやカップルバランサーの採用などにより振動を低減しスムーズな回転と優れた静粛性を実現しています。外観は、エンジンの搭載位置や搭載角度を完成車全体の視点から徹底的に検証。力強いデザインとしながら、ソケットボルトを各所に採用することで、造形美も醸し出しています。
=新開発の車体・足回り= 【3車種共通】
フレームは、日常の使用からツーリングやスポーティーな走行まで楽しめる最適な車体サイズの実現を目指して新たに開発。マスの集中化を図るとともに、しなやかさと剛性感を高い次元で融合させたダイヤモンドタイプを採用しています。サスペンションは、フロントにインナーチューブ径41mmのテレスコピックタイプを、リアにはプロリンクサスペンションを採用することで、路面追従に優れたものとしています。なお、急制動時のタイヤのロックを回避するABSをタイプ設定しています。
■CBR400R
=CBR400Rの主な特長=
「スポーツコンセプト」に基づき、CBRシリーズが築いてきたスポーツマインドにあふれるシャープなスタイリングとしています。デザインのキーワードを「Super Sports DNA」とし、CBRシリーズのフラッグシップモデル「CBR1000RR」のDNAを受け継ぐ空力特性に優れたフルカウルを装備しています。また、シャープなデザインのデュアルヘッドライトを採用し、精悍なフロントフェイスとしています。なお、フルカウルを装備しながら、エンジンの力強い造形美を見せる処理をするなど、新しいデザインを打ち出しています。ライディングポジションは、幅広いユーザーを想定し、ツーリングからスポーティーな走行までをカバーできるハンドル位置の設定としています。
カラーリングは、Honda伝統のトリコロールをイメージしたロスホワイト、精悍なグラファイトブラック、鮮やかなヴィクトリーレッドの3色のバリエーションとしています。
■CB400F
=CB400Fの主な特長=
「ネイキッドコンセプト」に基づき、日常で利便性が高く取り回しやすいモデルとしています。
デザインのキーワードを「Modern & European Naked」とし、CBシリーズのフラッグシップモデル「CB1000R(海外モデル)」のDNAを受け継ぐダイナミックなスタイリングとしています。
フロントフェイスは、V字型デザインのヘッドライトを採用し個性を強調しています。また、ヘッドライトと一体感を持たせたタンクシュラウドの採用によって、新しいネイキッドモデルのデザインとしています。さらに、エンジン下部のステンレス製のキャタライザーカバーは、アンダーカウルとしてのデザイン処理をすることで、デザインのアクセントにもなっています(キャタライザーカバーは3車種共通)。
CB400F専用の特徴的なバーハンドルは、ライダーのスポーツマインドを高めるとともに、操る楽しさも演出しています。カラーリングは、精悍なグラファイトブラックと、シャープなイメージのパールサンビームホワイトの2色の設定です。
■400X
=400Xの主な特長=
「クロスオーバーコンセプト」に基づき、ライダーの冒険心を高めるダイナミックなスタイリングを採用。デザインのキーワードを「Modern & Stylish」とし、「Crosstourer(海外モデル)」のDNAを受け継いでいます。400X専用の17Lの燃料タンクを採用することで、航続距離を伸ばすとともに、ライダーの自由度を高める専用のダブルシートや、ライダーへの走行風を軽減するウインドスクリーンを採用するなど、機能性とデザインを両立させたものとしています。なお、シュラウドには、400Xの「X」のロゴを大胆にあしらい、個性を強調しています。ライディングポジションは、ゆったりとしたアップライトなポジションとしているため、長距離ツーリングに適しています。
カラーリングは、パールサンビームホワイト、マットガンパウダーブラックメタリック、キャンディープロミネンスレッドの3色展開としています。
>>メーカー詳細ページは下記から
スポーツコンセプトCBR400R誕生
ネイキッドコンセプトCB400F誕生
クロスオーバーコンセプト400X誕生
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