【編集部コラム】アメリカ最大規模、ビンテージバイクのイベントに潜入!

掲載日: 2018年07月09日(月) 更新日: 2018年07月09日(月)
カテゴリー: 日刊バイクブロス   
この記事は2018年7月9日当時の情報に基づいて制作されています。

ども、RyoTです。
先週コラムの更新ができなかったんですが、じつはいまアメリカにおります。

というのも、オハイオ州にあるMid-Ohio Racing Car Courseという広大なサーキットで「AMA Vintage Motorcycle Days」という全米最大規模のビンテージバイクのイベントをやってまして、それを見に行くために渡米しました。あ、ひとつ断っておくと、これは仕事ではなくて完全なプライベートトリップです(笑)。

さて、AMA(American Motorcyclist Association)が主催するこのイベントはむちゃくちゃ規模のデカいスワップミートが有名なんですが、僕の目的はビンテージバイクのレース。7/6〜7/8の三日間かけて行われるイベントでは、ヘアスクランブル、トライアル、ビンテージモトクロス、フラットトラック、ロードレースが連日開催されます。

もちろん車両はぜーんぶビンテージ! 旧車ラブな僕にとってはもうたまんねーわけです。そのイベントも昨日全て終了したのですが、今日は、初日に撮ったヘアスクランブルレースの写真を中心にチラ見せします。

ヘア・スクランブル(Hare Scramble)は、要はエンデューロレースです。ものすごい台数が参加してました。これは70年代車中心のクラス。このクラスの他に、ポスト・ビンテージ(Post Vintage)と呼ばれる80年代車中心のクラスもあります。

1列に20台近く並んで、1列ずつスタート。その列が6−7列はあったので100台以上のマシンが参加してます(笑)。マシンはヤマハIT、スズキPEなんかが多いんですが、ハスキーやPENTON、MAICO、CZ、Can-Am、ROKONなど日本ではほぼ見かけないマシンも多数!

かなりの台数がいたスズキPE勢。これはPE175です。PEはスズキのエンデューロレーサーで、輸出専用モデル(だったはず)。エンデューロマシンなのでヘッドライトとテールランプもついてます。日本ではほぼ見かけないモデルです。このトロイ・リーのオシャレジャージを着たライダーはかなり速かったです。

スタート直後の写真。写真の白いマシンはOSSA。後ろのオレンジのやつはPENTON。スタート後、グラストラックのフィールドを少し走るとライダーたちは森の中へ走って行きます。

これがウッズセクション。ところどころ水たまりもあるので見てて面白いんです。ちなみに写真のマシンはCan-Amのやつ。

黄色い時代のヤマハYZ。エンデューロマシンはもちろん、モトクロッサーも結構います。

これもYZ。ふくよかなライダーですが(笑)、走りはアツい!

これMAICOですね。モデルは440かな?

これはKDX175。カワサキは少数派でした。

これはパドックでの写真。彼らは翌日に開催されるビンテージモトクロスに参加するための受付にやってきてました。左はCZ、右はKX250です。二人ともたぶんまだ10代。あ、奥のオレンジ色のマシンはハーレーのMX250です。

さてここからはスワップミート会場の写真を少し。いい感じのおじさんが乗ってるのは、日本が誇る(?)名車、ホダカ・エース100です。日本ではなかなかのレア車ですが、アメリカにはたくさんいて、熱烈なホダカファンがいるほど。このエース100は会場でたくさん見かけましたね。

お、KXが売ってる。

しかも500!!!!!2000ドルでした。こういうマシンがそこらじゅうで売ってます。売れたのかなぁ?

バンス管付きのいかにもメリケンなZ。これはドラッグレーサーで、もちろん売りもの。Zもそこそこ見かけましたね。

ということで今日はこの辺で。2日目にはビンテージモトクロスを撮影して3日目の昨日はロードレースも撮ってきました。その模様についても何らかの形で紹介したいと思いますのでお楽しみに。

ではまたー。

(バイクブロス編集部 RyoT)

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