執筆 = 代官山 蔦屋書店
二輪を愛する全ての方へ二輪モータースポーツ年鑑として確固たる地位を確立した今年で37刊目を数えるモトコース。二輪最高峰のモトGP各クラスは勿論、各種スーパーバイク、マン島TTなど、世界を代表する二輪レースを美しい写真と熟年の解説で網羅しています。2012年度は、元世界王者C・ストーナー引退年として巻頭で特集が組まれています。また、圧倒的速さを誇ったホンダ・マシンとタッグを組むD・ペドロサと王者J・ロレンソの激闘が余すところなく収録されています。1,000ccマシン採用の初年度、ドゥカティとロッシの最終年など、話題に尽きない一年となりました。
90~94年!フラッシュバックヴィンテージ・スクーター専門誌として世界中のスクーター・フリークから愛されている『Scootering Magazine』が全面協力の下、完成されたベスト版の第二段です。今回は90~94年までの5年間にスポットを当て、当時のイベント会場、モッズ文化、カスタム、レース風景、何気ないライダーと町並みなど、懐かしくも新鮮な風景が蘇ります。ベスパにランブレッタ、得体の知れないモデルまで多数収録した80sベスト作品です。
サイドバルブの底力を知る本書は、第一次世界大戦(1914年~1918年)と、第二次世界大戦(1939年~1945年)の戦火に投入された頑丈で整備性に優れた性能を持つサイドバルブ・エンジン搭載モデルを中心に、当時と現在の写真を組み合わせて紹介した貴重なH-Dミリタリー写真集です。戦中には100,000台以上が米軍事施設に供給され、H-D社の飛躍的な成長にも繋がりました。本編では、モデルJやFから始まり、メインとなるWLA、警察車両(珍しい黒人部隊も)までを含め、サイドバルブの歴史と進化、そして遠く離れたソビエト連邦で活躍する貴重な姿が詰まっています。また、機関銃を装備したサイドカーやサービカー、カナダ軍仕様、民間車両、スペック、オプションなど、当時の資料が少ないモデルだけにオーナーには重宝される一冊です。
イタリアの名門ラベルダイタリアは北の地で1947年に誕生したモト・ラベルダ。フランチェスコ兄弟らの手によって創立されたイタリアの名門ブランドは、50年代までは100cc以下の小排気量を、60年代後半からは名車と呼ばれた750ccシリーズ、70年代以降は大排気量モデルが登場します。本書では、創業以前のラベルダ(祖父の時代)から1997年までの歴代モデルを貴重な資料や当時のカタログ、カラー写真と合わせて紹介しています。特に750SFCシリーズに関しては、モトジロ、モンツァ、イモラで開催された耐久レースに参戦した模様とリザルトを合わせて詳しく解説しています。また、巻末には大変珍しいオフロードモデルと125cc、プロトタイプも少量ながら掲載されています。資料が少ないブランドだけにファンには嬉しい一冊です。
4気筒の雄叫び! 本書は、MVアグスタを代表する名機として語り継がれるDOHC4気筒を心に持つモデル(750、900、1000cc)にスポットを当て、熟成された750S(1969年~1975年)とアメリカ(1976年~1978年)をメインとしてパーツ毎に細かく解説した写真資料集である。当時としてはハイテクな機構を備えており、その一つ一つの役割をクランクケースを割って丁寧に綴っている。エンジン単体、内蔵パーツ、フレーム、外装、足回りは勿論、スペック詳細までも掲載。また、同社と縁の深いマーニのカスタム・キットやホンダCB900エンジン搭載車、そして1980年に登場した幻の750Sプロヴァも巻末で紹介されている。ディティールの分かる大きめの写真は、レストア時の参考にも役立つことだろう。 [ ご購入とお問い合わせ ] 代官山 蔦屋書店 〒150-0033 渋谷区猿楽町17-5 TEL/03-3770-2525 URL/http://tsite.jp/daikanyama/ec/tsutaya/