バイクとしては規格外とも言える排気量1,832ccの水平対向6気筒エンジンを搭載しているホンダの大型ツアラー「ゴールドウイング」。広大な敷地面積を有するアメリカをメインにした大型ツアラー、つまり大陸横断バイクのマーケットはハーレーダビッドソンの独壇場と言えるだろう。その他、アメリカではインディアンモーターサイクルの台頭、さらに世界的に見れば直列6気筒エンジンを擁したBMWモトラッドのKシリーズも強烈な個性を放っている。
その激戦区の中に、ホンダが満を持して投入予定(2018年4月2日発売)のゴールドウイングとはいかなる車両なのか? しかも17年振りのフルモデルチェンジと聞けば、期待が膨らもうというものだ。
つい先日、そんなゴールドウイングのジャーナリスト試乗会が大陸横断バイクの主戦場であるアメリカのテキサス州で開催された。モーターサイクルジャーナリストの青木タカオ氏によるフル装備のゴールドウイングツアーの徹底インプレッションをバイクブロスのWEBマガジン「モトライド」にて2月5日に掲載しているので、ぜひご覧いただきたい。ホンダの本気が垣間見える、数々のテクノロジーが随所に投入された、まさにスペースシップ並の仕上がりを誇っている!