【編集部コラム】ハーレー製アドベンチャーモデル「パンアメリカ1250」の衝撃

掲載日: 2018年08月09日(木) 更新日: 2018年08月09日(木)
この記事は2018年8月9日当時の情報に基づいて制作されています。

2018年7月30日、米国ハーレーダビッドソン本社が突如発表した「More Roads to Harley-Davidson」と名付けられた2020年までの中期成長計画。翌31日にはハーレーダビッドソンジャパンからこの計画についての正式なニュースリリースが配信された。

このプロジェクトには数多くのトピックスが含まれていたわけだが、その中でも最大のニュースは、中排気量モデルとしてハーレー初となるアドベンチャーツーリングモデル「Pan America 1250(パンアメリカ1250)」が2020年に登場するとアナウンスされたことだ。

「え?」 

「ハーレーのアドベンチャーモデル?」 

あのビーエムのGSやホンダのアフリカツインと同じセグメントのアドベントチャーモデルの開発をハーレーが密かに進めていたなんて、いったい誰が想像できただろうか? プロトタイプであるが、リリースにはちゃんと画像もついている。

そのスタイリングは宇宙船を思わせる近未来的なもので、タンクにバー&シールドが描かれていなければ、これがハーレー製のバイクだとはとても思えないアバンギャルドなものだ。エンジンは新開発となる排気量1250ccのVツイン。情報が何もないので、外観から察するに水冷エンジンで間違いないはずだ。ロッカーカバーの形状が、どことなくXR750のエンジンに似ているのではないかと個人的には考えている。

それにしても衝撃的だ。何度も言うが、ハーレーがアドベンチャーモデルを開発中で、しかもわずか2年後に発売するなんて……。話は変わるが、排気量1250ccのモデルが中排気量モデルだなんて、さすがハーレー、懐が深い。アメリカ人にとっては中型モデルなんだろうな、きっと。それはさておき、これは面白くなりそうだ。

(バイクブロス編集部 narita)

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