リリース = ヤマハ発動機株式会社
ヤマハは、インドネシア市場向けに2010年から販売している125ccスクーターの「Xeon」に、新しいFIシステムとスポーティなデザインを採用した「Xeon RC」を1月中旬からインドネシア国内で発売する。
インドネシア向け125ccAT コミューター
「Xeon RC (セオン・アールシー)」発売
FI 採用などで経済性と加速性を向上
ヤマハ発動機株式会社は、125ccの水冷4ストロークエンジン搭載のインドネシア向けATモデル「Xeon RC (セオン・アールシー)」を2013年1月中旬より同市場にて発売します。製造・販売はグループ会社YIMM(PT.YamahaIndonesia Motor Manufacturing)が行います。
現行「Xeon (セオン)」は2010年から導入し、インドネシアでは累計約36万台を販売しています。当社は、さらなる商品競争力強化のためアセアン二輪車のFI化を進めており、「Xeon RC」は、当社独自のFI システムであるYMJET-FI※など新しい装備を織り込み燃費を向上させたほか、加速性、走行性などを高め、ボディデザインもよりスポーティで躍動的な外観としました。また、カラーリングは、スポーツマインドの強いインドネシアのユーザーニーズに応え、「X-TREME SPORT RACING CAR」をコンセプトとし、高性能なスポーツカーが醸し出すスピード感や力強さを表現しました。
インドネシアで拡大傾向にあるATカテゴリーに新たに投入する本モデルは、FI新採用などにより経済性・加速性を向上させるとともに、カラーリング・デザインをさらにスポーティにするなど、移動具以上の価値を求める現地ユーザーの要望に応えるモデルです。その高い商品性を、同市場でのさらなる販売拡大に繋げていきます。
また本モデルは、2012年12月に発表した当社の新中期経営計画にある「事業規模拡大・収益力向上」を担う商品のひとつとなります。
※ YMJET-FI:Yamaha Mixture Jet-Fuel Injection/主通路とは別に設けた副通路からのエアアシストを行い噴射燃料と空気を効率的に混合させ、実用域での燃費向上に貢献するFI システムです。
■名称/「Xeon RC」
■発売日/2013年1月中旬
■メーカー希望小売価格/15,100,000 ルピア(ジャカルタ乗り出し価格)
(編集部注/1円が約111ルピア 2013年1月15日現在)