ホンダが新型AT「CVマチック」搭載の「Wave110i AT」をタイで発表

掲載日: 2010年02月18日(木) 更新日: 2013年12月11日(水)
この記事は2010年2月18日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 本田技研工業株式会社

本田技研工業株式会社のタイにおける二輪車販売の合弁会社であるエー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド(社長:櫻井 善次郎)は、燃費性能の良さで定評のある「Wave110i」に、新型オートマチックトランスミッション「CVマチック」を搭載したカブシリーズのAT車「Wave110i AT」を3月よりタイ国内で販売する。価格は4万4,900バーツからとし、年間5万台の販売を計画している。(1バーツ=約2.7円)

Wave110i ATは、「CVマチック」を搭載することで、カブタイプの持つ走破性・耐久性・経済性に、手軽さ・快適性を加えた商品で、多様化するアセアン市場のニーズに応え、今後はタイに加えベトナムおよび周辺国で順次発売となる。

「CVマチック」は、Hondaが長年培ってきた小型二輪車用オートマチック技術を基に、新開発の冷却機構を採用することで、ドライブベルトに発生する熱負荷の問題を解消。ベルトの耐久性を確保しながら、ドライブプーリーとドリブンプーリーの軸間が短いコンパクトな構造を実現することで、車体設計の自由度に寄与するものとしている。

2009年のタイの二輪車市場規模は、約154万台(前年比:90%)。そのうち同社の販売台数は約101万台と全体市場の6割以上を占め、 21年間連続でナンバー1となっている。 快適で操作がしやすいことから、タイの2009年のAT市場規模は約71万台と市場規模の半数近くを占めるカテゴリーへと成長。従来より好評なWave110iにオートマチックトランスミッション機能を搭載した「Wave110i AT」を投入することでラインアップを充実させ、多様化するニーズに応えている。なお、同社では2010年中にタイで販売している全機種に電子制御燃料噴射装置PGM-FI(Honda Programmed Fuel Injection)を搭載する予定だ。

公式サイト(タイ):http://www.aphonda.co.th

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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