2018年8月22日(水)、目黒区の「STREAMER COFFEE COMPANY」でハーレーダビッドソン2019年モデルの展示・撮影会が行われた。事前情報が全くなかったので、もしかしたら2019年発売のアナウンスがされている電動バイク「ライブワイヤーが見れるかも?」という淡い期待を抱いて朝イチで会場を訪れたのだが……。
そこに置かれていたのはスピードスクリーンとシートカウルを装着した見たことがないモデルだった。一瞬、全体的なシルエットから「ライブワイヤーか!?」と思ったのだが、明らかに車体が大きいし、ライブワイヤーではありえないエンジンが搭載されている。ミルウォーキーエイトだ。巨大なエアインテークには「114」の文字が。
「なんだこれは??」とスタッフに伺ってみると、ソフテイルのニューモデル、「FXDR 114」だと説明を受けた。これがソフテイル? ソフテイル特有のリジッド型フレームの面影はナシ。まるでXR1200のようなシートカウルはビッグツインモデルとしては斬新極まりない。全体的なロー&ロングのシルエットはVロッドのようにも見える。しかもカッコいい。こんなモデル、他のどのメーカーにもないんじゃないだろうか? あえて言うならドゥカティのディアベルか……。
「仕掛けてきたねぇ、ハーレーダビッドソン」
個人的な好みを言わせていただくと、このスタイルのマシンならひと回り小さく仕上げて欲しかった。それとステップはミッドコントロールを採用し、タイトなポジションを希望。あとリアエンドの処理。シートカウルは文句なしでカッコいいんだけど、インナーフェンダーが気になる。非常に薄く作られているので、目立たないと言えば目立たないが……。
それで、価格はビビッドブラックが286万2000円(税込)、その他のモノトーンモデルは290万4000円となっている。まずは試乗してみないことには、ね!